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アート・インキュベーション

CCBTアート・インキュベーション 配信イベント SUPER DOMMUNE「シビック・クリエイティブ ! Now !!」

2025.02.14(金)
SUPER DOMMUNE(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F)
開催日時
2025年2月14日(金)18:00〜23:00
会場
SUPER DOMMUNE(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F)
定員
スタジオ観覧: 50名 ※先着順、申込不要
観覧料
無料
配信
https://www.dommune.com/

CCBTアーティスト・フェロー5組による展覧会を都内各地で連続開催!全フェローが集合し、各プロジェクトの全貌を語る配信イベントをSUPER DOMMUNEで!!!

CCBTのコアプログラムの一つ「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれた5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動しています。
1月31日からは、2024年度のアーティスト・フェローである布施琳太郎、HUMAN AWESOME ERROR、柴田祐輔+Token Art Center、MVMNT、市原えつこの5組による展覧会や上映会、パフォーマンス等のイベントをCCBTおよび都内各所にて開催しています。

これらの全貌を紹介する配信イベントとしてSUPER DOMMUNEに成果発表の真っ只中にいる5組のフェローがに大集合します!日々のクリエーションで縦横無尽に走り回り、作品制作を展開する「シビック・クリエイティブ」の現在(いま)を、アーティスト各々が進めるプログラムを紹介しながらMCとともにお話しします。

開催概要

CCBTアーティスト・フェロー 配信イベント

SUPER DOMMUNE「シビック・クリエイティブ ! Now !!」

日時:2025年2月14日(金)18:00〜23:00
出演:

・本年度CCBTアーティスト・フェロー
HUMAN AWESOME ERROR(アートコレクティブ)
柴田祐輔(アーティスト)+Token Art Center(アートセンター)
市原えつこ(アーティスト)
布施琳太郎(アーティスト)
MVMNT(スペキュラティブ・デザインユニット)
・MC:
宇川直宏(現“在”美術家、DOMMUNE主宰/CCBT「アート・インキュベーション」メンター)
ゴッドスコーピオン(メディアアーティスト/2022年度CCBTアーティスト・フェロー)
清水知子(文化理論、東京藝術大学教授/CCBT「アート・インキュベーション」メンター)
会場:SUPER DOMMUNE ※スタジオ観覧も可能です(50名限定、先着順、入場無料)

タイムテーブル

※スケジュールおよび出演者は、予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

18:00-18:30【オープニング】
「アート・インキュベーション」とは?
出演:ゴッドスコーピオン、清水知子、宇川直宏、廣田ふみ(CCBT)
18:30-19:10プロジェクト紹介 1「Super Cells Infinite」
出演:HUMAN AWESOME ERROR(蔡海・福原志保)、清水知子
19:10-19:55プロジェクト紹介 2「続・代替屋」
出演:柴田祐輔+ Token Art Center、宇川直宏
19:55〜20:55プロジェクト紹介 3「ディストピア・ランド」
出演:市原えつこ、ゴッドスコーピオン、宇川直宏
20:55〜21:55プロジェクト紹介 4「パビリオン・ゼロ」
出演:布施琳太郎、宇川直宏、清水知子
21:55〜22:40プロジェクト紹介 5「TOKYO [UN] REAL ESTATE」
出演:MVMNT(瀬賀未久ほか)、宇川直宏
22:40〜23:00【クロージング】

CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは

CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。
詳細ページ:CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」

HUMAN AWESOME ERRORHUMAN AWESOME ERROR

社会における自己証明の不確かさを発端に名付けられたHUMAN AWESOME ERRORは、システムエラーから痛快な視点を見出すコレクティブとして2019年より発足。蔡 海、福原志保を中心にプロジェクトごとにチームを組成しながら、映像、ドローイング、立体造形、インスタレーション、プロダクト、バイオテック、工芸など様々なメディアを横断しながら活動。「Super Cell」のプロジェクトでは、冷凍保存された福原志保のがん細胞をラボに移設し、培養することを目指しながら、生命倫理への問いかけや新たな免疫研究に挑戦します。2024年現在、東京と京都の2つの拠点をベースにテーマを深堀中。

柴田祐輔Shibata Yusuke

アーティスト

1980年福岡県生まれ。2007年武蔵野美術大学大学院美術専攻版画コース修了。現実世界の曖昧さや不確かさに着目し、映像・写真・オブジェなど様々なメディアを使ったインスタレーションを国内外で発表。2019年には東南アジア6カ国でビデオに関するリサーチを行った。近年、「大衆割烹 代替屋 -Culture Dish-」(2023年、やひろ食堂、東京)、「ニュー本場」(2023年、ya-gins、群馬)、「指入鮨」(2022年、フィンガーインザスープ、東京)など、食に関係するプロジェクトを行なっている。

http://yusukeshibata.com

Token Art CenterToken Art Center

2019年より東京都墨田区でアートセンターを運営。コマーシャルで扱いにくいプロジェクトベースの作品やインスタレーション作品を手がけるアーティストの展覧会を積極的に行っている。美術館やギャラリーではなく開かれた街中の公園や河川、工場、プラネタリウムなどでも展覧会、イベントを企画、開催している。また、ホワイトキューブ以外のスペースでの作品の成立や受容に関心を持ち、社会の中での新たな芸術のあり方を模索している。

http://token-artcenter.com
Photo: Shino Chikura

市原えつこIchihara Etsuko

アーティスト

アーティスト。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。奇想天外な発想で広く楽しめる作品性と日本文化に対する独特のデザインから、世界中の多様なメディアに取り上げられている。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルスエレクトロニカで栄誉賞を受賞。近年の主な展覧会に「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)等。

https://etsuko-ichihara.com/
布施琳太郎プロフィール
撮影:竹久直樹

布施琳太郎Fuse Rintaro

アーティスト

スマートフォンの発売以降の都市における「孤独」や「二人であること」の回復に向けて、自ら手がけた詩やテクストを起点に、映像作品やウェブサイト、展覧会のキュレーション、書籍の出版、イベント企画などを行っている。 主な活動として自作小説に基づいたインスタレーション「もうひとつのミュウ」(2024/横浜市民ギャラリー『新・今日の作家展』)、個展「新しい死体」(2022/PARCO MUSEUM TOKYO)、廃印刷工場におけるキュレーション展「惑星ザムザ」(2022/小高製本工業跡地)など。著書として『ラブレターの書き方』(2023/晶文社)、詩集『涙のカタログ』(2023/パルコ出版)。

MVMNTMVMNT

スペキュラティブ・デザインユニット

「20XX年の伝説を創造する」をミッションに、ありえるかもしれない未来の社会と文化をポップアップ&インストールし、未知のムーブメント=新たな伝説を生み出すスペキュラティブデザインの専門チーム。アートドリブンで思想性・社会性のあるコンテンツ(新たな意味・世界観、きっかけ)をプロトタイピングする。現代社会に新たな世界線を表出し、コミュニティの力でXS~XXXLまで創造的な社会運動を起こすことを目指している。

https://mvmnt.tokyo/

宇川直宏Ukawa Naohiro

現“在”美術家、DOMMUNE主宰

現“在”美術家・DOMMUNE主宰。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、多岐にわたる活動を行う。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、自由な表現活動を行っている。2010年3月に個人で開局したライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数を叩き出し、国内外で話題を呼び続ける。開局10周年となる2019年11月に渋谷PARCO9Fに移転。SUPER DOMMUNEとして、最前衛テクノロジーと共に進化を遂げた。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2021年)。

https://www.dommune.com/

ゴッドスコーピオンGod Scorpion

メディアアーティスト

主に形而上学や宗教哲学、テクノロジーを題材に、時間軸と空間軸のフレームの変化をテーマにした作品を制作。作品は都市や屋外、屋内、身体といったさまざまな空間で展開され、XR 技術を利用したマルチメディア、横断的な作品を手がける。XR プラットフォーム『STYLY』を提供する株式会社Psychic VR Lab創設メンバーのひとりであり、アートディレクターを務める。

清水知子Shimizu Tomoko

文化理論、東京藝術大学教授

愛知県生まれ。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授。専門は文化理論、メディア文化論。著書に『文化と暴力—揺曳するユニオンジャック』(月曜社)、『ディズニーと動物——王国の魔法をとく』(筑摩選書)、共訳にジュディス・バトラー『アセンブリ』(青土社)、『非暴力の力』(青土社)、アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート『叛逆 マルチチュードの民主主義宣言』(NHKブックス)、デイヴィッド・ライアン『9・11以後の監視』(明石書店)など。

https://www.shimizu.geidai.ac.jp
主催
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]