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CCBTMeetup 009

ハロー!ラボラトリーズ!Vol.01:ラボで駆動する、世界の文化拠点

2023.02.25(土)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]オープンスペース
開催日時
2023年2月25日(土)15:30-19:00(開場15:00)
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]オープンスペース
定員
90名(事前申込制・先着順)
参加費
無料
配信
https://www.youtube.com/@civiccreativebasetokyoccbt3744
情報保障支援
日英同時通訳有

登壇者:Clare Reddington(Watershed)、Lucas Evers(Waag Futurelab)、LIU Yu-Ching(Taiwan Contemporary Culture Lab (C-LAB) )、菅沼 聖(山口情報芸術センター[YCAM])、廣田 ふみ(シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT])
※当日は CCBT YouTubeチャンネルからも配信予定

アート、テクノロジー、デザインの多様なトピックを学ぶトークやレクチャー、コミュニティ形成を行うMeetup。今回は、CCBTオープニング記念特別企画第2弾として、世界5都市の文化拠点からゲストを招き、各都市の芸術文化活動を紹介するトークイベントを開催します。第1回目のテーマは「ラボで駆動する、世界の文化拠点」です。

共創を通じて社会に接続する。
デジタルクリエイティブがひらく、これからの芸術文化拠点とは。

近年、直面する社会課題に対して、「実験」と「表現」による新しい価値の発見や提案を求める世界的潮流のもと、デジタル技術の発展も相まって、クリエイション機能やラボ設備を有する拠点が増加しています。こうした拠点による取り組みは、市民・都市と密接に関わり、社会に変化をもたらします。本Meetupでは、都市再生の中核を担うイギリスのWatershed、テクノロジーの民主化を試みるオランダのWaag Futurelab、芸術文化による継続的な実験に取り組む台湾のC-LABの活動から、各都市の社会・文化背景に基づいて様々な役割を担う、世界の文化拠点の取組を紹介します。

アートとデジタルテクノロジーは、いかにして人々の創造性を社会に発揮しうるのか、世界各地で取り組まれるイノベーションやコラボレーションの事例から、その可能性を考えていきます。

タイムライン

15:30-15:40[イントロダクション]

15:40-17:40[第1部]「ラボで駆動する、世界の文化拠点」
スピーカー:(各30分)
・Clare Reddington(Watershed)
・Lucas Evers(Waag Futurelab)
・LIU Yu-Ching (Taiwan Contemporary Culture Lab (C-LAB) )
・廣田 ふみ(シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT])

17:55-19:00[第2部]クロスディスカッション、質疑応答
モデレーター:菅沼 聖(山口情報芸術センター[YCAM]社会連携担当)

Watershed(ブリストル、イギリス)
Waag Futurelab(アムステルダム、オランダ)
Taiwan Contemporary Culture Lab (C-LAB)(台北、台湾)
山口情報芸術センター[YCAM](山口、日本)
(Courtesy of Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM])

Clare ReddingtonClare Reddington

Watershed CEO

2004年にWatershedに参加し、「Pervasive Media Studio」や「Playable City」など、テクノロジーを用いたクリエイティブ事業を立ち上げる。2018年にCEOに就任。 世界中の産業界、学術界およびクリエイティブ業界と連携し、インクルージョンや人材育成、新規アイディアの創出を支援している。 現在、西イングランド大学の客員教授を務めるほか、エマ・ライス率いるシアター・カンパニー「Wise Children」の会長、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーとブリティッシュ・カウンシルの理事も務めている。

https://www.watershed.co.uk

Lucas Evers Lucas Evers

Waag Futurelab「Make」代表「Open Wet Lab」責任者

2007年にWaagに参加。現在、ワーグ・フューチャーラボの「Make」プログラム研究グループ代表を務める。15人の様々な研究者や協力者とともに、「Make」を構成する事業、「Fablab」「Open Design Lab」「Textile Lab」「Open Wet Lab」「Space Lab」のプロジェクト開発に従事。「Make」の研究では、人工的な(および人工的でない)物質がもたらす現実を考察し、その代替案を生み出している。マーストリヒト美術デザインアカデミー(現マーストリヒト・インスティテュート・オブ・アーツ/ゾイド応用科学大学)で美術と教育を専攻し、アムステルダム大学で政治とパブリック・ガバナンスを学ぶ。芸術的、科学的、その他の研究手法間の相互作用、相違点と共通点から得られる学びの手法に関心を持つ。

https://waag.org/en/

LIU Yu-ChingLIU Yu-Ching

Taiwan Contemporary Culture Lab (C-LAB) マーケティング&パブリック・プログラム部長

Taiwan Contemporary Culture Lab(C-LAB)に2018年の設立当初から勤務する。C-LABが拠点としている場所と歴史を研究するかたわら、2018年から2020年にかけてオンライン・マガジン「CLABO」のチーフ・エディターを務める。2020年から、マーケティング&パブリック・プログラム部長として、PR、マーケティング戦略、海外連携、および出版を担当。C-LABの施設や現代アート、テクノロジーメディアプラットフォームを紹介・推進するための様々なプログラムに携わっている。C-LAB以前は、文化芸術関連のニュースを扱うジャーナリストとして活動。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにてMAを取得。

https://clab.org.tw/en/

菅沼 聖Suganuma Kiyoshi

山口情報芸術センター[YCAM]社会連携担当

山口情報芸術センター[YCAM]で研究機関、自治体、企業などとの共創事業を担当。YCAMがメディアアートのクリエイションで得た知見を応用し、多様なコラボレーターと共に社会に新たな価値を創出する共創の枠組みづくりに取り組む。2019~2020年文化庁在外研修にてAalto Media Lab 学習環境デザイングループ客員研究員。2021年~ソニーコンピュータサイエンス研究所 Superception Lab 非常勤リサーチャー。光村図書 美術教科書(中・高)編集委員。

廣田 ふみHirota Fumi

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

IAMASメディア文化センター、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2012年より文化庁にてメディア芸術の振興施策に従事。文化庁メディア芸術祭および海外・地方展開を含む事業を担当。2015年より国際交流基金にて、日本と東南アジアの文化交流事業の一環としてメディア文化、メディアアートをテーマとした事業を企画。2020年より現職。東京都の文化施設が有する収蔵品等の文化資源をデジタル化し、多様な形態での鑑賞体験を提供する「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」等の立ち上げに参加。2022年には、渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の開設に参画。

https://ccbt.rekibun.or.jp
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団