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アート・インキュベーション

MVMNT「部屋から物語を考える〜 3Dデータ×マンガ制作ワークショップ  〜」

2025.01.18(土)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
 
開催日時
2025年1月18日(土)13:00〜16:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
定員
15名(先着順)
参加費
無料
事前申込
必要

2024年度 CCBTアーティスト・フェローであるMVMNTによるプロジェクト「TOKYO [UN]REAL ESTATE」!
3Dスキャンした住まいのデータを活用し、マンガ制作の新たなアプローチを学ぶワークショップを開催。
スキャンしたお部屋の3Dデータとマンガ表現を融合させたワークショップにぜひご参加ください。(要事前申込・先着順)

CCBTアーティスト・フェローであるMVMNT(ムーブメント)は、東京で暮らす人々の生活空間のデータを募集・収集し、東京の多様なライフスタイルをデジタルアーカイブし、「考現学」の視点から現代社会を考察するプロジェクト「TOKYO [UN]REAL ESTATE」を展開しています。
本プロジェクトは、東京の多種多様な住まいと暮らしを3Dスキャンで記録し、等身大の人間らしさを記録・考察することで、現代社会の特質や変化を読み解く「考現学」に取り組むものです。また、収集した3Dデータは、ゲーム、マンガ、アニメーションなどにおけるクリエイティブ・アセットとしてオープンソース化し、デジタルアーカイブのあり方と新たな共創の可能性を探求します。これらの成果は、ウェブでの公開およびCCBTでインスタレーションとして発表予定です。

本プロジェクトの2回目となるワークショップでは、収集したお部屋の3Dデータを活用し、マンガの制作にトライ!マンガ制作の新たなアプローチと、デジタルアーカイブのクリエイティブな活用方法を実践的に学びます。
本ワークショップでは、「みんなで一緒にマンガ制作の幅を広げる」という可能性を秘めたデザインツール「Comicaroid(コミカロイド)β」*を使用。開発者を講師に迎え、実際にスキャン技術で取得した東京で暮らす人々のリアルな部屋を舞台に、3Dデータを活用した空間描写と独創的なストーリーを組み合わせたマンガ作品を制作します。「絵は描けないけどマンガを制作してみたい」「新しいマンガ表現に興味がある」という方などのご参加をお待ちしております。

Comicaroid(コミカロイド)β
お部屋の3Dデータなど、様々な素材を取り込み、組み合わせる(マッシュアップする)ことで絵を描かずにマンガを作成できるツール

ワークショップ
「部屋から物語を考える〜 3Dデータ×マンガ制作ワークショップ  〜」

日程: 2025年1月18日(土)13:00〜16:00
会場: シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
定員: 15名(先着順)
講師:石原航(Comicaroid開発者、アーティスト)、MVMNT
事前申込・参加無料

こんな人におすすめ

  • デジタルツールを使ったマンガ制作に興味がある方
  • 3Dデータを活用した表現に興味がある方
  • クリエイティブな共創活動に挑戦してみたい方

持ち物:
・インターネットに接続できるノートパソコン
※ 当日までにComicaroidのアカウントを作成しておくようお願いいたします。
ComicaroidサインアップURL: https://app.comicaro.id/sign-up
※Comicaroidはタブレットでは作動しませんので、ノートパソコンをご持参ください。
※お持ちのノートパソコンの環境に不安がある方は、申し込みフォームにその旨をご入力ください。

なお、ノートパソコンは以下の環境が必要です。
[必要な環境]ブラウザ:PC版 Google Chrome (最新版を推奨)
– Windows
CPU: Intel Core i5 第6世代以降 / AMD Ryzen 5 第3世代以降
メモリ:8GB RAM
グラフィック:Intel Iris Graphics 540以上
– Mac
発売時期:2015年以降のモデル
CPU:Intel Core i5 第6世代以降
メモリ:8GB RAM

ワークショップの流れ 

13:00-13:10|「TOKYO [UN]REAL ESTATE」の紹介
・プロジェクト「TOKYO [UN]REAL ESTATE」の概要説明
・ワークショップの目的と流れについて説明
13:10-13:20|3Dデータと部屋の物語
・実際の3Dデータを用いた空間紹介
・部屋をテーマにした物語づくりのポイント解説
13:20-13:40|Comicaroidの使い方
・Comicaroidツールの基本操作説明
・コマ割りやセリフ配置のデモンストレーション
13:40-15:00|実践編:マンガを描いてみよう
・ストーリーの発想
・3D空間の取り込み、コマ割り作成
15:15-15:45|発表&フィードバック
・制作したマンガ作品を発表
・参加者同士でコメントや感想を共有
15:45-16:00|クロージング

石原航

Comicaroid開発者、アーティスト

1995年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同学政策・メディア研究科博士課程を単位取得満期退学。総務省認定異能β(総務省公認のへんなひと)保持者。Ars Electronica 2019 Future Innovatorに選出。公益財団法人クマ財団奨学クリエイター4〜5期生採択。 「ありえるかもしれないインターネット」をテーマに様々な作品、システムを制作・開発しながら新しいアバター観やデジタルコミュニティの可能性を思索・研究中。 主な受賞歴にWIRED Creative Hack Award 2021 準グランプリ、同賞 2018 特別賞、Campus Genius Contest 2019 審査員特別賞など。
https://kooh.me/

◆お部屋の3Dデータを募集中!

あなたの暮らしをデジタル不動産に変えてみませんか?
「TOKYO [UN]REAL ESTATE」では、東京のリアルな居住空間を3Dスキャンし、デジタル時代の新しい”不動産”として記録・活用します。
東京に住む皆様の住まいを「ありのままの暮らし」としてデータ化し、その魅力や生活感を未来に残し、さまざまなクリエイティブ領域で活用することで、次世代のクリエイティブへの展開可能性を探求しています。


CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは

CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
詳細ページ:CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」

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スペキュラティブ・デザインユニット

「20XX年の伝説を創造する」をミッションに、ありえるかもしれない未来の社会と文化をポップアップ&インストールし、未知のムーブメント=新たな伝説を生み出すスペキュラティブデザインの専門チーム。アートドリブンで思想性・社会性のあるコンテンツ(新たな意味・世界観、きっかけ)をプロトタイピングする。現代社会に新たな世界線を表出し、コミュニティの力でXS~XXXLまで創造的な社会運動を起こすことを目指している。

https://mvmnt.tokyo/
企画・制作
MVMNT
主催
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)