「ディストピアランド – テーマパークから国土へ:フィクションはどれだけ現実と接近できるか」
市原えつこ
アーティスト、妄想インベンター。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を提示し続ける。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルスエレクトロニカで栄誉賞を受賞。
採択年度
2024年
活動名
「ディストピアランド – テーマパークから国土へ:フィクションはどれだけ現実と接近できるか」
活動概要
「最悪な時代に、人はどのように愉快に生きられるのか」という問いのもと、多様な問題を抱える社会をユーモアとフィクションを通して生き抜く術を検討し、虚実が入り混じる未来像を市民とともに構築するプロジェクト。社会学者や生命科学者等の専門家を招いたインタビューやレクチャー等を実施し、「ディストピアの市民生活」を体験できる没入型・複合型インスタレーションとして発表予定。これらを通じて、未来の不確実性に対する市民のレジリエンスを養うことを目指す。
プロフィール
市原えつこ
アーティスト、妄想インベンター
アーティスト、妄想インベンター。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。奇想天外な発想で広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、世界中の多様なメディアに取り上げられている。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルスエレクトロニカで栄誉賞を受賞。近年の主な展覧会に「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)等。
CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
詳細ページ:CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」