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ELECTRONICOS FANTASTICOS!

発電磁行列

ELECTRONICOS FANTASTICOS!

アーティストの和田永を中心に、様々な人々が共創しながら役割を終えた電化製品を新たな「電磁楽器」へと蘇生させ、徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト。

Photo by 海波│minami

採択年度

2023年

活動名

発電磁行列

活動概要

国内5都市とインターネット上にラボを立ち上げ、参加型アートプロジェクトとして創作活動を続けてきた「エレクトロニコス ・ファンタスティコス!」が、新作パフォーマンス「発電磁行列」を制作・発表。再生可能エネルギーで駆動する「発電祭山車」を創作し、古家電を改造した「家電楽器」による「電磁祭囃子」を奏で、東京都内を練り歩く。CCBTを拠点に様々な人々と未知の山車や楽器、楽曲を共創するためのワークショップやオープンスタジオも開催。音楽、アート、エンジニアリング、サイエンス、デザインなどの多様なジャンルが混ざり合う現代的な共創の場を実現する。

プロフィール

Photo by 海波 │ minami

和田永

アーティスト、ミュージシャン

物心ついた頃に、ブラウン管テレビが埋め込まれた巨大な蟹の足の塔がそびえ立っている場所で、音楽の祭典が待っていると確信する。しかしある時、地球にはそんな場所はないと友人に教えられ、自分でつくるしかないと今に至る。学生時代より音楽と美術の領域で活動を開始。年代物のオープンリール式テープレコーダーを演奏する音楽グループ「Open Reel Ensemble」主宰。2015年より役割を終えた電化製品を新たな楽器として蘇生させ、オーケストラを形作るプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」を始動させて取り組む。その成果により、第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは

CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
詳細ページ:CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」

同年度の採択フェロー