データで捉え、表現することを通じ、マルチスピーシーズの視点から生態系を再認識する。総勢約42名で取り組む本キャンプの成果展示を開催します。
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「未来提案型キャンプ」を開催しています。本プログラムでは、選考を経た20名程度が、思考法を身につける講義、スキルセットをつくるワークショップ、グループワークによる協働制作を複数日にわたって行うほか、トークや成果展示などを一般公開します。参加者は開催毎に設定された課題について学ぶほか、グループワークを通じた協働制作により、クリエイティブなアプローチで社会課題に取り組み、未来に向けた新たな提案を創造することを目指します。
第4回目となる「未来提案型キャンプ」では、私たち人類を含む「生態系」をテーマに、生態系を再認識するための視座や技術を学び、そして新たなアイデアを構想するため、レクチャーやワークショップ、グループワーク等を実施します。一般公開となる成果展示では、講師・ファシリテーター、参加者総勢約42名で取り組んだ本キャンプの様子と参加者による作品・プロトタイプを紹介します。
DNA解析やセンサー、カメラ等を利用して微生物群の存在や動植物の観察をし、生態系をデータとして捉え、表現することに挑戦した5日間の集中キャンプ。本成果展示を通じ、各グループによる構想や提案、共創のプロセスをご覧いただくとともに、本カリキュラムを経て提案される「生態系」への新たな視座と、描かれる未来の構想をお楽しみください。
出展者(予定):
・有馬いりん(クリエイティブアルケミスト)
・石渡智里(慶應義塾大学学生)
・猪口陽平(デザイナー、リサーチャー)
・上田羊介(サイエンスコミュニケーター)
・ssmtat(多摩美術大学大学院生)
・大平麻以(デザインエンジニア、東京大学大学院生)
・小川愛結(大学生)
・越智梓(デザイナー)
・川原圭汰(アーティスト)
・菅野禅(学生)
・古山寧々(多摩美術大学大学院生)
・佐野風史(サウンドアーティスト、デバイスクリエイター)
・Shion Kim(金志)(アーティスト、データアナリスト)
・志智友海(会社員)
・渋谷和史(アーティスト、多摩美術大学大学院生)
・タゴチャン(アーティスト)
・田中マサト(静岡文化芸術大学大学院生)
・Tokuno Kihiro(デザイナー)
・なかのかな
・中橋侑里(人猫作家、デザイン研究者)
・Nanami(早稲田大学学生)
・新名さくら
・橋本優花(京都大学大学院生)
・羽田光佐(アーティスト)
・平松守瑠(明星大学大学院生)
・平山理貴(デザインエンジニア)
・YO_TEISION(桑沢デザイン研究所学生、国立研究機関テクニシャン)
講師・ファシリテーター:
・池田威秀(博士(理学)/生態学、動物行動学、宇都宮大学特任助教)
・石川由佳子(アーバニスト、エクスペリエンス・デザイナー /一般社団法人 for Cities共同代表理事/一般社団法人ソーシャルグリーンデザイン協会理事 /watage ディレクター)
・石橋友也(アーティスト)
・エリザベス・エナフ(計算生物学者、アーティスト)
・オロン・カッツ(アーティスト・SymbioticA共同創設者)
・今野恵菜(プログラム、エクスペリエンスデザイナー)
・鈴木治夫(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)
・鈴木留美子(国立遺伝学研究所 生命ネットワーク研究室 特任准教授)
・角田創(デザイナー、エンジニア)
・滝戸ドリタ(アーティスト、ディレクター、デザイナー)
・中村桂子(理学博士/JT生命誌研究館名誉館長)
・村上久(研究者/博士(理学))
・⼭辺真幸(データビジュアライズデザイナー、一橋大学特任講師)
プログラムディレクター:
・榎本輝也(科学者・研究者)
・津田和俊(研究者)