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アート・インキュベーション・プログラム

2023年度 CCBTアーティスト・フェロー 活動報告会

2024.03.22(金)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
開催日時
2024年3月22日(金)14:30〜18:30
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
定員
50名
参加費
無料
事前申込
事前申込不要、先着順
情報保障支援
文字情報支援(UDトーク)など情報保障支援やサポートを希望される方は、CCBTお問い合わせ先までご連絡ください。

プレゼンター:
TMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)(動点観測所(35.39.36.02/139.42.5.98))
Synflux(Algorithmic Couture Alliance ―デジタルとファッションをめぐる対話)
contact Gonzo(my binta, your binta // lol ~ roars from the skinland ~)
SnoezeLab.(みて・さわって・きいて ̶ 感じてあそぶスヌーズレン・ラボ)
ELECTRONICOS FANTASTICOS!(発電磁行列)

ゲスト登壇者(本プログラムメンター):
いすたえこ(アートディレクター・グラフィックデザイナー)
宇川直宏(“現在”美術家、DOMMUNE主宰)
久世祥三(アーティスト、エンジニア)
竹川潤一(一般社団法人 MUTEK Japan 理事)
田中みゆき(キュレーター、プロデューサー)
細川麻沙美(札幌国際芸術祭事務局統括マネージャー)

2023年度CCBTアーティスト・フェロー5組のファイナルプレゼンテーション! フェロー活動に伴走したメンターも集合し、本年度の活動を振り返ります。次回のアーティスト・フェローの応募をご検討中の方も、ぜひご来場ください。

CCBTのコアプログラムのひとつ「アート・インキュベーション・プログラム」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動しています。
2024年1月から3月には、2023年度のアーティスト・フェロー5組が最終成果となる公演や展覧会等を都内各地で順次開催しています。

3月22日(金)には、これらの活動を振り返る報告会を開催します。アーティスト・フェローにくわえ、フェローとともに伴走したメンターも登壇。半年間にわたる活動のプレゼンテーションが行われるほか、メンターを交えた作品・企画制作過程のココでしか聞けない裏話などが語られます。

2023年度CCBT アーティスト・フェロー
・TMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)
・Synflux
・contact Gonzo
・SnoezeLab.

・ELECTRONICOS FANTASTICOS!

タイムテーブル

14:30〜14:40「アーティスト・インキュベーション・プログラム」の紹介
14:50〜15:25TMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)
15:30〜16:05Synflux
16:10〜16:45contact Gonzo
16:55〜17:30SnoezeLab.
17:35〜18:30ELECTRONICOS FANTASTICOS!

2023年度アート・インキュベーション・プログラム メンター
いすたえこ (アートディレクター、グラフィックデザイナー)
・宇川直宏(“現在”美術家、DOMMUNE 主宰)
・久世祥三(アーティスト、エンジニア)
・竹川潤一(一般社団法人 MUTEK Japan 理事)
・田中みゆき(キュレーター、プロデューサー)
・細川麻沙美(札幌国際芸術祭事務局統括マネージャー)

2023年度CCBTアーティスト・フェローによる中間発表会
昨年度の活動報告会

TMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)Tokyo Moving Point Researchers (Iwasawa Bros. + Horikawa Junichiro + Miyama Yu + Nakata Kazue)

Tokyo Motion Point Researchers

デジタルとフィジカル、ハイテクと手作業、モノの視点とヒトの視点を行き来しながら、まちと遊ぶリサーチユニット。立体デザイナー、立体プログラマー、平面デザイナー、対物プランナー、対人プランナーが協働中。2023年結成。読み方は「てんぷら」。

https://www.instagram.com/tokyo_tmpr/
Photo by Keta Tamamura

SynfluxSynflux

スペキュラティヴ・デザインラボラトリー

先端的なテクノロジーを駆使し、惑星のためのファッションをつくるスペキュラティヴ・デザインラボラトリー。あらゆる人が惑星や自然への配慮を持ちながら、活き活きとした個人として自分なりの創造性を発露できる循環型創造社会の実現を目指し、次代のファッションをつくりだす思索的デザインラボラトリーとして活動しています。AIや3D技術、ブロックチェーンなど先端的なデジタル技術を活用し、持続可能なファッションのための次世代のデザインシステムを共創しています。私たちはファッションやデザイン、テクノロジーのプロフェッショナル集団としてデザインとリサーチを架橋し、革新的な開発・社会実装に挑戦しています。

https://synflux.io/
Photo by Lieko Shiga

contact Gonzocontact Gonzo

パフォーマンスユニット

様々な都市空間で即興的なパフォーマンスを繰り広げつつ、映像や写真作品を制作。2007年「吉原治良賞記念アートプロジェクト」に参加以降、現代美術の分野でも注目され、多くの国際展や芸術祭などに参加。現メンバーはNAZE、松見拓也、三ヶ尻敬悟、塚原悠也の4人。パフォーマンス、インスタレーション、マガジンの発行、メルカリでの作品販売、思い付きの発想をそのまま試すパフォーマンスフェス「The Avalanche Festival」の不定期開催など多岐にわたる活動を展開。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/19WQPqTo167STul3jNWa3pJFXT33U1hQGYjONwQ5kk8M/edit?usp=sharing

スヌーズレン・ラボ(SnoezeLab.)SnoezeLab.

共創プラットフォーム

スヌーズレン・センサリールームの環境づくり&乳幼児や特別支援が必要な子どもたちのデジタルコンテンツの企画開発を専門とする橋本敦子と、母親を中心としたサスティナブルなチーム作りを手がけてきた市川望美によるチーム。共に内閣府主催のソーシャルビジネスプランコンペ入賞し、それぞれの活動を行なってきたが、CCBTアーティスト・フェロー採択をきっかけにSnoezeLab.を編成。 障害のある人や障害のある子こどもの母親が運営チームに参画、物的環境のみならず運営全体を通じたインクルーシブな環境づくりを開発している。

Photo by Mao Yamamoto

ELECTRONICOS FANTASTICOS!ELECTRONICOS FANTASTICOS!

参加型アートプロジェクト

アーティストの和田永を中心に、さまざまな人々が共創しながら、役割を終えた電化製品を新たな楽器へと蘇生させ、徐々にオーケストラを形づくっていくプロジェクト。 現在、国内5都市と、インターネット上にラボを立ち上げ、参加型アートプロジェクトとして100名近いメンバーとともに創作活動を続ける。これまでにブラウン管テレビ、扇風機、換気扇、ビデオカメラ、エアコン、電話機などの数々の家電を楽器化してきた。 人々の創意工夫によって電化製品が本来持っている機能を積極的に楽器へと読み替え、使い古されたテクノロジーから生まれる「電磁民族音楽」やその祭典を夢想しながら、日々ファンタジーを紡いでいる。

https://www.electronicosfantasticos.com/

いす たえこIsu Taeko

アートディレクター、グラフィックデザイナー

広告、装丁、ブランディング、WEB、空間ディレクションなど多岐のジャンルにわたるアートディレクションを手掛ける。株式会社HAUSとともにシビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)のロゴ、ビジュアルアイデンディディのアートディレクションを手掛ける。2008年にイラストレーター、デザイナー、プログラマー、編集者によるデザインユニット NNNNYを結成。 期間限定ショップ「フィジカルテンポ」「POVストア」を各地で企画・運営。RBMA TOKYO、東京都現代美術館、PARCO、LUMINEなどの広告制作を手掛け、□□□(クチロロ)の作品「CD」のアートディレクションでTDC RGB賞受賞。アクセシビリティに特化したオンライン上の劇場「THEATRE for ALL」2021年 GOOD DESIGN賞受賞。

宇川 直宏Ukawa Naohiro

“現在”美術家、DOMMUNE主宰

“現在”美術家・DOMMUNE主宰。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、多岐にわたる活動を行う。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、自由な表現活動を行っている。2010年3月に個人で開局したライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数を叩き出し、国内外で話題を呼び続ける。開局10周年となる2019年11月に渋谷PARCO9Fに移転。SUPER DOMMUNEとして、最前衛テクノロジーと共に進化を遂げた。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2021年)。

https://www.dommune.com/
photo: Kenji Kagawa

久世 祥三Kuze Shozo

アーティスト、エンジニア

1999年多摩美術大学絵画科油画専攻卒。在学中にMacに触れコンピュータによる表現に興味を持つ。その後センサやPCをつなぐデバイスの開発を独習し、サイト「久世に訊け!!」に公開。2005年からエンジニアとして、芸術家やデザイナーをサポートする仕事を始め、2009年に坂本茉里子とアートユニット「MATHRAX(マスラックス)」を結成。光、音、香り、木や石などの自然物を組み合わせた作品を制作する。近年の主な個展に「光さす間に」豊中市立文化芸術センター。現在、多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師。

https://mathrax.com/https://twitter.com/mathrax

竹川 潤一Takekawa Junichi

一般社団法人 MUTEK Japan理事

東京と神奈川を中心に活動。人の創造性が芽生える瞬間をアートとテクノロジーの時空をこえたつながりで見出す体験をつくりあげる。思考の異なる産業・業界を超えるプロジェクトの企画立案設計や演出で新しい体験を常に探求。アジア唯一の電子音楽とデジタルアートの祭典『MUTEK.JP』のクリエイティブディレクター、一般社団法人MUTEK Japan理事。日本の美のメッセージを遺す一般社団法人PEACE NIPPON PROJECTの理事。また、David Watts inc.代表も務める。

田中 みゆきTanaka Miyuki

キュレーター、プロデューサー

「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害当事者含む鑑賞者とともに再考する。近年の仕事に、映画「ナイトクルージング」(2019年)、「音で観るダンスのワークインプログレス」(2017〜、KAAT神奈川芸術劇場劇場ほか)、「ルール?展」(2021年、21_21 DESIGN SIGHT)など。2022年、ACCの助成を得てニューヨーク大学障害学センター客員研究員としてニューヨークに滞在。共著に『ルール?本 創造的に生きるためのデザイン』(2024年、フィルムアート社)、単著『誰のためのアクセシビリティ?』(リトルモア)を出版予定。

photo: Tsubasa Fujikura

細川 麻沙美Hosokawa Asami

札幌国際芸術祭事務局統括マネージャー

1977年生まれ。東京都出身。大学卒業後、テレビ局での展覧会制作・運営を経て、一年間カナダに滞在。2008年からは、企画・展示業務を中心にフェスティバル事務局に従事。これまでに「イサム・ノグチ展」(2005年、札幌芸術の森美術館、東京都現代美術館)、「文化庁メディア芸術祭」(2008年~)、「art and collective intelligence」(2013年、山口情報芸術センター[YCAM])、「札幌国際芸術祭」(2014年~、札幌市)等に関わる。

主催
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]