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アート・インキュベーション

2025年度 CCBTアーティスト・フェロー 活動報告会「『これからのコモンズ』への応答」

2026.03.22(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
開催日時
2026年3月22日(日)15:00〜17:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
観覧料
無料
事前申込
不要
配信
www.youtube.com/@civiccreativebasetokyoccbt3744

*YouTubeのCCBTチャンネルより配信予定
登壇:上田麻希(嗅覚アーティスト)、岸裕真(アーティスト)、土井樹(音楽家、複雑系研究者、Alternative Machine Inc. シニアリサーチャー)、藤嶋咲子(アーティスト)、山内祥太(アーティスト)、四方幸子(キュレーター、批評家)、清水知子(文化理論、東京藝術大学教授)、津川恵理(建築家、ALTEMY代表)、 関治之(一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事)、水野祐(法律家/シティライツ法律事務所) モデレーター:布施琳太郎(アーティスト)

2025年度アーティスト・フェローおよび併走したメンターが集合する活動報告会「『これからのコモンズ』への応答」を開催。CCBTより公開収録形式で配信します。
2026年度アーティスト・フェローの募集活動テーマも発表予定!

CCBTのコアプログラムのひとつ「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「アーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動しています。

2025年度は、上田麻希、岸裕真、土井樹、藤嶋咲子、山内祥太の5組がアーティスト・フェローとして活動。CCBTおよび都内各所を舞台に、展覧会やトーク、パフォーマンスなど多様なかたちでそれぞれのプロジェクトを展開しています。

本活動報告会では、アーティスト・フェロー全員と、企画の具体化に伴走してきたメンターが一堂に集結。作品や企画の背景、制作過程で生まれた思考や試行錯誤、ここでしか語られないエピソードを共有します。
モデレーターには、2024年度CCBTアーティスト・フェローである布施琳太郎氏を迎えます。フェローの活動を総覧するとともに、今年度の活動テーマ「これからのコモンズ」に対する、それぞれの応答から、多様な対象との共生・共栄のあり方を考えます。

また本報告会では、次年度のアーティスト・フェロー募集に向けた新たな活動テーマも発表予定です。

※詳細は後日発表します。

上田麻希Ueda Maki

嗅覚アーティスト

2005年以来、嗅覚とアートの融合を試み、匂いをマテリアルとした作品を発表。欧米の嗅覚アート界の先駆者的アーティストのひとりとなる。2009年よりオランダ王立美術大学など世界各地にて教鞭を取り、多くの嗅覚アーティストを輩出。世界的な嗅覚アートの殿堂、アート・アンド・オルファクション・アワード・エキスペリメンタル・カテゴリーに5回連続ノミネート。2022年には最優秀賞を受賞。令和6年度文化庁長官表彰。現在は石垣島に嗅覚アート研究所を構え、嗅覚教育や嗅覚ツーリズムに取り組む傍ら、世界各地で展示やワークショップを展開する。

撮影:手塚 なつめ

岸裕真Kishi Yuma

アーティスト

AIを「Alien Intelligence(エイリアンの知性)」と捉え直し、人間とAIによる創発的な関係「エイリアン的主体」を掲げて、自ら開発したAIと協働して絵画、彫刻、インスタレーションの制作を行う。2023年よりほぼすべての制作において、AIモデル「MaryGPT」がキュレーションを担当。主な活動として、個展「Oracle Womb」(2025年、 √K Contemporary)、参加展覧会「DXP2」(2024年、 金沢21世紀美術館)など。受賞歴に「CAF賞2023」入選など。主な著書に『未知との創造:人類とAIのエイリアン的出会いについて』(誠文堂新光社)がある。

土井樹Doi Itsuki

音楽家、複雑系研究者、Alternative Machine Inc. シニアリサーチャー

社会性生物の群れの同期現象などをテーマに研究を行うとともに、 人工システムを含む「他者」が持つ固有の経験や感じ方を、その存在自身の立場から理解するための手段をテーマとして作品制作を行っている。主な展覧会に「ALTERNATIVE MACHINE」(2021年、WHITEHOUSE) 、「海の見方を忘れた」(2022年、Jinnan House)、「MONAURALS」(2023年、WHITEHOUSE)、「Harsh Listening」(2025年、LEESAYA)。主な音楽作品に『Peeling Blue』(CD、2017年)。

https://cotofu.com/

藤嶋咲子Fujishima Sacco

アーティスト

アート×ゲーム×社会問題を軸に、絵画やインタラクティブな手法を用いて、現代社会との関係性を探る多面的な表現を試みている。代表作「WRONG HERO」では、RPG的構造を通じてジェンダーや社会的役割に潜むステレオタイプを問い直し、鑑賞者を“プレイヤー”として巻き込む批評的体験を構築。仮想空間で声を集め、現実の「出来事」として立ち上げた「バーチャルデモ」では、鑑賞者の主体性とともに、現実と仮想の境界そのものを揺さぶっている。

撮影: Saito Seichi

山内祥太Yamauchi Shota

アーティスト

1992年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。自己と世界との関係性や、現実と空想の裂け目を探る表現を試みている。映像、彫刻、パフォーマンスに加え、近年では「匂い」を用いたインスタレーションなど、多様なメディアを横断しながら制作を行う。

四方幸子氏ポートレート写真

四方幸子Shikata Yukiko

キュレーター、批評家

十和田市現代美術館館長、美術評論家連盟会長、「対話と創造の森」アーティスティックディレクター。多摩美術大学・東京造形大学客員教授、武蔵野美術大学・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)・京都芸術大学非常勤講師。「情報フロー」というアプローチから諸領域を横断する活動を展開。1990年代よりキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](2004-10)と並行し、インディペンデントで先進的な展覧会やプロジェクトを多く実現。国内外の審査員を歴任。著書に『エコゾフィック・アート 自然・精神・社会をつなぐアート論』(2023年)。共著多数。

http://yukikoshikata.com

清水知子Shimizu Tomoko

文化理論、東京藝術大学教授

愛知県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授。専門は文化理論、メディア文化論。著書に『文化と暴力—揺曳するユニオンジャック』(月曜社)、『ディズニーと動物——王国の魔法をとく』(筑摩選書)、共訳にジュディス・バトラー『アセンブリ』(青土社)、『非暴力の力』(青土社)、アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート『叛逆 マルチチュードの民主主義宣言』(NHKブックス)、デイヴィッド・ライアン『9・11以後の監視』(明石書店)など。

https://www.shimizu.geidai.ac.jp

津川恵理Tsugawa Eri

建築家、ALTEMY代表

2015年早稲田大学院修了。2015〜2018年組織設計事務所勤務。2018〜2019年文化庁新進芸術家海外研修員としてDiller Scofidio+Renfro(NY)勤務。2019年に神戸市主催神戸三宮駅駅前広場コンペ最優秀賞受賞を機に帰国し、ALTEMY代表として独立。東京理科大学、法政大学、東京電機大学院、日本女子大学非常勤講師。 神戸市阪急神戸三宮駅前「サンキタ広場」(2021年)、山口情報芸術センターYCAM「Incomplete Niwa Archives」展示制作(2021年)、HOSOO GALLERY「庭と織物– The Shades of Shadows」西陣織共同開発/展示構成(2024年)、まちの保育園 南青山(2024年)、渋谷公園通り2040デザインコンペ最優秀賞(2024年)などに従事。 国土交通省都市景観大賞特別賞、土木学会デザイン賞優秀賞、東京藝術大学エメラルド賞、日本空間デザイン賞、他受賞。

https://www.alt-emy.com

関治之Hal Seki

一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事

「オープンにつながり、ワクワクする仕組みをつくる」をテーマに、会社の枠を超えて様々なコミュニティで積極的に活動する。東日本震災時に情報ボランティア活動を行なったことをきっかけに、住民コミュニティとテクノロジーの力で地域課題を解決することの可能性を感じ、2013年に一般社団法人コード・フォー・ジャパン社を設立。

水野祐Mizuno Tasuku

法律家、弁護士/シティライツ法律事務所

九州大学グローバルイノベーションセンター(GIC)客員教授。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。グッドデザイン賞審査員。note株式会社などの社外役員。テック、クリエイティブ、都市・地域活性化分野のスタートアップから大企業、公的機関まで、新規事業、経営戦略等に関するハンズオンのリーガルサービスを提供している。著作に『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社)、連載に『新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕』(WIRED JAPAN)など。

https://twitter.com/TasukuMizuno
布施琳太郎プロフィール
撮影:竹久直樹

布施琳太郎Fuse Rintaro

アーティスト

スマートフォンの発売以降の都市における「孤独」や「二人であること」の回復に向けて、自ら手がけた詩やテクストを起点に、絵画や映像作品、ウェブサイトの制作、展覧会のキュレーション、出版などを行っている。 主な活動としてプロジェクト「パビリオン・ゼロ」(2025年、葛西臨海公園、コスモプラネタリウム渋谷など)、個展「新しい死体」(2022年、PARCO Museum Tokyo)、キュレーション展「惑星ザムザ」(2022年、小高製本工業跡地)、ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とした展覧会「隔離式濃厚接触室」(2020年)など。著書として『ラブレターの書き方』(2023年、晶文社)、詩集『涙のカタログ』(2023年、パルコ出版)。

主催
東京都、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)