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未来提案型キャンプ

未来提案型キャンプ「Future Ideations Camp vol.1: Import *」成果展示

2023.02.24(金)–28(火)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
会期
2023年2月24日(金曜日)〜2月28日(火曜日)
休館日
月曜日
開館時間
13:00-19:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
観覧料
無料

※公開イベントとして、2月23日(木)15:30–17:30には参加者によるプレゼンテーションを行います。

多様な領域で応用される「コンピューターによるデザイン(Computational Art and Design)」をテーマに、総勢40名で取り組んだ5日間のキャンプの様子とプロトタイプを紹介

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、ミッションである「デジタルテクノロジーの活用を通じて、人々の創造性を社会に発揮する(シビック・クリエイティブ)」の実現に向け、デジタルテクノロジーを活用したデザイン手法とアート思考で東京の課題解決に取り組む、短期集中キャンプ「Furture Ideations Camp」を2023年2月19日(日)から2月23日(木・祝)の5日間にわたり開催しました。
本プログラムは、2000年代以降の潮流である、データを共有したものづくりや、創作活動を通したコミュニティの醸成、パブリックな価値の追求を通じて、思考法を身につける講義、スキルセットをつくるワークショップ、グループワークを通じた協働制作を複数日にわたって集中的に行うものです。

CCBTの開催・第1回目となる今回は、「コンピューターによるデザイン(Computational Art and Design)」を社会や空間へ「import*=持ち込む」ことをテーマとしました。90年代以降、アートやデザインの教育現場では、コンピューターを用いたカリキュラムが増加し、テクノロジーを媒体にデザインすること、表現することの重要性が改めて注目されるようになっています。本カリキュラムでは、プログラミングやコードの記述が個人の表現を超えて、社会への新たな提案、他者との協働の手法へと展開される可能性を探求しました。
最終課題としたグループワークでは、渋谷のデジタルサイネージの新たな可能性や、子どもたちの遊びのための新しいツール、人々と共有可能な新しい時計のシステムを構想し、プロトタイプが制作されました。
この成果展示は、講師・ファシリテーター・参加者の総勢40名で取り組んだ5日間のキャンプの様子とプロトタイプを紹介するものです。共創のプロセスをご覧いただくとともに、プロトタイプの体験を通じ、本カリキュラムで培われた発想と提案をお楽しみください。

参加者(出展者):
・穴井 佑樹(プログラマー、アーティスト/non-classic株式会社)
・阿部 和樹(プログラマー)
・石井 飛鳥(アーティスト)
・遠藤 勝也(プログラマー、アーティスト/株式会社スタジオ・アルカナ)
・大山 貴史(エンジニア、インタラクションデザイナー)
・川 明日香(デザイナー/武蔵野美術大学学生)
・kumo moku(多摩美術大学学生) 
・桑﨑 真里亜(デザイナー、映像ディレクター/武蔵野美術大学生)
・小林 真幸(デザイナー、ウェブエンジニア/映像ワークショップ合同会社)
・小南明花音(甲南女子大学学生)
・頃安 祐輔(音響作家/筑波大学大学院生)
・柴田 一秀(デザイナー、エンジニア)
・Joyce den Hertog (MSc Media Technology Student / Leiden University)
・shintaro ono(開発者)
・鈴木悠子(版画家)
・Senbaku(クリエイティブコーダー)
・永田 一樹(アーティスト)
・浪川 洪作(プログラマー、アーティスト/筑波大学学生)
・成瀬 陽太(ビジュアルプログラマー/慶應義塾大学学生)
・増本 慶 (デザインエンジニア、アーティスト)
・松岡 佑馬 (エンジニア、デザイナー、アーティスト/慶應義塾大学学生) 
・松村 智也(筑波大学研究生)
・羽田 光佐 (アーティスト)
・山岸奏大(エンジニア、デザイナー/情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 学生)
・リュ・ユモエ(早稲田大学学生)


講師・ファシリテーター:
ジョン・マエダ(テクノロジスト、マイクロソフト デザイン&AI(Design and Artificial Intelligence)統括責任者)【会期前のプレレクチャー(2月12日(日曜日)】
・ゴラン・レヴィン(アーティスト、エンジニア、リサーチャー、教育者)

・豊田 啓介(東京大学生産技術研究所特任教授、NOIZ、gluon)
セオ・ヒョジョン(アーティスト/Samsung Art & Design Institute教授)

・会田 大也(ミュージアムエデュケーター)
・荒牧 悠(アーティスト)

・大島 遼(プログラマー、インタラクションデザイナー)
・堀 宏行(プログラマー/汎株式会社代表取締役社長)
・稲福 孝信(プログラマー)
・木村 優作(テクニカルディレクター、エンジニア)
・真崎 嶺(グラフィックデザイナー)
・MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕(アーティスト、エンジニア、デザイナー)


プログラムディレクター:
・萩原 俊矢(ウェブデザイナー、プログラマー)
・林 洋介(プログラマー/株式会社HAUS取締役)

ジョン・マエダJohn Maeda

テクノロジスト/マイクロソフト デザイン& AI(Design and Artificial Intelligence)統括責任者

1966年生まれ。レジリエンスとリニューアルに情熱を注ぐアメリカのテクノロジスト、プロダクト・エクスペリエンスリーダー。Web2.0とWeb3.0を横断する商用アプリケーションのためのジェネラティブ・アートとコンピューテーショナル・デザインの先駆者として活躍。さらに、アメリカにおけるSTEM教育からSTEAM教育への転換に向けた運動を牽引したことでも知られる。データとAIの情報をアルゴリズムによってビジュアライゼーションとした作品で、ホワイトハウスのナショナルデザイン賞を初受賞。また、オンラインインフルエンサーとして、また様々なスタートアップ企業の投資家としても知られている。人工知能と機械学習の導入書『How To Speak Machine』や、技術系書籍のベストセラー『シンプリシティの法則』など5冊の著書を刊行。ワイアード誌は、「デザインにとってマエダは、まさに金融界にとってのウォーレン・バフェットなのである」と評している。

https://maedastudio.com/

ゴラン・レヴィンGolan Levin

アーティスト、エンジニア、リサーチャー、教育者

1972年生まれ。機械語、視覚文化、クリティカル・メイキング(批判的ものづくり)の新しい交点を探求する。現在、カーネギーメロン大学美術学部にてエレクトロニックアートの教授を務め、その教育法は個人を表現する媒体としてのコンピューターの活用に焦点を当てている。MITメディアラボやアルス・エレクトロニカ・フューチャー・ラボなどで30年以上にわたり技術研究に携わり、近年、「Code as Creative Medium: 創造的なプログラミングの教育のための実践ガイドブック」(MIT Press、2021年/BNN、2022年)を共同執筆している。レヴィンの作品は恣意的で挑発的、かつ高尚さを併せ持ち、そのメディアはオンラインやインスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる。デジタルテクノロジーに独自の仕掛けを組み込むことで、人と機械の関係性を浮かび上がらせ、人間の表現行為の裾野を広げ、参加者の創造的主体者としての可能性を呼び起こす。

http://www.flong.com/

豊田 啓介Toyoda Keisuke

東京大学生産技術研究所特任教授、NOIZ、gluon

1972年、千葉県出身。1996~2000年、安藤忠雄建築研究所、2002~2006年、SHoP Architects(ニューヨーク)を経て、2007年より東京と台北をベースに建築デザイン事務所 NOIZ を蔡佳萱と設立、2016年に酒井康介が加わる。2020年、ワルシャワ(ヨーロッパ)事務所設立。2017年、「建築・都市×テック×ビジネス」をテーマにした領域横断型プラットフォーム gluonを金田充弘と設立。コンピューテーショナルデザインを積極的に取り入れた設計・開発・リサーチ・コンサルティング等の活動を、建築やインテリア、都市、ファッションなど、多分野横断型で展開している。2025年大阪・関西国際博覧会 誘致会場計画アドバイザー(2017年~2018年)。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ(2020年~)。一般社団法人Metaverse Japan 設立理事(2022年~)。2021年より東京大学生産技術研究所特任教授。

https://noizarchitects.com/

セオ・ヒョジョンSeo Hyo-jung

アーティスト、Samsung Art & Design Institute 教授

メディアテクノロジーと身の周りの物を融合させ、日常に新しい視点をもたらすインスタレーションやパフォーマンスを制作する。メディアリテラシー教育への関心から、クリエイティブ・コンピューティングの授業を通じてコーディングの様々な可能性を追求しており、当該分野における多数のプロジェクトに携わる。最近では、アルゴリズムによってイメージを生成するジェネラティブ・アートの表現を主なテーマとし、鑑賞者の様々な感情や反応を喚起するユニークで動的なビジュアル作品を展開している。

https://www.instagram.com/seohyo/

会田 大也Aida Daiya

ミュージアム・エデュケーター

1976年生まれ。ミュージアム・エデュケーター。東京造形大学、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了。ミュージアムにおけるリテラシー教育や美術教育、地域プロジェクト、企業における人材開発等の分野で、ワークショップやファシリテーションの手法を用いて「学校の外の教育」を実践してきた。一連の担当企画にてキッズデザイン大賞や、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。東京大学大学院GCL特任助教、あいちトリエンナーレキュレーター(ラーニング)などを経て、2019年より山口情報芸術センター[YCAM]学芸普及課長。合同会社the paper 代表社員。

Photo_Aya Kawachi

荒牧 悠Aramaki Haruka

アーティスト

神奈川県生まれ。慶應義塾大学政策メディア研究科修了。構造や仕組み、人の認知に注目した作品を制作している。作るオブジェは動いたり動かなかったり、扱う材料は様々。主な参加展覧会に「単位展-あれくらい それくらい どれくらい?」(2015,21_21designsight)、「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」(2016,21_21designsight)、「すがたかたち展」(2017,青山spiral)、個展「青と赤展」(2018,Hikarie 8/ aiiiima)、「ストゥラクチャ」(2021,Hikarie 8/ aiiiima)など。

https://harukaaramaki.com/

大島 遼Oshima Ryo

プログラマー、インタラクションデザイナー

1986年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。人間の知覚能力を活かす問題の設計と表現の研究開発を行っている。主な仕事に『解きたくなる数学』(共著・岩波書店刊・2021)、「YCAM Wayfinding Signage」システムデザイン(2019)、「単位展」「情報の比較」映像制作(21_21 DESIGN SIGHT・2015)、「指を置く展」実験装置制作(ggg・2014)等。受賞に、D&AD Yewllo Pencil(2012)、未踏IT人材発掘・育成事業スーパークリエータ認定(2011)。

稲福 孝信Inafuku Takanobu

プログラマー

1984年東京都生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。デザイン会社勤務、フリーランスを経て、現株式会社HAUS取締役。 主に商業施設や公共施設におけるインタラクティブな展示物の制作や、現代美術やメディアアートの分野を中心とした作家の作品制作にテクニカルサポートとして参加、自身もコンピューターと関連する技術そのものを素材・題材としたインスタレーション作品の制作などを行う。

堀 宏行Hori Hiroyuki

プログラマー、テクニカルディレクター/汎株式会社代表取締役

1978年長崎県生まれ。大学で映画批評を学んだ後、表現におけるマテリアルとしてのコンピュータへの興味からプログラミングを始める。2006年、プログラマーを休職し、国際情報科学芸術アカデミー (IAMAS) 入学。プログラミング技術をベースにしたオーディオビジュアル作品製作に取り組む。2008〜2016年、株式会社ライゾマティクスにてプログラマー・テクニカルディレクターとして活動。2017年、汎株式会社を設立し、インタラクティブインスタレーション制作や舞台演出、ミュージックビデオ制作から新規商品開発、大手メーカーにおけるR&D事業など幅広い分野において活動する。D&AD2018デジタルデザイン部門日本代表審査員。2021年よりDentsu Craft TokyoのHead of Technologyとしても活動。

https://p4n.jp/

木村 優作Kimura Yusaku

テクニカルディレクター、エンジニア

1991年生まれ。2014年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、2016年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻を修了。デザイン会社勤務を経て、2022年よりクリエイティブアソシエーションCEKAIに所属。展示作品の制作、プロダクトのプロトタイピング、Web制作など、ハードウェア/ソフトウェア双方の知見を生かしたメディアを問わない企画/開発を得意とする。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品、準朝日広告賞など。

https://yusakukimura.com

真崎 嶺Masaki Ray

グラフィックデザイナー

ニューヨーク生まれのグラフィックデザイナー。パーソンズ美術大学でイラストレーションを、クーパー・ユニオンにてタイプデザインを学び、バーモント美術大学でグラフィックデザインの修士号を取得。2017年に拠点を東京へと移し、長嶋りかこに師事したのち、2022年にStudio RANを設立。2021年8月、日本のデザイン業界における構造的な白人至上主義と西洋化の歴史と文脈についてリサーチをもとに書いた『サラリーマンはなぜサーフボードを抱えるのか?』を個人で出版した。

http://r-m.work/

MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕MATHRAX (Kuze Shozo + Sakamoto Mariko)

アーティスト、エンジニア、デザイナー

電気、光、音、香り、また、木や石などの自然物を用いたオブジェやインスタレーションの制作を行う、久世祥三と坂本茉里子によるアートユニット。デジタルデータと人間の知覚との間に生まれる現象に注目し、人が他者と新たなコミュニケーションを創り出すプロセスに注目した作品を制作している。企画展のアートディレクションや、アーティストの技術的なサポート、大学での講師、誰でも参加できる電子工作ワークショップなども開催している。近年の主な個展に「光さす間に」豊中市立文化芸術センター(2022)など。

https://mathrax.com/
Photo: Kyoko Kataoka

萩原 俊矢Hagiwara Shunya

ウェブデザイナー、プログラマー

1984年、川崎生まれ。プログラミングとデザインの領域を横断的に活動しているウェブデザイナー、ディレクター。セミトランスペアレント・デザインを経て2012年に独立。ウェブデザインやネットアートの分野を中心に企画・設計・実装・デザイン・運用など、制作にかかわる仕事を包括的に行う。2015年から2021年まで多摩美術大学統合デザイン学科、2021年より京都精華大学非常勤講師。IDPWやTRANS BOOKSなどのアートプロジェクトに携わり、文化庁メディア芸術祭新人賞や東京TDC RGB賞などを受賞。

https://shunyahagiwara.com

林 洋介Hayashi Yosuke

UIデザイナー、プログラマー

1982年生まれ、滋賀県彦根市出身。電子書籍配信サービス、MMORPGゲーム開発を経て独立後、2018年に株式会社HAUSを共同設立。UIデザイン、フロントエンドエンジニアリングを中心にウェブサイトや展示制作などインタラクティブなシステムの企画・開発を請け負う。インターフェースが創造性に及ぼす影響に興味があり、作品やツール制作を通じて考察している。2008年情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科修士課程修了、2018年より長岡造形大学非常勤講師。

阿部 和樹Abe Kazuki

アーティスト、プログラマー

栃木生まれ。計算機を人間の思考を拡張する道具として捉え、制作プロセスの一部をアルゴリズムに移譲し、ありえる表現の可能性を探索しながら作品制作を行う。主な受賞に、2023年アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA 優秀賞、第二回AIアートグランプリ 優秀賞、第28回Campus Genius Contest アート部門CCBT賞。NeurIPS 2023 “Machine Learning for Creativity and Design” Artworks 2作品同時採択。

https://sites.google.com/view/kazukiabe/home

大山 貴史Oyama Takafumi

エンジニア、アーティスト

1991年生まれ、仙台出身。大学院にてヒューマンコンピュータインタラクションを学んだ後、主に広告領域でアプリやインスタレーション開発に携わる。テクノロジーがもたらす新たな感覚に興味を持ち、現在はゲーム会社にてXR開発を進める傍ら、作家活動を行なっている。2023年には、クリエイティブ・コーディングとフィルム写真とを画像生成AIを使って組み合わせた作品集『Parametric Swimming』を発表。

https://www.takafm.me/

小林 真幸Kobayashi Masayuki

アーティスト、旅人

1990年、栃木県生まれ。2021年に東京都から石川県に移住。都市機能の脆弱性と地方の存続可能性に危機感を覚え、都市と地方の接続、さらには風土や文化の記録と発信に焦点を当てて活動する。自らハンドルを握り、日本各地を旅する中で得た記録と記憶を元に作品制作を行う。主な作品に「中空土偶プロジェクションマッピング」(2014年)。モノヅクリ集団entaq代表。

センバクSenbaku

アーティスト、クリエイティブコーダー

埼玉生まれ。民俗学研究のバックグラウンドをもつ。都会で行き交う人々を「シーツおばけ」になぞらえ、誰とは明確にならない人々の、多様な内面を表現することをテーマに作品制作を行う。2020年にジェネラティブ・アートとデイリーコーディングの活動に触れたことをきっかけに、画材を筆からコードに持ち替え、以降コーディングによる表現を行っている。

https://linktr.ee/senbaku

浪川 洪作Namikawa Kosaku

アーティスト、エンジニア

2000年生まれ。Webやスマートフォン、インターネット上において、新しい/既存の技術の組み合わせや、使い方を模索し、システムや仕組みを構築することで作品制作を行う。高レイヤーから低レイヤー、その下の物理層まで広く経験や知識を得るのが生きがい。そうして得た経験や知識から、システムや技術の特性を表現に活かすことを目的とする。また、アーティストの作品制作におけるテクニカルスタッフとして、バックエンドからフロントエンド、映像制作、インストール、ディレクション、マネジメントまで幅広くサポートする。

https://73ch.work

成瀬 陽太Naruse Santa

プログラマー、アーティスト

2000年大阪生まれ、長野育ち。慶應義塾大学を卒業後に2023年IAMASに入学。計算機と人間が関わり合う創作行為を通して人間の思考・感覚を拡張することを目標として、オーディオ・ヴィジュアルパフォーマンスやインスタレーションなど作品制作を行う。

https://s4nt4.cc/

Misa HanedaMisa Haneda

アーティスト

東京在住。“生命”の不可思議さに心惹かれ、人を含めた生物同士の関わり合い・無機物との関わり・生命が辿ってきた歴史やその仕組みをひも解きながら、自分の存在を捉え直すことを模索する。微生物培養などバイオロジーや、電子デバイス・映像などの手法を用いて制作している。

https://www.misahaneda.com/

_hyp_hyp

クリエイティブデベロッパー

エンジニアとアーティストの中間くらいの立ち位置で、領域に囚われず自分なりの表現を行っている。SXSW(2019年)、Japan Media Arts Festival × MUTEK.JP (2019年)、SIGGRAPH ASIA(2021年)など国内外で作品発表を行う。

https://www.lhypl.art/

鈴木 由信SuzukiYushin

エンジニア、研究者/デジタルハリウッド大学特任助教

1984年生まれ。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]卒業。エネルギーの実存性を追求し、現代社会におけるサバイバルとテクノロジーの相互作用を観測、分析する。スペースシャワーTV、日本科学未来館、シンガポール国立大学を経て、JR東日本文化創造財団にて技術開発に従事。主なエンジニアリング開発として、Jeff Mills『Planets』ドーム映像プログラムを担当。

ジョイス・デン・ヘルトグJoyce den Hertog

アーティスト、テクノロジスト

アムステルダムを拠点に活動するアーティスト、クリエイティブテクノロジスト。テクノロジーと舞踊や詩、視覚芸術等の伝統的な芸術様式とのあいだの相互作用を探求し、作品制作を行う。

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団