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未来提案型キャンプ

Future Ideations Camp Vol.2 基調講演01「オンチェーン・アートがひらく『私』の表現」

2023.08.12(土)
Zoomウェビナー
 
開催日時
2023年8月12日(土)11:00〜12:30
会場
Zoomウェビナー
定員
500名
参加費
無料
事前申込
申込受付期間
2023年8月11日(金)まで
情報保障支援
日英同時通訳

当日のウェビナー開催URLは、お申込みいただいた方に前日までにご連絡いたします。

「ブロックチェーン」の仕組みを用いて「お金」「NFT」「DAO(分散型自律組織)」を新たに構想する、5日間の未来提案型キャンプ「Future Ideations Camp Vol.2|setup():ブロックチェーンで新しいルールをつくる」。第1回目の基調講演に、オンチェーンのジェネラティブアートプラットフォーム「Art Blocks」の創業者であるErick Calderon氏が登場。一般公開イベントとして、ウェビナーを開催いたします。

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、「クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変える」とのミッションのもと、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「Future Ideations Camp」を開催しています。第2回目の開催となる今回は、「ブロックチェーンで新しいルールをつくる」をテーマに、ブロックチェーンの仕組みを用いて「お金」「NFT」「DAO(分散型自律組織)」を新たに構想します。

本キャンプのプレレクチャーとして、オンチェーンのジェネラティブアートプラットフォーム「Art Blocks」の創業者であるErick Calderon氏を迎え、Zoomウェビナーによる基調講演を開催します。

2つの類似した関係性「スマートコントラクトとトークンの鋳造」と「アルゴリズムとジェネラティブアートの生成」に注目したCalderon氏は、ブロックチェーン上にジェネラティブアートの情報を示すメタデータとともに、アーティストの書いたコードを直接書き込む仕組みを考案しました。作品のバージョンを多くの人々が所有することによる、新しいコミュニティ形成の可能性が語られるNFTシーンですが、「Art Blocks」が提案するオンチェーン・アートの取引は、購入者であるユーザーが、スマートコントラクトを通じて「コラボレーター」として新しいアートの生成に参加することを可能にしており、世界のアートシーンを大きく変えるムーブメントを引き起こしています。

本レクチャーでは、Calderon氏が自身の歩みを通して体現した、オンチェーン・アートがひらく「私」の表現について言及するとともに、「Art Blocks」が掲げる今後のビジョンから、ブロックチェーンの活用を通じた表現拡張の可能性、そして、ブロックチェーン技術の応用とこれからの社会について考えます。

photo: Rainer Hosch

Erick CalderonErick Calderon

創業者、CEO/Art Blocks

テキサス州ヒューストンを拠点に活動するアーティスト、コレクター、起業家。大学時代にかき氷ビジネスに取り組んだのち、セラミックタイルに特化した輸入会社を起ち上げ、以降20年近く経営する。その傍ら、デジタルアートとブロックチェーン・テクノロジーに傾倒し、オンチェーン型ジェネラティブアートのプラットフォーム、「Art Blocks」を設立。カルデロンの起業家・技術者としてのネームバリューを押し上げた作品、「Chromie Squiggle」をローンチし、本作はデジタルアートの世界で広く知られるようになった。趣味が高じて本業へと発展したカルデロンの試みは、人がより大きな集団単位の中で個性を表現することへの想いを後押しし、その実践に向けた扉を開いたと言える。

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]