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未来提案型キャンプ

【一般公開】Future Ideations Camp Vol.7:Super Sober Shamanism 成果発表&成果展示

2025.10.12(日)–19(日)
東京芸術劇場 アトリエウエスト *成果発表のみ、オンライン配信あり(CCBT公式YouTubeチャンネル)
 
会期
成果発表:2025年10月12日(日)14:00〜17:00(開場:13:45〜)
成果展示:2025年10月15日(水)〜19日(日)13:00〜19:00 (最終日のみ 17:00まで)
会場
東京芸術劇場 アトリエウエスト *成果発表のみ、オンライン配信あり(CCBT公式YouTubeチャンネル)
定員
40名(事前申込、先着順)
観覧料
無料
事前申込
要(会場参加のみ、配信視聴の申し込みは不要)
配信
https://www.youtube.com/@civiccreativebasetokyoccbt3744
情報保障支援
文字情報保障(UDトーク) ※成果発表では手話通訳の対応はございません。

演劇とテクノロジーをテーマに、交流と協働制作を通じて未来に向けた新たな「演劇」の提案を目指す未来提案型キャンプ「Future Ideations Camp Vol.7|Super Sober Shamanism:同期・共在・模倣を演劇とテクノロジーの両岸から考える」。総勢約50名で取り組んだキャンプの様子と作品を発表・展示します。

参考:Future Ideations Camp Vol.4:生態系をデータとしてとらえる/表現する 撮影:斉藤純平
参考:Future Ideations Camp Vol.5:AIは生命になり得るか? 撮影:村松正博
参考:Future Ideations Camp Vol.5:AIは生命になり得るか? 撮影:村松正博

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「未来提案型キャンプ」を開催しています。本プログラムでは、選考を経た20名程度が、思考法を身につける講義、スキルセットをつくるワークショップ、グループワークによる協働制作を複数日にわたって行うほか、トークや成果展示などを一般公開します。参加者は開催毎に設定された課題について学ぶほか、グループワークを通じた協働制作により、クリエイティブなアプローチで社会課題に取り組み、未来に向けた新たな提案を創造することを目指します。

第7回目となる「未来提案型キャンプ」では、舞台芸術祭「秋の隕石」との共同企画プロデュースで、演劇とテクノロジーをテーマに実施しました。演劇におけるテクノロジーの活用を学ぶとともに、演劇というメディアを専門的に探究する交流の機会を創出し、未来に向けた新たな「演劇」の提案を目指すことに挑戦します。

一般公開となる本成果発表および展示では、参加者と講師およびファシリテーターの総勢約50名で取り組んだキャンプの様子と、参加者が自らつくり、提案する新たな<演劇作品>を実演と作品展示により紹介します。インプットからアウトプットまでの共創のプロセスをこの機会に是非お楽しみください。

成果発表

開催日時:2025年10月12日(日)14:00〜17:00(開場:13:45〜)
会場:東京芸術劇場 アトリエウエスト
参加費:無料
要申込(詳細は後日公開)

成果展示

会期:2025年10月15日(水)〜19日(日)13:00〜19:00 (最終日のみ 17:00まで)
会場:東京芸術劇場 アトリエウエスト
参加費:無料

アクセス

東京芸術劇場 アトリエウエスト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 地下1階
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結。
詳細:東京芸術劇場アクセス

キャンプ参加者

・蟻塚唯衣(アーティスト、色聴翻訳者)
・石丸めぐみ(大学生、魔女)
・岩下拓海(俳優)
・上野森爾(音楽家、勉強家)
・内田颯太(写真家)
・姥凪沙(アーティスト)
・遠藤友咲(プラクティショナー、大学院生)
・加藤野愛(パフォーマー、旅人)
・コウ カイン(大学院生)
・小林遼(アーティスト、演出家、精神科医)
・Shion Kim(アーティスト)
・徐秋成(アーティスト、俳優)
・シン カギ(大学院生)
・鈴木調(パフォーマー、映像作家)
・對中優(アーティスト、VJ)
・遅亦周(舞台美術デザイナー)
・中橋侑里(アーティスト、デザインリサーチャー)
・中山皓仁(デザイナー、大学生)
・廣瀬一穂(演出家)
・藤中康輝(アーティスト、演出家)
・宮田真理子(カメラマン、舞台映像デザイナー、オペレーター)
・村田実莉(ビジュアルアーティスト)
・矢木奏(アーティスト)
・横山豪(エンジニア)
・Luna(大学生)

プログラムディレクター

・江口正登(研究者)
・ゴッドスコーピオン(メディアアーティスト)
・篠田千明(演劇作家、演出家、学童指導員、観光ガイド)

講師・ファシリテーター

・岸裕真(アーティスト)
・JACKSON kaki(アーティスト、DJ、VJ、映像作家、グラフィッ クデザイナー)
・中井悠(音楽その他、東京大学副産物ラボ)
・円香(現代魔女、アーティスト)
・山本浩貴(小説家、デザイナー、批評家、編集者、いぬのせなか座主宰)
・涌井智仁(美術家、音楽家、WHITEHOUSEディレクター・キュレーター)

申込方法

成果発表の会場参加のみ、事前申込制です。
会場での参加を希望される方は、下記1・2のいずれかからお申し込みください。
そのほか、配慮やサポートの希望等ありましたらお気軽に下記までお問い合わせください。
1)フォームから申し込む
下記、申込フォームより申し込みください。(別ページに移動します)

Peatixリンクボックス

2)メールで申し込む
下記の必要事項を明記のうえ、件名を「Camp7成果発表 申し込み」とし、お申し込みください。
メール:event@autumnmeteorite.jp
件名:「Camp7成果発表 申し込み」
1. お名前(フリガナ)
2. ご連絡先(メールアドレス)
3. 文字情報支援(UDトーク)ご利用有無

問い合わせ先

東京舞台芸術祭実行委員会事務局
舞台芸術祭「秋の隕石」
Future Ideations Camp Vol.7担当
event@autumnmeteorite.jp

舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」

豊島区池袋の東京芸術劇場を中心に、2025年10月1日より11月3日まで開催する国際的な舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」。演劇作家・演出家・小説家・チェルフィッチュ主宰の岡田利規がアーティスティック・ディレクターを務め、あらゆる人々に対して広く開かれた国際的な舞台芸術祭となることをめざす。今、ここ、にある日本と世界の舞台芸術表現が、より身近なもの、自分と直接接続し腑に落ちるものとして捉えられるような、さまざまな現実の姿に気づき新たな視点でこの世界を捉え直すことができるような機会を創り出す。2025年は、国内・海外の多様な舞台芸術作品14演目による「上演プログラム」、レクチャーやワークショップなどの「上演じゃないプログラム」、その両方を支える「ウェルカム体制(=来場サポートのこと)」の3つを展開する。

主催:東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流))|独立行政法人日本芸術文化振興会
協賛:アサヒグループジャパン株式会社
メディアパートナー:Tokyo Art Beat
協力:豊島区、西武鉄道株式会社、東武鉄道株式会社

星柄オレンジTシャツにネイビーブレザーを羽織った眼鏡をかけた男性

江口正登Eguchi Masato

研究者

演劇研究/パフォーマンス研究/表象文化論。ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部客員研究員、立教大学現代心理学部助教、合同会社syuz’genなどを経て、現在、立教大学現代心理学部および跡見学園女子大学文学部で兼任講師。研究上の主要な関心は、第二次大戦後のアメリカ合衆国における〈パフォーマンス的転回〉を歴史的・理論的に広く検討すること。俳優としての出演作にチェルフィッチュ『三月の5日間』(2004年)、「インダハウス・プロジェクツ」no.1『三月の5日間[オリジナル版]』(2018年)など。

ゴッドスコーピオンGod Scorpion

メディアアーティスト

主に形而上学や宗教哲学、テクノロジーを題材に、時間軸と空間軸のフレームの変化をテーマにした作品を制作。作品は都市や屋外、屋内、身体といったさまざまな空間で展開され、XR 技術を利用したマルチメディア、横断的な作品を手がける。XRプラットフォーム「STYLY」を提供する株式会社STYLYのファウンダーメンバー/シニアアートディレクター。

グラフィティの描かれた青い金属壁を背に、ベージュのキャップとオレンジの長袖シャツを着て、両手を頬の下に添え、満面の笑みでカメラを見つめている女性の写真
Photo: Graham Mayer

篠田千明Shinoda Chiharu

演劇作家、演出家、観光ガイド、学童指導員

複数の環世界を聞き分けて空間に配置し、閉じずに整えるのが得意。2004年に多摩美術大学の同級生と「快快」を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。その後バンコクに移動し、ソロ活動を続ける。2020年3月に日本に帰国、練馬を拠点とする。2020年山口情報芸術センター[YCAM]と共同でオンラインパフォーマンス『5x5x5本足の椅子』製作。2022年には東京の民家を舞台に『no plan in duty』を演出。美学校で『劇のやめ方』という講座を担当している。

撮影:手塚 なつめ

岸裕真Kishi Yuma

アーティスト

AIを「Alien Intelligence(エイリアンの知性)」と捉え直し、人間とAIによる創発的な関係「エイリアン的主体」を掲げて、自ら開発したAIと協働して絵画、彫刻、インスタレーションの制作を行う。2023年よりほぼすべての制作において、AIモデル「MaryGPT」がキュレーションを担当。主な活動として、個展「Oracle Womb」(2025年、 √K Contemporary)、参加展覧会「DXP2」(2024年、 金沢21世紀美術館)など。受賞歴に「CAF賞2023」入選など。主な著書に『未知との創造:人類とAIのエイリアン的出会いについて』(誠文堂新光社)がある。

JACKSON kakiJACKSON kaki

アーティスト、DJ、VJ、ディレクター、グラフィックデザイナー

1996年静岡県生まれ。山梨県甲府在住。3DCGや映像、パフォーマンス、インスタレーション、サウンドなどのマルチメディアの表現に取り組み、身体とテクノロジーの関係性を脱臼的感覚に落とし込む。VJとしてはMONDO GROSSOやEYヨなどの国内のアーティストから、Two ShellやKode 9などの海外のアーティストとのコラボレーションを行い、クラブシーンを中心に活動する。アーティストとしては国内のギャラリーなどの展示の参加や、海外の美術館でのAudio Visualのライブを行う。

https://twitter.com/Kakiaraara https://www.instagram.com/kakiaraara/ https://www.tiktok.com/@kakiaraara https://www.youtube.com/@kakijackson2697
きな男性の顔をかたどった紙製マスクを手に持ち、椅子に座っている男性の写真

中井悠Nakai You

音楽その他、東京大学副産物ラボ

No Collectiveのメンバーとして音楽、ダンス、演劇、お化け屋敷などを世界各地で制作。制作のかたわらで実験的電子音楽、パフォーマンス、影響や癖の理論などについて研究を行なう。著書に『Reminded by the Instruments: David Tudor’s Music』(Oxford University Press, 2021年)など。最近の制作に、1970 年代半ばに構想されたものの未完に留まっていた、孤島を丸ごと楽器化する《Island Eye Island Ear》の半世紀越しの実現など。翻訳に『調査的感性術』(水声社、2024年)など。東京大学准教授、アヴァンギャルドアート部会主任、副産物ラボ主催。

https://www.selout.site/jp
オレンジのジャケットを羽織った女性の写真

円香Madoka

現代魔女、アーティスト

モダンウィッチクラフト文化を研究、実践。未来魔女会議主宰。『文藝』『エトセトラ』『ムー』『Vogue』『WIRED』「Tokyo Art Beat」などに魔女に関するインタビューや記事を掲載。2023年からダナ・ハラウェイ研究者の逆卷しとねとキメラ化し、まどかしとね名義でZINE『サイボーグ魔女宣言』を発売。集英社新書プラスにて「現代魔女」、笠間書院にて「Hello Witches! ! ~21世紀の魔女たちと~」を連載中。

キャラメルブラウンのフード付きジャケットを羽織り、木目の壁が並ぶ室内のテーブルに肘をついて座っているメガネの男性
Photo: Natsuki Kuroda

山本浩貴(いぬのせなか座)Yamamoto Hiroki (Inu no Senaka-za)

小説家、デザイナー、批評家、編集者、いぬのせなか座主宰

1992年生まれ。制作集団・出版版元・デザイン事務所「いぬのせなか座」主宰。小説や詩歌の執筆、芸術全般の批評、書籍や印刷物のデザイン・編集・出版、上演作品の制作などを通じて、現代における表現と生のあいだの関係の可能性を検討・提示している。主な小説に「無断と土」(『異常論文』(樋口 恭介編、早川書房、2021年)『ベストSF2022』(大森望編、竹書房、2022年))。批評に『新たな距離』(フィルムアート社、2024年)。デザインに『クイック・ジャパン』(159-167号、太田出版、2022-23年)、吉田恭大『光と私語』(いぬのせなか座、2024年)。企画・編集に『早稲田文学 特集=ホラーのリアリティ』(筑摩書房、2021年)。

https://lit.link/hirokiyamamotoinunosenakaza
ざらついたモノクロ画面に、ドア枠の前で薄いガラス越しにこちらを直視する男性の写真

涌井智仁Wakui Tomohito

美術家、音楽家、WHITEHOUSEディレクター・キュレーター

1990年新潟県生まれ。主な展覧会に「nonno」(2016年、8/ART GALLERY/Tomio Koyama)、「Dark Independants」(2020年、オンライン/都内某所)、「JUNK’S PORTS」(2023年、ANOMALY、東京)、「電気-音」(2023年、金沢21世紀美術館)、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(2024年、東京都現代美術館)など。

https://tomohitowakui.com/https://7768697465686f757365.com/
主催
東京都、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)、東京舞台芸術祭実行委員会〔東京都、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)〕