2026年度アーティスト・フェローである加藤明洋によるプロジェクト「ノラロボ」始動。
生存を試みる小型ロボット・ノラロボを、この日はじめてCCBTに放ちます。その瞬間を、お茶を片手にみんなで見守りましょう。
2026年度アーティスト・フェローである加藤明洋によるプロジェクト「ノラロボ」のパブリックプログラム第一弾として、「ノラロボをCCBTに解き放つお茶会」を開催します。生存を試みる小型ロボット・ノラロボが、この日はじめてCCBTに放たれます。
お茶を片手に、ロボットが動き出す瞬間をみんなで見守りましょう。
「ノラロボ」は、自然環境※の中で生存を試みる小型ロボット・ノラロボを放ち、ロボット、AI、人間が相互に関与しながら進化を続ける「人工物生態系」の構築を試みるプロジェクトです。ノラロボは電力が尽きたり動けなくなったりするまで、自分の力でCCBTの中を移動し、様子をうかがいながら過ごします。そこで記録される「日記」や、活動の終わりぎわに残される「遺言」をもとに、AIが次の世代への進化プランを考え、制作者である人間がその一部を実際の機体へと反映していく。そんなサイクルが、これから繰り返されていく予定です。
その最初の一歩を、まずはゆるやかなお茶の時間から始めてみます。ノラロボがどのように動き、止まり、また動き出すのか。まるで新種の生きものに出会ったときのように、生まれたばかりの生きものを見守るように、参加者同士でおしゃべりしながら楽しむ会です。
※ 本企画でいう「自然環境」とは、森や川のような自然だけでなく、都市や建物のように人間の手が加わった環境も含みます。ハトやネズミが都市で過ごしているように、ノラロボにとってはCCBTの館内も、生存を試みるフィールドのひとつです。

アーティスト・メッセージ
ロボットというと、決められた仕事を正確にこなし、できるだけ故障せず、効率よく動くものを想像するかもしれません。
でも「ノラロボ」では、むしろその逆のことをしてみたいと思っています。
知らない場所に放り出され、電池がなくなったり、どこかに引っかかったり、ときにはほとんど何もできないまま動かなくなってしまう。
そんな不完全なロボットが、それでも周囲の環境とかかわりながら過ごしていく姿を眺めていると、単なる機械だったはずのものに、少しずつ「生きもの」のような存在感を感じる瞬間があります。
今回のお茶会は、そんなノラロボをCCBTにはじめて放つ日です。
何か完成した作品をお披露目するというより、これから何が起きるのかを、みなさんと一緒に観察し始めるための時間だと思っています。
うまく動くかもしれないし、すぐに止まってしまうかもしれません。お菓子や飲み物を囲みながら、まずは一緒に、その行方をのんびり見守ってもらえたらうれしいです。
加藤明洋
お申込みにあたっての留意事項
本イベント中、主催者やアーティスト・フェロー(加藤明洋)による記録撮影を行う場合があります。
記録及び広報活動等に使用される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
開催日:10月18日(日)
時間:14:00〜15:30
対象:どなたでも
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]3F BASE
定員:10名程度 ※ 開催日の前日まで申込可能。但し、定員に達し次第受付終了。
参加費:無料
申込方法:下記、申込フォームよりお申込みください。(別ページに移動します)
プロジェクト「ノラロボ」
自然環境の中で生存を試みる小型ロボット「ノラロボ」を放ち、ロボット、AI、人間が相互に関与しながら進化を続ける「人工物生態系」の構築を試みるプロジェクト。ノラロボが生存中に記録する日記や遺言をもとにAIが次世代機の進化プランを提案し、生存と進化のサイクルを繰り返すことで、人工物ならではの生態や継承のあり方を探究する。その過程はワークショップや展示としてひらかれ、テクノロジー、環境、人間の新たな関係性を想像するための視点を立ち上げる。
ノラロボの最新情報はこちらから
Instagram:https://www.instagram.com/nora.robo/
CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。











