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CCBT Meetup

CCBT Meetup「ラウンドテーブル/サウンド&メディア・デモ『混沌に愛/遭い!』」

2024.06.01(土)–02(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
開催日時
2024年6月1日(土)14:00-18:30(13:30開場)、6月2日(日)13:00-15:00(12:30開場)
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
定員
ラウンドトーク 45名/サウンド&メディア・デモ 30名(いずれも先着順)
参加費
無料
事前申込
不要
情報保障支援
日英同時通訳

ヨーロッパと東京のサウンドアーティストやメディアアーティストが、「ケア」をテーマに各種イベントを繰り広げるプロジェクト「混沌に愛/遭い!—ヨーロッパと東京をつなぐサウンド、メディアアート、ケアの探求」。多様な社会・文化的背景を持つ、総勢20名のアーティストらが一同に会し、それぞれが培った知見を持ち寄りながら、気候変動、戦争、科学技術の進展など、多岐にわたる社会的課題に対し、アートを通じてどのように「ケア」の観点からアプローチできるかを探求します。その一環として、CCBTでは、トークセッションとデモンストレーションをCCBT Meetupとして開催。彼らの活動と各地域の状況を紹介しながら、アートがいかにして社会に新たな希望を投げかけるか、複数の可能性を話し合います。アーティストが感じる世界に触れながら、新たな可能性について共に考える機会をぜひお楽しみください!

ラウンドテーブル「混沌に愛/遭い!」

ラウンドテーブルでは、ヨーロッパと東京のアーティストが、それぞれの表現とともに活動地域の状況や課題を紹介し、それぞれの差異や共通点を確認します。その上で、グローバルな状況におけるアートを「ケア」という観点から対話へと開いていきます。1つ目のテーマ「混沌に愛/遭い – 混沌から生成へ」では、「混沌」を組織化と分散を繰り広げる流動的なエネルギーと見なし、触媒としてのアートの意義を検討します。2つ目の「混沌に愛/遭い –  挑発としてのケアもしくは愛」では、アートが日常や社会で異なるものを出遭わせ問いを喚起することで、「ケア」や「愛」のネットワークが人間ひいてはプラネタリーに広がりうる可能性を話し合います。

■開催概要
日時:2024年6 月1日(土)14:00〜18:30(開場:13:30)
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
入場料:無料
定員:45名(事前申込不要・先着順)
登壇:
アレクシア・アヒレオス(アーティスト、研究者)【フィンランド、キプロス】
木原共(メディアアーティスト、 ゲーム開発者)【日本】
サラ・キム(看護師、キュレーター)【スウェーデン】
マリノス・クツォミハリス(アーティスト、MADディレクター)【ギリシャ、キプロス】
四方幸子(キュレーター、批評家)【日本】
johnsmith(メディアアーティスト)【日本】
ジェニー・ピケ(アーティスト、オーガナイザー)【フランス、イギリス】
福原志保(アーティスト、研究者)【日本】
山川冬樹(美術家、ホーメイ歌手、秋田公立美術大学准教授)【日本】
アレッサンドロ・ルドヴィーコ(アーティスト、Neural編集長)【イタリア、英国】
ニコス・ロドウサキス(経済学者、ラジオ・プロデューサー)【ギリシャ】

タイムライン
13:30 開場

14:00〜16:00 ラウンドテーブル1 「混沌に愛/遭い – 混沌から生成へ」
パネリスト:マリノス・クツォミハリス、アレッサンドロ・ルドヴィーコ、ジェニー・ピケ、johnsmith、木原共
モデレーター:四方幸子

16:15〜18:15 ラウンドテーブル2「混沌に愛/遭い –  挑発としてのケアもしくは愛」
パネリスト:アレクシア・アヒレオス、ニコス・ロドウサキス、サラ・キム、福原志保、山川冬樹
モデレーター:四方幸子

18:15-18:30 質疑応答

サウンド&メディア・デモ『混沌に愛/遭い!』

サウンド&メディア・デモは、「1人最大5分」枠で展開されるデモ(デモンストレーション)大会です。ヨーロッパと東京のサウンドアーティスト、メディアアーティストに加えて、CCTBのメンバーも登場し、それぞれの表現や活動を惜しみなく披露します。その後会場全体の対話へと開き、シナジーと課題を共有していきます。多様な観点や混沌の中から、新たなアイデアやネットワークが創発する現場に、ようこそ!

■開催概要
日時:2024年6 月2日(日)13:00〜15:00(開場 12:30)
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
入場料:無料
定員:30名(事前申込不要・先着順)
プレゼンター:
アレクシア・アヒレオス(アーティスト、研究者)【フィンランド、キプロス】
伊藤隆之(シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT])【日本】
ジュリアン・オッタヴィ(アーティスト、キュレーター、メディア・アクティビスト)【フランス】
木原共(メディアアーティスト、 ゲーム開発者)【日本】
サラ・キム(看護師、キュレーター)【スウェーデン】
木村悠介(演出家、パフォーマー)【日本】
マリノス・クツォミハリス(アーティスト、MADディレクター)【ギリシャ、キプロス】
ファニ・コンスタンティニドウ(作曲家、パフォーマー)【オランダ、ギリシャ】
アキス・シノス(アーティスト、DJ、Hypermedium Record代表)【ギリシャ】
johnsmith(メディアアーティスト)【日本】
田部井勝彦(シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]【日本】
ヨーゲン・テラー(電子音響作曲家、実験的ソングライター、オーガナイザー)【デンマーク】
カスパー・T・テプリッツ(作曲家、音楽家)【フランス、ポーランド】
ジェニー・ピケ(アーティスト、オーガナイザー)【フランス、イギリス】
廣田ふみ(シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT])【日本】
ジョセフィン・リンデルブリンク(音響家、アーティスト)【スウェーデン】
アレッサンドロ・ルドヴィーコ(アーティスト、Neural編集長)【イタリア、イギリス】
ニコス・ロドウサキス(経済学者、ラジオ・プロデューサー)【ギリシャ】
モデレーター:
四方幸子

○同時開催イベント

12時間展「混沌に愛/遭い!」

日時:2024年6月1日(土)〜2日(日)13:00〜19:00
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
入場料:無料
出展作家:アレクシア・アヒレオス、ジュリエン・オッタヴィ+ジェニー・ピケ、マリノス・クツォミハリス、johnsmith、ヨーゲン・テラー、カスパー・T・テプリッツ、ラヂオ Ensembles アイーダ、ジョセフィン・リンデルブリンク、「Atlas of Care」
主催:「混沌に愛/遭い!」実行委員会
提携:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
詳細:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/konton-ni-ai_2024

主催・プロデュース:「混沌に愛/遭い!」実行委員会
「混沌に愛/遭い!—ヨーロッパと東京をつなぐサウンド、メディアアート、ケアの探求」

「混沌に愛/遭い!—ヨーロッパと東京をつなぐサウンド、メディアアート、ケアの探求」は、ヨーロッパと東京のサウンドアーティストやメディアアーティストが、「ケア」をテーマに展示やトーク、ライブ、ワークショップを繰り広げるプロジェクトです。気候変動や戦争、自然・人為災害、科学技術の急速な進展、ジェンダーや人種・経済・年齢・障害などによる社会における非対称…現在私たちは様々な問題を抱えています。そしてそれらは、実は複雑に絡みあっているのではないでしょうか。
先行きが見えない一種混沌の時代において、アーティストはその根底にあるものを感知し、作品やプロジェクトを通して批評的かつ詩的に社会に投げかける存在です。世界の深淵に触れ、新たな希望を見出すことは、精神・社会を「ケア」することにもつながります。そして「ケア」の創出と循環は、動植物をはじめ人間以外の存在—環境や地球全体—へと及ぶことになるでしょう。
「混沌」を、さまざまな要素が混じり合うことで新たな現象へ向かう可能態と見なし、混沌に遭い(Ai)/「愛」(Ai)とともに異なるものを包摂していくこと。「混沌に愛/遭い」は、多様な社会・文化的背景を持つ人々それぞれが培ったかけがえのない知見を持ち寄り、アートを通して未来のケアへと向かう契機となるでしょう。

共同企画:マリノス・クツォミハリス+四方幸子
プロデュース:「混沌に愛/遭い」実行委員会

アレクシア・アヒレオス氏の写真。ブラウンとブロンド髪の、白い襟のついた黒いセーターを着ている女性。白い壁を背景に、正面を向いて穏やかな表情をしている。

アレクシア・アヒレオスAlexia Achilleos

アーティスト、研究者

フィンランド系キプロス人。キプロス拠点に活動。東地中海地域の歴史、地政学、テクノロジーに影響を与える権力関係に焦点を当てる。多様なメディアを駆使する彼女の作品は、支配的な物語を再解釈し、歴史や社会に加えてAI技術にも見られる偏見を、脱植民地的かつ交差的な視点で問いかける。アルスエレクトロニカ・フェスティバル、NeMeアートセンター、 CVPR(コンピュータービジョンとパターン認識に関する会議)、NeurIPS、世界知的所有権機関などで作品を発表。 CYENS Center of Excellence の PhDフェローとして植民地主義と AI に関する芸術的研究を行うほか、キプロス工科大学 MADLabの研究員も務める。

https://alexiaachilleos.com/

伊藤 隆之Ito Takayuki

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

2023年まで山口情報芸術センター[YCAM] InterLabディレクターをつとめる。現在は、Civic Creative Base Tokyo [CCBT]にてテクニカル全般のディレクションを行う。音響エンジニアリング、ソフトウェア開発からバイオテクノロジーの応用まで、幅広い技術ディレクションを手がけ、多くの芸術作品やワークショップの制作、イベントやプロジェクトの企画などに関わる。

強烈なレッドライトで照らされたライブの瞬間を捉えた写真

ジュリエン・オッタヴィJulien Ottavi

アーティスト、キュレーター、メディアアクティビスト

サウンドアート、リアルタイムビデオ、ニューテクノロジー、ボディパフォーマンスを組み合わせたリサーチやクリエイティブな活動に携わる。1997 年以来音声を使用した作曲作品とコンピュータによる音声の変換の開発、Puredata でのオーディオ/ビジュアルプログラムやDIY 電子機器を開発、デジタル アート、A/V、ストリーミングの普及のための Gnu/Linux オペレーティング システム APODIO の主要な開発者。長年にわたり自律的な集団グループの創設における実験的実践と集団的実践の関係を考察し、「芸術イデオロギー」の著者戦略に疑問を投げかけてきた。

https://www.apo33.org/noise

木原 共Tomo Kihara

メディアアーティスト, ゲーム開発者

新たな問いを人々から引き出す遊びをテーマに、実験的なゲームやインスタレーションの開発を行う。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、オランダのデルフト工科大学院のインタラクションデザイン科を修了。その後、アムステルダムに拠点を置く研究機関Waag Futurelabや米国のMozilla FoundationとAIの社会的影響に焦点を当てたプロジェクトを行う。近年の作品はアルス・エレクトロニカ STARTS PRIZE (リンツ、2021年)にノミネートされたり、Victoria & Albert Museum(ロンドン、2022年)で展示された。

https://www.tomokihara.com
色とりどりのグラフィティが施されたシャッターの前に立つ女性の写真。ブルーのトップに鮮やかなスカーフスを身に着けており、真剣な表情でカメラを見つめている。

サラ・キムSarah Kim

看護師、キュレーター

1981年生まれ、ストックホルム在住。学際的なグループかつアート&リサーチプロジェクト「Mapping the Unjust City」のメンバーとして、都市における所有や資本のフローに関する美学と教育学を探求している。

木村 悠介Kimura Yusuke

演出家、パフォーマー

演劇、ダンス、パフォーマンスなど、舞台芸術を中心に領域横断的に活動。 京都造形芸術大学で舞台芸術と映像芸術を、岐阜県立情報科学芸術大学院大学(IAMAS)でメディア・アートを学び、2012年に渡独。2013年にベルリン芸術大学内の教育機関HZT Berlinの修士課程Solo/Dance/Authorship (MA SODA) に日本人で初めて入学。2016年に帰国。扱う主題やメディア、表現形態の歴史や構造に着目し、<自他境界の撹乱>を通底したテーマとする。また2017年からは現代美術のインストーラーとしても活動。

https://yusuke-kimura.net/
実験的な装置を頭に装着した男性の写真。スーツとネクタイを着用し、真剣な表情でカメラを見つめている。
Photo by Andreas Simopoulos

マリノス・クツォミハリスMarinos Koutsomichalis

アーティスト、学者、クリエイティブ・テクノロジスト、MADラボディレクター、COSTアクション議長

自己生成システムの重要性、(ポスト)デジタルの対象性、音、画像、データ、電子回路、知覚、自己性、風景/環境、そして私たちが仲介、調査し、インタラクトするメディア/テクノロジーに広く興味を持ち、国内外での展示やパフォーマンスを行う。ギリシャ、イタリア、ノルウェー、英国で研究や教職についた後、キプロス工科大学でクリエイティブ・マルチメディアの助教授を務める。

https://marinoskoutsomichalis.com/
電子音楽の設備を操作している女性の写真。

ファニ・コンスタンティニドウFani Konstantinidou

作曲家、パフォーマー、リサーチャー

文化的、異文化的、社会的アイデンティティの音の痕跡に興味を持つ。彼女は都市と田舎の音響環境、話し言葉、地元文化と絡み合った楽器などを主なテーマとし、現代音楽の制作における文化的影響に焦点を当て研究を行う。女性、LGBTQ+ コミュニティおよび過小評価されているすべての声の存在と不在に焦点を当て、電子音楽とサウンド アートの多様性を提唱するプラットフォーム Stichting New Emergences 創設メンバー。

https://www.fanikonstantinidou.com, https://www.newemergences.com
四方幸子氏ポートレート写真

四方幸子Shikata Yukiko

キュレーター、批評家

「対話と創造の森」アーティスティックディレクター。美術評論家連盟会長。多摩美術大学・東京造形大学客員教授、武蔵野美術大学・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)・京都芸術大学非常勤講師。「情報フロー」というアプローチから諸領域を横断する活動を展開。1990年代よりキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](2004-10)と並行し、インディペンデントで先進的な展覧会やプロジェクトを多く実現。国内外の審査員を歴任。著書に『エコゾフィック・アート 自然・精神・社会をつなぐアート論』(2023)。共著多数。

http://yukikoshikata.com
電子機器に囲まれ、演奏をしている男性の写真

アキス・シノスAkis Sinos

アーティスト、DJ、Hypermedium Record代表

2015年にHypermedium を共同設立し、国際的なアーティストの多様な名簿を集め、電子音楽における現代的な方向性を紹介している。 2018 年には Ubique の創設に参加し、一連のセミナーを主導。 Ubique は、デジタルオーディオ合成、現代美術の美学と哲学、サウンドへの現象学的および生態学的なアプローチ、感覚的相互作用、オンライン音楽アプリケーション、その他の関連問題など、現代の音作りに関連する技術的および美的問題を検討するプラットフォームとして機能した。

https://hypermedium.bandcamp.com/

johnsmithアーティスト、研究者

johnsmith

美術大学を卒業後、芸術の非言語的性質に興味を持ち、物理学を背景にもつ東京大学池上高志研究室へ入学し、“いずれ科学が、そして人文知が到達するものとしての芸術”をテーマに活動する。哲学や科学的解析ではアプローチできない非言語的な領域に対し、それを形にする手段として芸術を用いる。2023年大阪大学中之島センター「人工知能時代の芸術:創造性・ 影響・課題」シンポジウム登壇、2019年ドイツのZKMにリサーチのために滞在。東京大学総合文化研究科博士課程、学術専門職員。東京藝術大学非常勤講師。ALTERNATIVE MACHINE Inc.所属。

http://johnsmithstudios.com/

田部井 勝彦Tabei Katsuhiko

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

大学卒業後、プラスチック部品製造会社での金型設計に従事。2007年に情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了。IAMAS システム管理専門職、京都芸術大学ウルトラファクトリーの テクニカルスタッフ、東京藝術大学芸術情報センター(AMC)教育研究助手、スーパー・ファクトリーの テクニカルディレクターとして、デジタルファブリケーションや木工・金工を駆使した制作を行う。また、大学在学中よりメディアアート作品を制作してきた経験を活かし、MeAM studio代表として展示インストーラー、メディアアート作品の修復、メンテナンスなども行う。2022年には、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]のテクニカル担当として施設立ち上げに参画。

https://tabeimasaru.com
StaticDub

ヨーゲン・テラーJørgen Teller

電子音響作曲家、実験的ソングライター、オーガナイザー

ヨーゲン・テラー(デンマーク):電子音響作曲家、実験的ソングライター、オーガナイザー。1958年コペンハーゲン生まれ。彼の作品とプロジェクトは、電気音響、ラジオ作品、サウンド彫刻、MIDI ギター、グレイン、ドローン ポップ、歌、都市や屋外のサウンドスケープ、国際的なダンス、演劇、詩、ビデオ、映画、建築のサウンドトラックに焦点を当てる。コペンハーゲンおよび海外でフェスティバル、イベント、レジデンシーの企画も行う。

https://www.jorgenteller.dk/
コントラバスを演奏している男性をうつすモノクロ写真

カスパー・T・トゥープリッツKasper T. Toeplitz

作曲家、ベースプレイヤー、音楽家

オーケストラ、アンサンブル、オペラなどの「学術的な」作曲と電子的な「ニューミュージック」や「ノイズミュージック」の間の未踏の領域を切り開き、受賞や栄誉に輝く。 1997年度ヴィラ九条山(京都)の滞在アーティスト。 フランス政府やラジオ、そして Ircam、GRM、GMEM、CRFMW、EMS などの電子スタジオからの委嘱による作品多数。コンピュータを思考と作曲のツールとして根幹に据えつつ、ライブでは必要に応じてより伝統的な楽器を組み込みんだり、純粋な電子ノイズを使用する。

https://www.sleazeart.com/
鏡を用いた創造的な技法でデニムジャケットを着用し、サングラスをかける女性を写した写真、鏡をもちいて複数回反射された構造をもつ。

ジェニー・ピケJenny Pickett

アーティスト、リサーチャー、オーガナイザー

彫刻、音、ドローイング、ビデオ、インタラクティブ作品およびパフォーマンスを展開。アーティスト・コレクティブAPO33のメンバー。フランスのナント建築学校で芸術と表現技法を教える。

廣田 ふみHirota Fumi

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

IAMASメディア文化センター、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2012年より文化庁にてメディア芸術の振興施策に従事。文化庁メディア芸術祭および海外・地方展開を含む事業を担当。2015年より国際交流基金にて、日本と東南アジアの文化交流事業の一環としてメディア文化、メディアアートをテーマとした事業を企画。2020年より現職。東京都の文化施設が有する収蔵品等の文化資源をデジタル化し、多様な形態での鑑賞体験を提供する「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」等の立ち上げに参加。2022年には、渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の開設に参画。

https://ccbt.rekibun.or.jp

福原 志保Fukuhara Shiho

アーティスト、研究者

2001年セントラル・セント・マーチンズのファインアート学士課程、2003年ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのインタラクション・デザイン修士課程を修了。同年にパリのパレ・ド・トーキョーの芸術家育成レジデンスプログラム「ル・パヴィリオン」に参加。ゲオアク・トレメルとともに英国科学技術芸術基金のパイオニア・アワードを受賞し、バイオプレゼンス社をロンドンで設立。2014年より、テクノロジーと工芸、身体性と審美性と物質性の関係が、我々の意識にクリティカルに介することに注目し、Google ATAPのTechnology Integration Leadとして『Project Jacquard』(2016年カンヌライオンズ グランプリ受賞)に参画し、人を取り巻くモノや環境において、アンビエントコンピューティングのプラットフォーム開発に従事している。

http://hae.tokyo/

山川 冬樹Yamakawa Fuyuki

美術家、ホーメイ歌手、秋田公立美術大学准教授

自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、これまでに16カ国で公演を行う。現代美術の分野では、マスメディアと個人をめぐる記憶を扱ったインスタレーション『The Voice-over』(1997〜2008/東京都現代美術館蔵)、「パ」という音節の所有権を、一人のアートコレクターに100万円で販売することで成立するパフォーマンス『「パ」日誌メント』(2011~現在)などを発表。ハンセン病療養所(瀬戸内国際芸術祭/大島青松園)や帰還困難区域(Don’t Follow The Wind展/グランギニョル未来のメンバーとして)での長期的な取り組みもある。

ジョセフィン・リンデルブリンクJosephine Linderbrink

音響家、アーティスト、リサーチャー

音楽と物理学の背景を持つ彼女は、エマージングテクノロジーと身体との出会いを批評的に探求する。建築音響学、サウンドアート、音響心理学、聴覚に基づく知覚について、建築家、音響技師、聴覚学者、都市計画家、パフォーマンスアーティスト、ミュージシャンを教える顔も持つ。

http://www.josefinlindebrink.com/
多数の本に囲まれた場所で撮影された男性の写真。ネイビーブルーのシャツを着ており、カメラに向かって微笑みながら腕を組んで立つ。

アレッサンドロ・ルドヴィーコAlessandro Ludovico

アーティスト、リサーチャー

1993年よりデジタル文化とメディアアートの批評誌 『Neural』(イタリア)の編集長を務める。英国サウサンプトン大学のウィンチェスター・スクール・オブ・アート准教授。00年代に展開された独占企業をハッキングするアートプロジェクト3部作(Google Will Eat Itself, Amazon Noir, Face to Facebook)の作者の一人でもある。

https://neural.it/
フード付きのジャケットを着た、厚いヒゲを持つ男性の写真。

ニコス・ロドウサキスNikos Rodousakis

経済学者、コンサルタント、ロビイスト、ラジオ・プロデューサー

経済研究とギリシャの実験音楽シーンで著名。計画経済研究センター (KEPE) の上級研究員およびバード大学レビー経済研究所研究員。2012 年よりギリシャのアンダーグラウンド・ミュージックシーンを探索しマッピングするプラットフォームであるラジオ番組Proschedioのプロデューサー兼創設者として、地元の音楽シーンで活躍。コルモゴロフや MOA などの電子音楽プロジェクトへの参加、インディペンデント音楽雑誌『LUNG』編集委員も務める。科学的な専門知識と芸術的な活動を合わせ持つ稀有な存在。

企画・制作
マリノス・クツォミハリス+四方幸子
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
協力
「混沌に愛/遭い」実行委員会

※本プログラムにおける海外アーティストの出演は、「混沌に愛/遭い!—ヨーロッパと東京をつなぐサウンド、メディアアート、ケアの探求」におけるCOST(European Cooperation in Science & Technology) とEU の助成により行われます。