ホーム / イベント / SIDE CORE「under city desk」
アート・インキュベーション・プログラム

SIDE CORE「under city desk」

2023.03.21(火)–26(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
会期
2023年3月21日(火)~3月26日(日)
休館日
月曜日
開館時間
13:00~19:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
観覧料
無料

CCBTアーティスト・フェローSIDE COREによる新作「rode work ver. under city」を都内屋外空間にて発表。本作の発表にあわせ、CCBTでは本プロジェクトの制作プロセスを紹介する関連展示を開催します。

CCBTアーティスト・フェローSIDE COREによる新作「rode work ver. under city」を、2023年3月18日より「目黒観測井横 空地」(東京都目黒区)にて発表します。2017年から発表されてきた「rode work」は、震災復興や都市開発など、土木や建築をストリートの視点で切り取る作品シリーズです。
今回の新作においてSIDE COREは、「都市の地下空間」をテーマにリサーチとロケハンを重ね、普段人が立ち入ることが少ない巨大な地下調整池、使われていない浄水施設、地下鉄の廃駅などをスケーター達が探索する映像作品を制作しました。
CCBTでは本作の公開にあわせ、「作品の制作拠点を展示する」ことをテーマに、本プロジェクトの為に収集した資料や記録写真、撮影に使用した機材、関連する映像作品などを展示し、映像作品が展示されている屋外会場とCCBTを繋げます。
本展を通して明らかになるSIDE COREによる公共空間に対するアプローチと、継続したリサーチをベースにした表現拡張のプロセスは、都市と自らの関係性を再考させ、都市の見方に揺さぶりをかけることでしょう。また、私たちの足元に確かに存在し、生活を支える基盤である広大な地下空間について想像力を働かせる機会になれば幸いです。

屋外展示情報

SIDE CORE「rode work ver. under city」


会期2023年3月18日(土)~3月26日(日)
   14:00~22:00 ※推奨時間 18:00〜22:00
会場:目黒観測井横 空地(〒153-0042 東京都目黒区青葉台3丁目6)
入場無料

◆CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは

CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション・プログラム」は、国内最大規模のアーティスト・フェロー制度として、東京から世界をインスパイアする新たなアート表現の創造・研究開発を目指すものです。CCBTのアーティスト・フェローは、CCBTにおける制作費のサポート、スペース・機材の利用、専門家によるアドバイス等を受け、作品や企画を具体化し、都内での発表を行います。あわせて、CCBTにおけるワークショップやレクチャーの講師、制作プロセスの公開などを行い、CCBTを共につくりあげるパートナーとして活動しています。


photo: Shin Hamada

SIDE CORESIDE CORE

2012年より活動を開始、東京都を拠点に活動。メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。映像ディレクターは播本和宜。個人がいかに都市や公共空間のなかでメッセージを発するかという問いのもと、ストリートカルチャーの思想や歴史などを参照し制作する。ときに他ジャンルの表現者を交えたプロジェクトとして、 都市の死角や隙間となる場所で多彩な作品を展開。近年の展覧会に「Living road, Living space / 生きている道、生きるための場所」(2025年、金沢21世紀美術館)、「SIDE CORE展|コンクリート・プラネット」(2024年、ワタリウム美術館+屋外、東京)、「百年後芸術祭」(2024年、千葉、木更津市/山武市)、「第8回横浜トリエンナーレ『野草:いま、ここで生きてる』」(2024年、横浜市)ほか。

https://www.instagram.com/side_core_tokyo/
主催
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]