「ブロックチェーン」の仕組みを用いて「お金」「NFT」「DAO(分散型自律組織)」を新たに構想する、5日間の未来提案型キャンプ「Future Ideations Camp Vol.2|setup():ブロックチェーンで新しいルールをつくる」。第1回目の基調講演に、オンチェーンのジェネラティブアートプラットフォーム「Art Blocks」の創業者であるErick Calderon氏が登場。一般公開イベントとして、ウェビナーを開催いたします。
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、「クリエイティブ×テクノロジーで東京をより良い都市に変える」とのミッションのもと、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「Future Ideations Camp」を開催しています。第2回目の開催となる今回は、「ブロックチェーンで新しいルールをつくる」をテーマに、ブロックチェーンの仕組みを用いて「お金」「NFT」「DAO(分散型自律組織)」を新たに構想します。
本キャンプのプレレクチャーとして、オンチェーンのジェネラティブアートプラットフォーム「Art Blocks」の創業者であるErick Calderon氏を迎え、Zoomウェビナーによる基調講演を開催します。
2つの類似した関係性「スマートコントラクトとトークンの鋳造」と「アルゴリズムとジェネラティブアートの生成」に注目したCalderon氏は、ブロックチェーン上にジェネラティブアートの情報を示すメタデータとともに、アーティストの書いたコードを直接書き込む仕組みを考案しました。作品のバージョンを多くの人々が所有することによる、新しいコミュニティ形成の可能性が語られるNFTシーンですが、「Art Blocks」が提案するオンチェーン・アートの取引は、購入者であるユーザーが、スマートコントラクトを通じて「コラボレーター」として新しいアートの生成に参加することを可能にしており、世界のアートシーンを大きく変えるムーブメントを引き起こしています。
本レクチャーでは、Calderon氏が自身の歩みを通して体現した、オンチェーン・アートがひらく「私」の表現について言及するとともに、「Art Blocks」が掲げる今後のビジョンから、ブロックチェーンの活用を通じた表現拡張の可能性、そして、ブロックチェーン技術の応用とこれからの社会について考えます。