2024年度 CCBTアーティスト・フェローである、MVMNT(ムーブメント)の活動成果となる展覧会「TOKYO [UN]REAL ESTATE|東京[不]不動産」を2月28日(金)より開催。
東京の“ありのままの暮らし”を紹介する実在しない不動産屋「TOKYO [UN]REAL ESTATE」がグランドオープン!
CCBTアーティスト・フェローであるMVMNT(ムーブメント)は、東京で暮らす人々の生活空間のデータを募集・収集し、東京の多様なライフスタイルをデジタルアーカイブし、「考現学」の視点から現代社会を考察するプロジェクト「TOKYO [UN]REAL ESTATE」を展開しています。本プロジェクトは、東京の多種多様な住まいと暮らしを3Dスキャンで記録し、等身大の人間らしさを記録・考察することで、現代社会の特質や変化を読み解く「考現学」に取り組むものです。また、収集した3Dデータは、ゲーム、マンガ、アニメーションなどにおけるクリエイティブ・アセットとしてオープンソース化し、デジタルアーカイブのあり方と新たな共創の可能性を探求します。
本プロジェクトの成果発表となる展覧会「TOKYO [UN]REAL ESTATE|東京[不]不動産」では、これまでに収集した東京のリアルな暮らしのデータと、そこから見えてくる多様なライフスタイルのあり方を紹介。さらに、実在するお部屋の3Dデータを活用したマンガ、ゲーム、XR、映像作品なども展示し、デジタル時代における住空間の新たな可能性を探ります。さらに、本プロジェクトを通じて収集した3Dデータは、2月下旬に特設ウェブサイトでも公開予定です。
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『TOKYO [UN]REAL ESTATE』
——それは、東京の現在を捉え、未来のクリエイティブへと繋げる、デジタル時代の次世代不動産屋
関連イベント
トーク「東京“宅話”~専門家と紐解く、暮らしにまつわるエトセトラ~」
開催概要
日時:3月1日(土)19:00〜21:00
出演:原亮介(MVMNT)、瀬賀未久(MVMNT)、山田麗音(MVMNT)、
岡本かなは(MVMNT) 、ほか
※申込不要
部屋を通して、東京の多様なライフスタイルに迫るトークイベント「東京“宅話”」。
本イベントでは、様々な領域の専門家を招き、住まいや暮らしにまつわる多彩なテーマを紐解きます。現代の住宅事情や住環境の変化、さらにはコミュニティや家族の新しい在り方まで、スキャンに協力いただいた住人(スキャニー)や各専門家の視点からテーマを紐解きます。
住まいは単なる「空間」ではなく、そこに暮らす人々の価値観やライフスタイル、そして時代を映し出す「メディア」です。
等身大の暮らしを通じて見える東京の今と未来を一緒に考えてみませんか?
CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
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