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ショーケース

ハッカソン 「音からゲームをつくる」(Audio Game Center + CCBT)

2024.07.13(土)–15(月)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
開催日時
2024年7月13日(土)13:00〜21:00、14日(日) 9:00〜21:00、15日(月・祝) 9:00〜17:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
対象
年齢不問
定員
20名(事前申込、先着順)
参加費
無料
情報保障支援
文字情報支援(UDトーク)やサポートを希望される方は、申込フォームにご記入、またはCCBT問い合わせ先までご連絡ください。

クリエイターと視覚障害のあるブラインド・ファシリテーター、市民が共同し、新しい「オーディオゲーム」をつくるハッカソンを開催!

映像などの視覚情報がなくても楽しめる、「音からつくり、音で遊ぶゲーム」=オーディオゲーム。オーディオゲームは、ビデオゲームに音のアクセシビリティ(情報保障支援)をつけたものではなく、音から発想し、音だけでつくるゲームです。オンラインを中心に世界各地のクリエイターにより発表され、多様な人々がプレイするこれらのゲームは、音を通じた知覚や空間についての新たな認識をもたらすと同時に、私たちが日々どのように世界を聴いているのか、再発見する体験を生み出します。
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、このオーディオゲームを共創し、プレイすることを通じ、音からつくり、音で遊ぶことを考えるラボラトリー「オーディオゲームセンター+CCBT」をオープンします。
「オーディオゲームセンター+CCBT」では7月13日(土)から、オーディオゲームをつくるハッカソンを開催します。
オーディオゲームの魅力と、ビデオゲームのアクセシビリティとの違い、そして創作方法を講師陣が解説。さらに、さまざまな領域で活躍するエンジニアや視覚障害のあるブラインド・ファシリテーターとともに、音の捉え方や空間認知の方法を探り、ゲームの創作に挑戦します。出来上がったプロトタイプは、会期中に「オーディオゲーム・アーカイブ+」にて紹介する予定です。

グループの参加者とファシリテーターがテーブルに並んで座り、それぞれのパソコンで作業している。ファシリテーターが指をパソコンの画面に向けており、参加者は真剣に画面を見ている。
ヘッドホンを着けた三人の人が、デバイスが取り付けられた白状を使って床を探るような動作をしている。背景には「AUDIO GAME CENTER」のロゴとイベント情報が表示されたスクリーンがある。周囲にはスピーカーや折りたたみ椅子が置かれており、他の参加者も見える。

開催概要

開催日時:2024年7月13日(土)13:00〜21:00、14日(日)9:00〜21:00、15日(月・祝)9:00〜17:00
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

講師・ファシリテーター

・犬飼博士(ゲーム監督、運楽家)
・石田颯人
・江頭実里(eスポーツプレイヤー/株式会社ePARA)
・大町祥輝
・筧康明(研究者/アーティスト、東京大学大学院教授)
・加藤秀幸(システムエンジニア、ミュージシャン)
・白井崇陽(バイオリニスト/ゲームアクセシビリティ研究チーム IGL(インビジブル・ゲーミングラボ)代表)
・すずえり(鈴木英倫子)(サウンドアーティスト)
・田中みゆき(キュレーター、プロデューサー)
・辻勝利(アクセシビリティコンサルタント/株式会社SmartHR)
・長島千尋(エンジニア、リサーチャー)
・野澤幸男(プログラマー)
・真しろ(立教大学大学院生)
・松浦知也(サウンドメイカー)
・三浦大輝(エンジニア/CCBTテクニカルスタッフ)

カリキュラム

7月13日(土) 13:00〜21:00
・概要説明「オーディオゲームセンターについて/「音でつくる」ということ」(田中みゆき)
・「オーディオゲームのこれまで」(野澤幸男)
・「オーディオゲームの技術的な課題と可能性」(筧康明)
・ハンズオン「オーディオゲームで遊んでみる」
・中間発表1

7月14日(日) 9:00〜21:00
・制作
・中間発表2

7月15日(月・祝) 9:00〜17:00
・制作
・発表、体験会
・「オーディオゲーム・アーカイブ+」での展示方法の検討

申込方法

【定員に達したため、申込を締め切りました。】

募集人数:20名 ※事前申込制、先着順
年齢不問

応募要件:
・3日間のすべてのカリキュラムに参加可能であること。
・研究や創作活動等の実績を有すること。
・本ワークショップでの活動を今後の自身の活動に活かせること。
・本テーマに対して熱意を持って取り組めること
・今後の活動目標や活動計画を有すること。

参加対象者:
・サウンドデザイン、ゲームデザインに興味がある方、現在学んでいる方
・音楽などの創作活動を行い、これからプログラミングを使った制作活動にチャレンジしてみたい方
・プログラミングを行い、アーティストやデザイナーと創作をしてみたいと思っている方
・音楽・ゲーム・デジタルコンテンツ等の新規事業開発に従事している方
・AI、情報デザイン、インタラクションデザイン、HCI(ヒューマン・コンピューターインタラクション)分野にかかる研究者
・共創・協働の場づくりに興味をもつ学生、デザイナー、アーティスト、クリエイター、エンジニア、プログラマー
など

応募方法:
申込フォームにてお申し込みください。
もしくは、件名を「Audio Game Center + CCBTハッカソン応募」とし、本文に以下の内容を明記の上、メールにてccbt@rekibun.or.jpまでお送りください。
※チームで応募の際も、一名づつお申込ください。

【記載事項】
・氏名(ふりがな)
・年齢
・居住地
・メールアドレス
・職業・所属先
・専門分野・領域(下記よりお選びください/複数回答可)その他を選ばれた方は別途記入ください。
(ゲーム、アート・現代美術、デザイン、プロダクト開発、事業開発、エンジニア、AI、情報デザイン、インタラクションデザイン、HCI(ヒューマン・コンピューターインタラクション)、その他
・お持ちのスキルを教えてください。(使えるアプリや道具、プログラミング言語など)
・本ワークショップ参加を希望する理由や期待すること(400文字以内)
・チーム参加をご希望の場合、同じチームになりたい方全員のお名前を教えてください。
・本ワークショップにあたり希望するそのほか情報保障支援、サポートがあれば教えてください。(例:指点字通訳、触手話通訳、字幕)

音からつくり、音で遊ぶ。わたしたちの想像・創造を刺激する
「オーディオゲームセンター+CCBT」

会期:2024年7月13日(土)〜9月16日(月・祝)13:00〜19:00
※月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
入場無料

犬飼博士アーティスト写真

犬飼 博士Inukai Hiroshi

CCBTアーティストフェロー/eスポーツプロデューサー、ゲーム監督、運楽家

映画監督山本政志に師事。映画監督、鉄拳のプレイヤーとしてキャリアをスタートし、対戦型ビデオゲームを開発。eスポーツ事業を国内でいち早く開始しWCG、CPL、ESWC等に日本代表を引率。空間情報科学をテーマとした展示「アナグラのうた~消えた博士と残された装置~」(2011年)、「スポーツタイムマシン」(13年)等で文化庁メディア芸術祭、アルスエレクトロニカにて受賞。スポーツ共創イベント「未来の運動会」を推進。ゲーム、プレイ研究を経てアート、スポーツ等の枠組みを超えた活動を「運楽」と命名。一般社団法人運動会協会理事。

アニメ風のキャラクターイラスト。茶色の長い髪を持つ少女が白いドレスを着ており、黄色いリボンがアクセントになっている。彼女は微笑みながら片手を頬に当て、もう一方の手には白い杖を持っている。背景には黄色い花が描かれている

江頭 実里Egashira Misato

eスポーツプレイヤー/株式会社ePARA

先天性弱視であったが、病気の進行により18歳で全盲となる。現在、バリアフリーeスポーツを提唱する株式会社ePARAで働きながら、「全盲のバリアフリーeスポーツプレイヤー」としても活動。ゲームのアクセシビリティに強い関心を持ち、「ストリートファイター6」や「音戦宅球」など数多くプレイ。最近ではソーシャルゲーム、リズムゲーム、ノベルゲーム、ホラーゲームなど、幅広いジャンルのゲームにも興味を持つ。

白い背景の前で微笑んで立っている男性。男性はストライプの入った白いスタンドカラーのシャツを着ており、清潔感のある落ち着いた表情をしている。

筧 康明Kakehi Yasuaki

研究者、アーティスト/東京大学大学院教授

1979年京都生まれ。インタラクティブ・メディア研究者/アーティスト。慶應義塾大学、MITなどでの活動を経て、2018年より東京大学大学院情報学環にて研究・制作・教育に従事。博士(学際情報学)。物理素材や現象とデジタル技術を掛け合わせ、モノや身体、空間を介した体験を拡張するインタラクティブ・メディアを開発する。エンジニアリング/アート/デザインの分野をまたがって活動を展開し、SIGGRAPH、Ars Electronica Festival、YCAM山口情報芸術センター、ICCなどでの展示や、STARTS PRIZE 2022 Honorable Mention、第23回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞、ACM CHI2017 Best Paper Award、平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞など受賞も多数。

室内でサングラスをかけた男性が椅子に座りながらベースギターを演奏している。男性はベージュのポロシャツとショートパンツを着用し、集中して楽器を弾いている。背景には他のギターがいくつか立てかけられており、窓の外には道路が見える。

加藤 秀幸Kato Hideyuki

システムエンジニア、ミュージシャン

1975年東京都生まれ、東京都在住。先天性全盲。エレクトリック・ベースギターの奏者でもあり、作曲を手がけることもある。バンド「celcle」所属。映画『インナーヴィジョン』(2013年)、『ナイトクルージング』(2019年)出演。インターナショナルスクール特別非常勤講師。好きなことは、料理、ものづくり、頭が痛くなるほど細かい作業(プラモ作成など)。

緑豊かな公園で、サングラスをかけた男性が木のそばでバイオリンを演奏している。男性は白いシャツとジーンズを着用しており、集中して楽器を弾いている様子。背景には明るい緑の木々が広がり、穏やかな雰囲気が漂っている。

白井 崇陽Shirai Takaaki

バイオリニスト/ゲームアクセシビリティ研究チーム IGL(インビジブル・ゲーミングラボ)代表

1984年愛知県生まれ。1995・97年に全日本盲学生音楽コンクール(現・ヘレンケラー記念音楽コンクール)にて連続1位を受賞。筑波大学附属盲学校音楽科を経て、2008年桐朋学園大学音楽学門ヴァイオリン科卒業。同年、アルバム「大いなる刻」を発表。2019年にはアルバム「空と大地のノスタルジア」を発表し、ボーカル楽曲の歌唱にも挑戦。全国各地での演奏のほか、学校での講演、舞台音楽への参加、アニメやゲームの音楽も手掛ける。また、学生時代に、陸上競技アスリートとして世界選手権にも出場。現在も、音楽活動のみならず、ラジオパーソナリティ、囲碁など、幅広く活動する。

https://www.shiraitakaaki.com/
Photo by Benedict Phillips

すずえり(鈴木 英倫子)suzueri (Suzuki Elico)

サウンドアーティスト

東京を拠点に、自作楽器や装置による展示や演奏を行う。道具や楽器のインタラクションや身体のずれ、通信技術と即興性などに興味をもち、そこから想起される詩と物語性を問う。サウンド・アーティスト、即興演奏家として国内外で活動し、近年ではローザンヌ・アンダーグラウンド・フィルム&ミュージック・フェスティバル(LUFF)(2022年、スイス)、東京ビエンナーレ(2023年)、メールス・フェスティバル(2024年、ドイツ)などに参加。2019年 、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてチリ・バルパライソに滞在、滞在制作作品が文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品に選出。2023年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成を受けニューヨークに滞在、Harvestworks Scholarship Artistとして制作、展示を行う。

http://suzueri.org

田中 みゆきTanaka Miyuki

キュレーター、プロデューサー

「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害当事者含む鑑賞者とともに再考する。近年の仕事に、映画「ナイトクルージング」(2019年)、「音で観るダンスのワークインプログレス」(2017〜、KAAT神奈川芸術劇場劇場ほか)、「ルール?展」(2021年、21_21 DESIGN SIGHT)など。2022年、ACCの助成を得てニューヨーク大学障害学センター客員研究員としてニューヨークに滞在。共著に『ルール?本 創造的に生きるためのデザイン』(2024年、フィルムアート社)、単著『誰のためのアクセシビリティ?』(リトルモア)を出版予定。

青い背景の前で、白いシャツを着た男性が腕を組んで立っている。男性は穏やかな表情をしており、背景のシンプルな色合いが彼の落ち着いた雰囲気を引き立てている。

辻 勝利Tsuji Katsutoshi

アクセシビリティコンサルタント、株式会社SmartHR

東京在住で20年以上の経験を持つアクセシビリティのコンサルタント。仕事の傍ら海外のオーディオゲームを翻訳したり、「視覚障害者がeスポーツを楽しむための課題」(『新ノーマライゼーション』2020年10月号)と題した記事を書いたりするなど、エンターテインメントのアクセシビリティ向上にも取り組んでいる。株式会社SmartHR勤務、スクリーンリーダーNVDA日本語チーム代表、筑波技術大学非常勤講師。

窓辺に立つ女性が、大きなヘッドホンを着用している。ヘッドホンの上には小さな電子デバイスが取り付けられており、ケーブルが接続されている。女性は横向きで、明るい日差しが彼女の顔を照らしている。

長島 千尋Nagashima Chihiro

エンジニア、リサーチャー

1995年生まれ。 2018年 東京藝術大学 音楽学部 音楽環境創造科卒業、2020年 東京藝術大学 大学院 音楽音響創造卒業。在学中は開放型ヘッドフォン再生のバイノーラル作品を屋外などに持ち出して展示を行い、聴取者の周りで実際に鳴っている音とヘッドフォンの中で鳴っている音の境界線を曖昧にすることで、聴取者がその場の空間に対して持つ印象がどのように変化するかに興味を持ち、制作を行う。2020年 ソニーグループ株式会社入社。機械学習を用いた音楽制作技術や立体音響再生技術における研究開発に携わっている。

笑顔の男性がカジュアルなシャツを着て、緑の植物を背景に立っている。シャツは白、ベージュ、グレーの3色のブロックデザインで、男性はリラックスした表情をしている。

野澤 幸男Nozawa Yukio

プログラマー

音だけで表現する50を超えるゲームを作り、国内外に数百人のファンがいる全盲のゲームクリエーター。筑波大学附属視覚特別支援学校高等部卒業.慶應義塾大学環境情報学部卒業。現在は、企業のプログラマーとして勤務。3歳の時にすべての視力を失う。小学生の頃からコンピュータに強い興味を持ち、独学でプログラミングを習得し、視覚障害者向けのアプリケーション開発を始める。これまで開発したゲームは、Webサイト「にゃんちゃんの家」にて公開中。

https://yncat.net/
金髪の男性がバーのテーブルに座り、ボトルから氷入りのグラスに飲み物を注いでいる。彼は黒い服を着ており、集中してグラスを持っている。背景には別のテーブルで会話を楽しむ人々が見える。

真しろMashiro

立教大学大学院生

1998年、大阪生まれ。先天性の全盲。現在、大学院でバイリンガルの学生のコミュニケー ション能力について研究している。その傍ら、バリアフリーeスポーツを提唱する株式 会社ePARAにて、全盲のeスポーツプレイヤーとして活動し、海外への広報業務や通訳業 務なども行っている。元々、オセロやチェスなどのボードゲームに興味があり、デジタル ゲームは数年前からプレーするようになった。現在は格闘ゲームや戦略系カードゲームを 行っている。演劇や美術鑑賞のワークショップのファシリテーターとしても活動しており 、誰もがエンタメを自分らしく楽しめる方法について、日々模索している。

三浦 大輝Miura Daiki

エンジニア

一関工業高等専門学校在学中に岩手発・超人スポーツプロジェクトに出会い、スポーツは創れるということ、みんなで何かを創っていくプロセスの面白さに気付く。以降、岩手発・超人スポーツプロジェクトのファシリテーターとして活動。未来の運動会でデベロップレイヤー達の要望を一瞬で実装するエンジニアに感銘を受け、パートナーが欲しいものをプロトタイピングしながら一緒に創っていくことを目指す会社、株式会社オモローグ[omororg]を創業。面白い組織、面白い生命体を目指して日々デベロップレイしている。山口に兄弟子がいる。

企画・制作
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]