2026年度アーティスト・フェローである楊いくみによるプロジェクト「早春図」の活動の一環として開催する、さまざまな専門家を招いた公開リサーチシリーズ「Scratchpad」。
第2回目のゲストには、研究者の江口正登氏を迎えます。
パフォーマンスを「人のいる風景画」と捉え、観客、パフォーマー、都市、映像、音響などが重なり合う状況をつくり出してきた楊。本プロジェクトでは、その実践を原宿・渋谷という都市へと展開しながら、社会や都市、衣服、身体をめぐる複数の関係について考察していきます。
都市の複数地点で行われるパフォーマンスをリアルタイムで中継し、異なる場所と時間を接続する楊いくみの新作《早春図》。
本公開リサーチでは、江口正登氏を迎え、演劇やパフォーマンスにおける「ライブ性」について考察します。
映像を介した出来事は、果たしてライブと呼べるのか。身体と観客が同じ場所に存在することは、ライブの成立に不可欠なのか。
江口氏の問題意識を手がかりに、現場と中継、身体と映像、記録と現在の関係を問い直し、《早春図》の実践を通して、現代におけるライブ・パフォーマンスの可能性を探ります。
どなたでもお気軽にお越しください。
参加方法について
参加方法は、オンライン配信、または現地会場(CCBT)の2種類があります。
・現地会場での参加
会場での参加は要申込です。下記のリンクボタンよりフォームにてお申込みください。
・オンライン配信での参加
お申込みは不要です。開始時間に以下からアクセスし、ご覧ください。
プロジェクト「早春図」
ファッションは自己表象に有効な装置として信じられているが、「選択すること」と「与えられること」の境界は今日も存在するだろうか——という問いを起点に、東洋絵画の遠近法「三遠(高遠・深遠・平遠)」の概念を方法論として都市空間に投影したパフォーマンス・インスタレーションを展開する。同時多発的に分散して立ち上がる状況群は、一つの出来事としてリアルタイムで編み直され、公開される。演者と鑑賞者の境界を揺るがしながら、冬の時代にある自己の先に訪れる「早春」の風景を探る。

CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション」は、クリエイターに新たな創作活動の機会を提供し、そのプロセスを市民(シビック)に開放することで、都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指すプログラムです。公募・選考によって選ばれる5組のクリエイターは、「CCBTアーティスト・フェロー」として、企画の具体化と発表、創作過程の公開やワークショップ、トークイベント等を実施し、CCBTのパートナーとして活動します。





