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アート・インキュベーション・プログラム

SnoezeLab.「みて・さわって・きいて—感じてあそぶスヌーズレン・ラボ」

2024.03.05(火)–10(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
会期
2024年3月5日(火)〜3月10日(日)
開館時間
13:00〜19:00  ※ファミリータイム 11:00〜13:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
観覧料
無料

※本プロジェクトはシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]による「アート・インキュベーション・プログラム」のアーティスト・フェロー活動の一環として制作しています。

2023年度のCCBTアーティスト・フェローである、SnoezeLab.(スヌーズレン・ラボ)による展示企画「みて・さわって・きいて—感じてあそぶスヌーズレン・ラボ」を開催します。会期中は、ワークショップやトークイベントも実施します。

こどもの心に戻って、インクルーシブな環境を感じる体験を
年齢や障害の有無、国籍に関わらず、さまざまな体験が楽しめるラボがオープン

1970年代のオランダで重度知的障害者の余暇活動として始まり、日本でも福祉施設を中心に普及してきた「スヌーズレン」。光・音・匂い・振動・触覚の素材などを用いて、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に、前庭覚・固有受容覚を加えた7つの感覚を刺激する独創的な空間のなかで、当事者・介助者・空間の3要素が相互に絡み合う環境をつくります。そんなスヌーズレンをベースとする展示企画「みて・さわって・きいて—感じてあそぶスヌーズレンラボ 」を開催します。

想いを言葉で伝えられない人たちがいます。幼いこどもたち、知的障害のある人々、認知症の高齢者。もしかしたらあなたの隣にいる人かもしれません。今回オープンする3つのラボでは、五感に前庭感覚、固有受容感覚を加えた7つの感覚にアプローチすることで、言葉に頼らない”感じるコミュニケーション”を創出し、感情を豊かに表現し、互いに理解し合うインクルーシブな環境を創出します。

開催情報

みて・さわって・きいて—感じてあそぶスヌーズレン・ラボ

会期3月5日(火)〜3月10日(日) 13:00~19:00
※ファミリータイム 11:00〜13:00 (赤ちゃんや小さなお子さま、重症心身障害のお子さまが安心して遊べる環境として一部スペースを開放します) 
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
料金:入場無料

見どころ

▶︎7つの感覚を楽しめる3つのラボが登場!

センサリーラボ

SnoezeLab.による日本のセンサリールームを体験できるラボ。
ハイハイ前の赤ちゃんや重度障害のあるこどもも楽しめるブランコ、幻想的で優しい光や色、音などで構成されたコーナーなど、たくさんの企業のプロダクトが大集合。

イマーシブラボ

身体や感覚器をいっぱいに使い、没頭して楽しめるラボ。
身体機能に関わらずみんなが楽しめることを目指す体験型コンテンツ、没入型インタラクティブ・プロジェクション「ミラージュ」、複数の香りを楽しむ「くんくんソムリエ」などが登場。

アレコレアジワウラボ

インクルーシブスイーツ参考イメージ
マイペースカフェの様子
参考イメージ 提供:マイペースカフェ


味覚だけでなく、展示を見たり、ひと息入れて考えたり。この場の体験についてじっくり味わうためのラボ。
美味しいコーヒーや紅茶、みんなで一緒に美味しく食べられる「インクルーシブスイーツ」を提供するカフェも登場。障害やさまざまな特性のある若者たちが給仕を担当します。

▶︎ファミリータイムとカフェタイムを実施!

11:00〜13:00 ファミリータイム

開館前に一部スペースを、赤ちゃんや小さなお子さま、重症心身障害のお子さまが安心して遊べる環境としてオープン。
ご家族との午前中のお楽しみに、子どもたちとの交流に、自由にゆっくりとお楽しみください。

13:00〜16:00 カフェタイム 

いつもは飲食禁止の空間に、カフェが開店!摂食嚥下障がいの有無に関わらず、同じものを一緒に食べることができる「インクルーシブスイーツ」を飲み物と一緒に提供します。
障害や特性のある若者たちと交流しながら、同じ空間で同じものを一緒に「いただきます!」

▶︎多様なひとが運営チームに参画!

SnoezeLab.が目指す「インクルーシブな環境」を支えるため、障害のあるひとのみならず、そのご家族も運営チームに参画!物的環境のみならず運営全体を通じたインクルーシブな環境づくりを提案しています。会場には、分身ロボット「OriHime」も駐在。遠隔地から運営に参加します。
なお、運営チームのチームビルディングに向けて、2023年12月15日にCCBTでワークショップを実施しました。そのレポートが、SnoezeLab.公式Facebookで公開中!

関連イベント

ワークショップ「香りで探す“私”の感情」

映像、音楽、香り、参加者同士の語り合いを通じて自分自身の感情と向き合い、お気に入りの香りを探すワークショップ。

日時:3月6日(水)、3月7日(木) 各日11:00〜12:15
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
協力:梶川美久里(株式会社ポーラ)

梶川美久里


対象者:
6日の回:乳幼児を育てている方
7日の回:障害のあるお子さんを育てている方
【お願い】CCBTでは、託児サービスのご提供は行っておりませんが、ぜひワークショップの間はファミリータイムをご活用いただけますと幸いです。ご理解とご協力をお願いいたします。

定員:各日9名(事前申込、先着順)※定員に達し次第、受付終了
参加費:無料
申込方法:下記応募フォームより申し込みください。(別ページに移動します)

トークイベント「もっとインクルーシブに遊び・育ち・はたらく」

インクルーシブな環境の大切さは社会的に浸透してきましたが、その実現には、暮らしを支える多面的なアプローチが必要です。
本トークイベントでは、各方面で活躍されているゲストを交え、SnoezeLab.とともに、インクルーシブな子育て環境の実現に向けて語り合います。

日時:3月8日(金)19:00〜21:00
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
参加費:無料
定員:40名(申込不要、先着順)
登壇ゲスト:
秋山政明(一般社団法人Burano理事)
永峰玲子(一般社団法人mogmog engine)
大槻昌美(非営利型株式会社Polaris代表取締役)

秋山政明
永峰玲子
大槻昌美

クロージングトーク「テクノロジーとウェルビーイングがつながり、ひらく、未来にむけて」

スヌーズレンは、ヨーロッパにおいてウェルビーイングと結びつきながら、テクノロジーを活用した環境づくりが進められています。一方で、日本では福祉施設を中心に広がりを見せており、様々なテクノロジーの活用が今後スヌーズレンを発展させていくでしょう。テクノロジーとウェルビーイングが結びつくとき、どのような未来が描けるのでしょうか?

企画展示の最後を飾るトークイベントでは、今回SnoezeLabが提案するインクルーシブな環境を出発点として、テクノロジーとウェルビーイングが共に切り開く未来について、来場者と共に考えます。

日時:3月10日(日)16:00〜17:30
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
参加費:無料
定員:40名(申込不要、先着順)
登壇ゲスト:
伊藤雄一(青山学院大学理工学部教授)
久世祥三(アーティスト、エンジニア/2023年CCBTアーティスト・インキュベーション・プログラム メンター)

伊藤雄一
久世祥三

【CCBTアクセスおよび館内バリアフリーについて】

CCBTでは、車いす等利用者向け推奨ルートを紹介しています。
ベビーカーや車椅子等をご利用されている方は、下記「写真つきルート案内」をご参照ください。
(別ブラウザで表示されます)

館内ルート
渋谷東武ホテル宇多川町交差点の入口より入場し、フロント奥のエレベーターを利用してB2Fまでお越しください。

多機能トイレ
ホテル内2Fにございます。
ユニバーサルトイレの利用に関しては、受付スタッフまでお問い合わせください。

アーティスト・プロフィール

SnoezeLab.(スヌーズレン・ラボ)

共創プラットフォーム

スヌーズレン・センサリールームの環境づくり&乳幼児や特別支援が必要な子どもたちのデジタルコンテンツの企画開発を専門とする橋本敦子と、母親を中心としたサスティナブルなチーム作りを手がけてきた市川望美が参画。共に内閣府主催のソーシャルビジネスプランコンペ入賞し、それぞれの活動を行なってきたが、CCBTアーティスト・フェロー採択をきっかけに新プロジェクトが始動。 障害のある人や障害のある子こどもの母親が運営チームに参画、物的環境のみならず運営全体を通じたインクルーシブな環境づくりを開発している。


CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは

CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
詳細ページ:CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」


橋本 敦子Hashimoto Atsuko

センサリールームプロデューサー、研究者/SnoezeLab.代表理事

専門は、乳幼児や特別支援を必要とする子どものデジタルコンテンツの企画開発、スヌーズレン・センサリールームの環境づくり。日本大学芸術学部放送学科卒業、東京学芸大学教育学部修士課程修了。オランダWorldWideSnoezelenにてコーチトレーニングを修了、2013年より児童福祉・教育施設を中心に講座提供や空間づくりを行ってきた。 Relax’Creation project(株)代表取締役/NHKエデュケーショナル インクルーシブ教育プロジェクト ディレクター/共立女子大学非常勤講師。

市川 望美Ichikawa Nozomi

非営利型株式会社Polaris取締役ファウンダー、合同会社メーヴェ代表、一般社団法人幸せなコミュニティとつながり実践研究所理事

短大卒業後、IT系企業へ入社。育児離職ののち退職。せたがや子育てネット、子育て支援グループ「amigo」で循環型の子育て支援に従事。2011年、働き方に軸足を移し、内閣府地域社会雇用創造事業ビジネスプランコンペで採択され、2012年に非営利型株式会社Polaris 設立。2016年、フォロワーシップ経営に取り組むため代表交代、取締役ファウンダー就任。2023年1月、より個人的関心に根差した実験的なプロジェクトを推進するために合同会社メーヴェを設立。DEATHフェスなど新規プロジェクトに取り組み中。

秋山 政明Akiyama Masaaki

一般社団法人Burano理事

サウスアラバマ大学 ビジネス学部卒業後、株式会社リクルート(現リクルートマーケティングパートナーズ)に就職。退社後、2015年に古河市の市議会議員選挙に出馬し当選。市会議員となる。2016年に重度障害のある第二子の誕生をきっかけに、「重度障がい児を預かる多機能デイサービス」と「母親の仕事支援」を掛け合わせた日本唯一の施設「Burano(ブラーノ)」を立ち上げる。医療的ケアや重心児と家族を地域に繋げる活動を行っている。

https://burano.or.jp/

大槻昌美Otsuki Masami

非営利型株式会社Polaris代表取締役

大学卒業後、一般企業にて営業事務を6年経験した後出産を機に退職し、子育てに専念する。地域で活動をする人たちの多様な「はたらく」に出会い、子連れボランティアを始める。産後の家事援助「マザリングベル」(子育て支援グループamigo)の産褥シッターやNPO法人せたがや子育てネットの理事、保育スタッフ、子育てひろばのスタッフなどを経験。2012年Polarisを共同創業、2016年代表就任。多様なはたらく機会と役割の中で、よりその人らしさが発揮できるチームづくりやコミュニティ運営等に取り組む。

https://polaris-npc.com/

永峰玲子Nagamine Reiko

一般社団法人mogmog engine(スナック都ろ美)、患者会の代表

元渋谷109カリスマ店員。日本に100人未満とされる難治性てんかん「大田原症候群」のある子どもを育てながら、福祉の社会課題を解決する様々なプロジェクトに取り組む。一般社団法人mogmog engine(モグモグエンジン)を共同で立ち上げ、噛んだり飲み込んだりすることが難しい摂食嚥下障害がある子どもとその家族のコミュニティ「スナック都ろ美」を運営。教育研究機関や料理専門家などと協働し、摂食嚥下に配慮された「インクルーシブフード」を開発。「もぐもぐは、それぞれ」をモットーに食を通してインクルーシブな世の中を作ろうと活動中。

https://snack-toromi.com

伊藤 雄一Itoh Yuichi

青山学院大学理工学部教授

1975年愛媛県生まれ。2002年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程中退と同時に同研究科助手に着任。同大学院情報科学研究科助教、大阪大学クリエイティブユニット准教授を経て、現職。博士(情報科学)。 大阪大学の広報・ブランディングをディレクションする傍ら、研究者としてヒューマンコンピュータインタラクション業界でも活躍。国内外の学術会議やシンポジウムにおいて最優秀論文賞、最優秀デモンストレーション賞など数多く受賞。人とコンピュータの関係をより良くすべく、新たなインタラクション技術の確立に関する研究に従事。大阪大学大学院情報科学研究科情報システム工学専攻招へい教授。

https://x-lab.team
photo: Kenji Kagawa

久世 祥三Kuze Shozo

アーティスト、エンジニア

1999年多摩美術大学絵画科油画専攻卒。在学中にMacに触れコンピュータによる表現に興味を持つ。その後センサやPCをつなぐデバイスの開発を独習し、サイト「久世に訊け!!」に公開。2005年からエンジニアとして、芸術家やデザイナーをサポートする仕事を始め、2009年に坂本茉里子とアートユニット「MATHRAX(マスラックス)」を結成。光、音、香り、木や石などの自然物を組み合わせた作品を制作する。近年の主な個展に「光さす間に」豊中市立文化芸術センター。現在、多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師。

https://mathrax.com/https://twitter.com/mathrax
企画・制作
SnoezeLab.
主催
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

映像・サウンドデザイン:Relax’Creation project. Inc.
運営パートナー:合同会社メーヴェ
デザイン・制作協力:右脳事件株式会社
協働パートナー:非営利型株式会社Polaros、一般社団法人ギフテッド、NPO法人ピープルデザイン研究所、一般社団法人Burano
協力:一般社団法人コ・イノベーション研究所、一般社団法人mogmog engine、 遊びリパークリノアたまプラ、ミシンカフェ&ラウンジnico、Aroma Acu-Fountain
協賛:株式会社セントラルヒルズ、日都産業株式会社xNPOポップンクラブ、株式会社乃村工藝社、 大阪ヒートクール株式会社、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社、 株式会社ピーエーエス、株式会社ポーラ、WizeFloor JPプロジェクト