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キャンプ

【一般公開】成果展示「Future Ideations Camp Vol.8:30年後のファッションを想像する」

2026.08.13(木)–16(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]B1 STUDIO
 
会期
2026年8月13日(木)〜8月16日(日)
開館時間
13:00~19:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]B1 STUDIO
観覧料
無料

身体にもっとも近いインターフェースである「ファッション」を起点に、私たちの未来を想像する「Future Ideations Camp Vol.8:30年後のファッションを想像する」総勢約40名で取り組んだ5日間のキャンプの様子と成果を展示します

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「Future Ideations Camp(未来提案型キャンプ)」を開催しています。
第8回目となる「Future Ideations Camp Vol.8:30年後のファッションを想像する」では、身体にもっとも近いインターフェースである「ファッション」を起点に、5日間にわたって30年後の社会と私たちの暮らしを想像します。一着の服を、個人のアイデンティティを表すものとしてだけではなく、素材、生産、労働、技術、流通、消費、廃棄など、多様な人や環境が関わる複合的なレイヤーとして捉え直します。ファッション論をはじめ、エンジニアリング、人類学、身体表現、死生観など、さまざまな分野で活動する講師やファシリテーターとともに、「30年後、私たちはどのような服を着ているのか」「その服を着る私たちは、どのような社会を生きているのか」を考えます。

成果展示では、参加者がレクチャーやハンズオン、対話を重ねながら取り組んだキャンプのプロセスと、グループワークによる協働制作から生まれた構想や成果を紹介します。「作る」「届ける」「買う」「着る」といったファッションを取り巻く多層的な視点から、参加者はどのような未来を思い描いたのでしょうか。考え、手を動かし、議論するなかで生まれた、まだ名前のない30年後のファッションと社会への提案を、ぜひ会場でご覧ください。

キャンプ参加者

・安部眞史(技術者)
・糸数海音(大学院生)
・稲田侑真(専門学生)
・大前勇人(辰野株式会社/Co-Production部〈生産、開発部〉)
・オウガ(デザイナー、メディアアーティスト)
・小山めぐみ(エディター)
・風戸美伶(美術館研究員、大学院生)
・金田昌也(エンジニア)
・河原あかり(高校生)
・五反田龍志(専門学生)
・佐々木純怜(海外美大生)
・佐々木雄亮(アパレル生産管理、営業)
・佐久間美里(デザイナー)
・芝村ひばり(ハルモニウム副代表、クリエイティブディレクター/ロボティクスデザイナー)
・せん|古屋千紘(記録と探る/研究生〈情報学〉)
・チャミニ(作曲家、サウンドアーティスト)
・中巛 ルナ(アーティスト)
・Momoka Nakayama(Interactive Artist)
・Nem Hakumei(アーティスト)
・原田馨子(大学院生)
・松原遥子(大学生)
・松本唯花(専門学生)
・三宅里佳(プランナー)
・ミキオ|岡村美紀(博士学生〈情報学〉)
・山口果那(大学院生)
・山添千種(テキスタイルアーティスト)
・ユー シンミン(デザイナー)

プログラムディレクター

・蘆田裕史(ファッション論、京都精華大学デザイン学部教授)

講師・ファシリテーター

・安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部教授、LINEヤフー シニアストラテジスト)
・宮前義之(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナー)

・金森香(DRIFTERS INTERNATIONAL Representative Director、株式会社precog アソシエイト・シニア・プロデューサー)
・川崎和也(Synflux CEO、スペキュラティヴ・ファッションデザイナー)
・髙山エリ(スタイリスト)
・TALK NONSENSE(ファッションデザイン、リサーチプラクティス)
・森栄喜(写真家)

・kan. (テキスタイルアーティスト、ファッションデザイナー)
・岸根紗葵(国際ファッション専門職大学助教)
・平岡真生(アーティスト)
・古舘健(アーティスト、ミュージシャン、エンジニア)

安部眞史Abe Masashi

技術者

東京理科大学で電気工学の修士課程を修了後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入構。以来、一貫して地球観測衛星事業に携わる。温室効果ガスを観測する衛星「GOSAT-2」では、電気系システムおよび品質保証を担当。現在は新たな地球観測プロジェクトの研究に従事する傍ら、地球環境・気候変動といった巨視的な課題を、個々人に身近なものとして捉えてもらうにはどのようなアプローチが効果的なのか探っている。趣味は映画、読書、漫画・アニメ、ファッション、釣り、ムエタイ。

糸数海音Itokazu Mio

大学院生

2001年埼玉県生まれ。琉球大学工学部建築学コース卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻在学中。在学中にオランダのテキスタイル建築事務所でのインターンシップを経験。形態としての建築設計に留まらず、「建築のつくり方をつくること」自体に興味がある。現在は修了制作にて、テキスタイルが持つ特有の物質的特徴を活かした、布による新たな建築のつくり方や可能性について検討を行っている。

稲田侑真Inada Yuma

専門学生

2001年山口県生まれ。九州大学経済学部在学中にファッションと出会い、卒業後は服作りを学ぶべく文化服装学院服飾専門過程服飾研究科に入学。現在は同校デザイン専攻科に在籍。学校では日々技術的なことを学びながら「ファッションはアクション(活きたもの)である」という信念の下、既存の形に囚われないファッションのあり方を模索している。特に興味があるのは、人間同士の連帯・繋がりをファッションでいかに作り出せるか。

大前勇人Omae Yuto

辰野株式会社/Co-Production部(生産、開発部)

1984年生まれ。学生の頃から服屋の販売員でアパレル、繊維産業のキャリアをスタート。約20年の社会人生活の中で所謂「川上、川中、川下」を全て経験。直近は素材開発やサプライチェーンの構築等を担当。1m当たり200円の生地から30,000円の生地まで幅広く取り扱う。在籍している辰野株式会社は「リジェネラティブリーディングカンパニー」となることを掲げており、アップサイクルや繊維to繊維に留まらず、土壌、自然環境への還元が出来る素材や商品のモノづくりを構築すべく、個人としても各国を飛び回りながら日々奮闘中。

オウガOUGA

デザイナー、メディアアーティスト

中国美術学院卒業、多摩美術大学情報デザイン大学院修了を経て、現在は情報科学芸術大学院大学(IAMAS)にて学んでいる。XR・アルゴリズミックデザインの研究と並行し、大学院の同級生と立ち上げたジェンダーレス・ジェネレーティブファッションブランド「fluXkin」にて、AR試着体験や生成的テキスタイルの制作を行う。杭州・ソウルでの展示を経て、メディアアート×ファッションの視点から、「着るもの」が「生成され続ける皮膚」へと変わっていく未来を探っている。

小山めぐみKoyama Megumi

エディター

京都精華大学ファッションコースを卒業後、東京を拠点とするクリエイティブエージェンシーkontaktに所属。エディターとしてファッションやライフスタイルブランドのカタログやSNSコンテンツの企画・制作に携わる。商品やブランドの本質を理解し、情緒的なストーリーテリングやビジュアルディレクションを得意としている。現在はフリーランスとして湘南エリアを拠点に活動。メディアや表現を問わず「編集」を通して何ができるか模索している。

© RYOHEI OBAMA

風戸美伶Kazato Mirei

美術館研究員、大学院生

千葉県出身。学習院大学大学院博士前期課程修了(哲学)、一橋大学大学院博士前期課程修了(学術)。学生時代より、アパレルブランドやヘアサロンのプロモーションにおいて、被写体やスタイリングを通じたビジュアル制作の経験をもつ。現在は美術館の研究員として勤務しながら、一橋大学大学院博士後期課程に在学中。美術館では、コレクション・マネジメント担当としてレジストラー業務に携わるとともに、ソーシャルメディアを中心とした広報やブランディング戦略に取り組む。

金田昌也Kaneda Masaya

エンジニア

2000年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業、同大学大学院工学系研究科修士課程修了。幼少期から数字や構造に惹かれ、現在はエンジニアとして働きながら制作を行う。衣服とデジタルファブリケーションの接続を探究し、形が組み上がる過程そのものを衣服表現へ変換している。2025年3月、Next Fashion Designer of Tokyo 2025フリー部門東京都知事賞・優秀賞。2025年度IPA未踏IT人材発掘・育成事業修了、スーパークリエータ認定。

河原あかりKawahara Akari

高校生

私は私立学校に通い、毎日3食食事を取り、自分の好きなものを選んで買うことができる恵まれた環境で生活しています。その一方でそのような環境にいる自分が無意識のうちに社会的に困難な状況にある人々のことを傷つける振る舞いをしていないかと感じることがあります。視覚的なデザインと社会問題の両方に興味があるためこの講座を通して多くのことを学び、自分の視野を広げたいです。未熟ではありますがどうぞよろしくお願いいたします。

五反田龍志Gotanda Ryuji

専門学生

2000年鹿児島県生まれ。香蘭ファッションデザイン専門学校卒業後、縫製工場にて経験を積む。さらなる服作りの幅を広げるため、現在は文化服装学院ニットデザイン科に編入し技術を磨く。また、学生服飾団体Keio Fashion Createrに所属し活動中。動植物や人の感情をインスピレーション源とし、独自の感性で服へと落とし込む。常に自分らしいデザインを追求し、日々模索を続けている。

佐々木純怜Sasaki Sumire

海外美大生

2005年生まれ。女子美術大学附属中学校高等学校で6年間美術を学ぶ。在学中から山縣良和主宰のファッション私塾 Coconogaccoに通う。衣装デザイナーの元でアシスタントを経験。ロンドン芸術大学ファンデーションコース修了。9月からCentral Saint Martins BA Fashion Design:Communication へ入学予定。

佐々木雄亮Sasaki Yusuke

アパレル生産管理、営業

服飾専門学校卒業後、ヤングカジュアルブランドやデザイナーズブランドで生産業務に携わった後、地方で服の染色を10年以上経験。現在は再び都内に戻り、アパレルOEM会社で生産管理と営業を担当している。ブランド、生産現場、OEMと異なる立場から服づくりに携わるなかで、価格競争や海外生産への依存、環境負荷、担い手不足など、業界が抱える構造的な課題に問題意識を持つようになった。プライベートではクリエイティブコーディングや3Dモデリング、AIを使った表現に関心があり、ファッションと新しいものづくりの可能性を探っている。

佐久間美里Sakuma Misato

デザイナー

多摩美術大学情報デザイン学科卒業。 DeNAを経て、デザインコンサルティングファーム・セブンデックスにて、ブランド設計・グラフィック・UX/UIデザインを主に担当。 現在は土屋鞄製造所クリエイティブセンターに所属。ブランドや組織に宿る価値観を言語化し、視覚表現として翻訳することで、共感と行動を生むクリエイティブを手がける。子どものランドセル選びの現場から、装いによる自己形成に関心を持っている。

芝村ひばりShibamura Hibari

ハルモニウム副代表、クリエイティブディレクター/ロボティクスデザイナー

デザイン、機械設計を行っている。既存のロボット工学の枠に収まらず、新しい世界観を伴った独自の造形を追求しており、3Dプリンタ、金属、木材など複数材料を使い、ロボットとして最適な機械設計をしつつ、高いデザイン性が世界的に評価されている。 2025年1月、 株式会社Jizaiにて 「Mi-Mo」を制作、Best Robots of CES 2025受賞。2025年7月、 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)未踏アドバンスト2025上期採択。2025年9月、 大阪関西万博で世界最大クラスのQDD歩行ロボットを制作・展示。

せん | 古屋千紘sen | Furuya Chihiro

記録を探る/研究生 (情報学)

2003年、山梨県生まれ。筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類卒業。現在は同大学 身体知と芸術表現研究室に研究生として在籍。個(己)の感覚・体感、わたしの輪郭、記録を探究している。 全身に広がって感じられ、その身が形創られていく感覚を “まとう” と言葉にし、その体験の記録(創作やプラクティス)から わたし/身体の中のうごきについて探っている。一人称研究やアートベース・リサーチなどの質的研究実践から学会発表を行う他、探究プロセスで生まれた実践や記録をもとに展示やワークショップを行っている。

チャミニCha Minhwi

作曲家、サウンドアーティスト

クラシック作曲とコンピュータ音楽を背景に、音、身体、素材、テクノロジーの関係を探求している。AI音声、導電糸、マルチチャンネル音響などを用いた作品を制作している。近年は、リードオルガンをふいご(鞴) の動き、空気の流れ、リードの振動などの要素へと聴覚的に解体し、目に見えない内部の動きを音として再構成する作品に取り組んでいる。

中巛ルナNakagawa Luna

アーティスト

東京生まれ。東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科を卒業し、現在は同大学 大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻に在籍。 ポストヒューマニズムや人間以外の生物との関係性、人工物と自然の境界に関心を持つ。 プラスチックを食べる虫との共同制作を軸に、現代美術、ファッション、バイオアートなどの領域を横断しながら、身体と環境の新たな関係を探る作品を制作している。 2024年Fashion Frontier Program ファイナリスト選出。 2025年クマ財団9期クリエイター奨学生採択。

© Kaori Uemura

Momoka NakayamaMomoka Nakayama

Interactive Artist

東京工業大学制御システム工学科卒。東京大学 学際情報学府 先端表現情報学コース在学中から人が生き物と感じる動きは何かを研究。ロボティクスをメインとしたインタラクティブアートを制作し発表していた。主な作品は「iki-mono」(2016年度アジアデジタルアート大賞(ADAA) 入賞)、「+move」(SXSW2017、アメリカ)、「Nikeé in water」(2019年、東京大学生産技術研究所70周年記念展示:もしかする未来 in 駒場「ぞわぞわ」、東京) 、「SEE MEDICINE」(2021年、昭和大学医学部 医療と芸術の汽水域vol.1 呼吸を見る展、東京)など。

Nem HakumeiNem Hakumei

アーティスト

好きな人の匂いを、会えないあいだにも感じられたら。香りについて考えはじめたのは、そんな個人的な願いからだった。香りは記憶を強く呼び起こすのに、香りそのものはうまく思い出せない。消えていく感覚を、どう残し、どう分かち合えるのか。それを確かめるために、詩やZINEをつくり、料理を囲む小さな集まりをひらいている。形見の服が人の不在まで保存するように、服には感覚の時間が織り込まれていると考えている。

原田馨子Harada Kaoruko

大学院生

「Agri Landscape」を研究する大学院生。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科XDプログラム所属。神奈川県生まれ。大学では、慶應義塾大学石川初研究室に所属し、ランドスケープデザインを学ぶ。学部時代に1年間休学し、徳島県神山町の(株)フードハブ・プロジェクトにて農業インターンを経験したことで、農業の面白さに気づき、農家の自給的農地を「まかない農地」と名付け、その風景美を研究、提案した。現在は、学会発表などを行う他、農業やランドスケープを軸にデザインやリサーチを行っている。

松原遥子Matsubara Toko

大学生

しし座B型。普段は石を拾ったり哲学対話をしたりして生活している。たまに農業。気が向いたら、友だちと石ころアートや哲学ランドアートで遊ぶ。くら寿司通い。最近は地図記号の温泉マークが気になっており、アレンジして大学のゼミの掲示板に貼りたい衝動に駆られるが、地図記号は国の宝でもあるため、なんとか我慢している。服に関してはもっぱら消費者マインド。関心ごとは、リクルートスーツを買えない自分について。

松本唯花Matsumoto Yuika

専門学生

2004年生まれ。2025年に上田安子服飾専門学校へ入学し、現在はクリエイター学科ニットコースに在籍している。服飾の基礎知識を学ぶとともに、手編みや機械編みの技術を習得し、制作では、一つの言葉からイメージを広げ、コンセプトやデザインへと発展させることを大切にしている。素材や編み組織の特徴を生かしながら、想いが伝わるものづくりを目指して日々学んでいる。

三宅里佳Miyake Rika

プランナー

商業施設やアパートメントホテルの企画・運営に携わる。慶應義塾大学で都市の公共性や居場所をテーマに社会学を学び、社会人として働く傍ら京都芸術大学でベトナムの屋台を題材に食を切り口とした暮らしのデザインを研究した。公共空間から食、商業へとフィールドを横断しながら、人と他者、人と環境との関係を形づくる日々の営みや小さな工夫に関心を持ち、それらを新たな体験や実践へつなげる方法を探究している。

ミキオ | 岡村美紀mikio | Okamura Miki

博士学生(情報学)

2000年信州高山村生まれ。筑波大学大学院博士後期課程在籍。「ふわふわ」「ちょりちょり」といったオノマトペが音だけで質感や造形要素を描き出すように、言葉とイメージのあいだで身体に立ち上がる感覚や知覚に着目し、らくがきのように探索的なものづくりを目指した研究をしている。現在は、オノマトペの音象徴性を手がかりにした衣服の探索や、味の印象とかたちの対応を探るクロスモーダルな研究を進めるかたわら、画面上の「もうひとつの手で触れる・動かす・つくる」インタラクションに研究と制作の両輪で取り組んでいる。

山口果那Yamaguchi Kana

大学院生

大阪府出身。筑波大学大学院博士後期課程在籍。身の回りの小さな事象に耳を向け、それらに触れたくなるような方法を模索している。現在は、傘に当たる雨音や、傘がつくり出す空間について研究・制作している。音、空間、水、星など、傘から連想されるものはだいたい好き。

山添千種Yamazoe Chigusa

テキスタイルアーティスト

丹後を拠点に、手織りとプログラミングを融合するtané textileを主宰。2003年、NHKに入局。19年間、文化・美術・歴史ドキュメンタリーを制作。2018年から京の名工・茂籠龍一郎に師事し、手織技術を継承。2022年、NHKを退職して独立。地理座標から織り組織を生成する「Genius Loci」、裁断を介さず、衣服の形そのものを織り上げる「Forming Weave」を独自開発。天然染料、ジャカード手織機、デジタル技術を横断し、場所・身体・記憶の関係を衣服として探究している。

ユー シンミンYu Xn-Min

デザイナー

2000年生まれ。台湾で医療に携わる仕事をする中で、課題解決としてのデザインに魅力を感じ、文化服装学院へ留学。学生時代は工芸を通じた地方創生で受賞し、Yeezyでのテーラリングと染色仕事を経験。今年度卒業し、現在はArc’teryx Tokyo Creation Center に所属。ジュニアデザイナーとして過酷なアジアの気候に特化した機能服やトリムの開発に従事している。

蘆田裕史Ashida Hiroshi

ファッション論、京都精華大学デザイン学部教授

1978年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーターなどを経て、現在、京都精華大学デザイン学部教授。専門はファッション論。著書に『言葉と衣服』(2021年、アダチプレス)、『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』(共編著、2022年、フィルムアート社)など。訳書にヴァレリー・スティール『ファッションセオリー——ヴァレリー・スティール著作選集』(共監訳、2025年、アダチプレス)などがある。ファッションの批評誌『vanitas』(アダチプレス)編集委員、本と服の店「コトバトフク」の運営メンバーも務める。

安宅和人 Ataka Kazuto

慶應義塾大学環境情報学部教授、LINEヤフー シニアストラテジスト

一般社団法人「残すに値する未来」代表理事。データサイエンティスト協会 設立理事・スキル定義委員会委員長。マッキンゼー(11年間)、ヤフーCSO(10年間)を経て現職。データ・AIによる社会システム設計を専門とし、政府の科学技術・AI政策形成にも参画。東京大学 生物化学専攻 修士課程修了。イェール大学Ph.D.(脳神経科学)。主著に『イシューからはじめよ』(2010年、英治出版)、『シン・ニホン』(2020年、出版社NewsPicksパブリッシング)、『風の谷という希望』(2025年、英治出版)。

宮前義之 Miyamae Yoshiyuki

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナー

1976年東京生まれ。2001年 三宅デザイン事務所に入社し、三宅一生が率いたA-POCの企画チームに参加。その後ISSEY MIYAKEの企画チームに加わり、2011年から2019年までISSEY MIYAKEのデザイナーを務めた。2021年にスタートしたブランドA-POC ABLE ISSEY MIYAKEでは、エンジニアリングチームを率いて、A-POCの更なる研究開発に取り組む。

https://www.isseymiyake.com/pages/apocable

金森香Kanamori Kao

DRIFTERS INTERNATIONAL Representative Director、株式会社precog アソシエイト・シニア・プロデューサー

身体と劇場への関心を軸に、ファッション、パフォーミングアーツ、教育、地域文化の領域を横断して活動するプロデューサー。NPO法人DRIFTERS INTERNATIONAL代表として、人材育成事業や研究会、地域芸術祭などを企画・運営するほか、企業や制作会社と協働し、新規事業開発やイベント企画を手がける。Central Saint Martins College of Art and Design卒業。出版社リトルモアを経て、2001年にファッションブランド「シアタープロダクツ」を設立し、2017年まで経営に携わった。近年はダイバーシティ&インクルージョンをテーマとした事業に注力している。2025年から、シンポジウム「障害とデザイン」や、多様な子どもたちの姿に向き合う職業体験事業「はたらく劇場探検隊」をスタート。

川崎和也Kawasaki Kazuya

Synflux CEO / スペキュラティヴ・ファッションデザイナー

1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、同後期博士課程単位取得退学。専門は、デザインリサーチとファッションデザインの実践的研究。主な受賞に、Global Fashion Agenda Trailblazer Programmeグランプリ、Kering Generation Award Japanファイナリスト、第41回毎日ファッション大賞、新人賞・資生堂奨励賞、H&M財団グローバルチェンジアワード特別賞、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出、Wired Creative Hack Awardなど。Forbes Japan 30 under 30 2019、WWD JAPAN NEXT LEADERS 2020選出。経済産業省「これからのファッションを考える研究会 ファッション未来研究会」委員。 単著に『惑星のためのファッション』(2026年、ビー・エヌ・エヌ)、監修・編著書に『SPECULATIONS』(2019年、ビー・エヌ・エヌ)、共著に『クリティカル・ワールド ファッションスタディーズ』(2022年、フィルムアート社)、共編著に『サステナブル・ファッション』(2022年、学芸出版社)がある。

https://synflux.io/

髙山エリTakayama Eri

スタイリスト

2007年より雑誌や広告を中心に活動。近年は俳優やアーティストのスタイリングを主とし、時折映画衣裳も手掛ける。主な参加作品に「PARKS」、「リバーズ・エッジ」、「ナミビアの砂漠」、連続テレビ小説 『まれ』など。イメージや身体感覚、人の営みを起点とした表現、作品撮りを継続している。直近では夢日記に夢中。こころやからだとファッションの関係に興味がある。

TALK NONSENSETALK NONSENSE

ファッションデザイン、リサーチプラクティス

2024年東京を拠点に小梶 真吾、沖 裕希によって設立。衣服を「作ること」「着ること」の周辺に介在する、身体性、労働、風土、物語、技術、制度など、さまざまな状況を改めて捉え直しながら、分野横断的にプロジェクトを展開し、リサーチを通して実践的なアプローチと製品開発へとつなげている。

https://talknonsense.xyz/
Riki Ishikura

森栄喜Mori Eiki

写真家

1976年金沢市生まれ。パーソンズ美術大学写真学科卒業。写真やパフォーマンスに加え、サウンド・インスタレーション、映像、詩の執筆など、多岐にわたる表現を用いて、既存の概念や規範を揺り動かし得る周縁化された声や存在を感じ合い、それらの「小さな波」を集めて大きな波を作り出そうと実践を続けている。主な展覧会に「Moonbow Flags」(2025年、KEN NAKAHASHI)、「Suddenly there was nothing」(2025年、Harkawik)、「高松コンテンポラリー・アート・アニュアル vol.10」(2022年、高松市美術館)、「フェミニズムズ / FEMINISMS」(2022年、金沢21世紀美術館)など。写真集『intimacy』で第39回木村伊兵衛賞を受賞。

https://www.instagram.com/eikimori_ev/

kan.kan.

テキスタイルアーティスト、ファッションデザイナー

「旅する糸|Traveling Threads」をテーマに旅先でフィールドワークを行うテキスタイルアーティスト。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻在学中から、現地で出会う風景や手仕事、土地に根づく繊維文化に着想を得て、草木染めや刺繍を用いた作品制作を行う。近年は西アフリカ・ギニアビサウで学生とのTシャツ制作やファッションショーを企画。個人での活動と並行してファッションデザインにも携わり、衣服を通じた文化の継承や、人と自然の関係性について探究している。

https://kan-ngsw.studio.site/

岸根紗葵Kishine Saki

国際ファッション専門職大学助教

上智大学神学部神学科卒業後、株式会社イッセイミヤケにて広報業務に従事。ファッションを取り巻く文化や身体への関心を深め、上智大学大学院実践宗教学研究科死生学専攻修士課程を修了。現在、国際ファッション専門職大学助教。現代社会における死生観とファッションの関係を主な研究テーマとし、ハイ・ファッションにおける死の表象や死装束の変容を研究している。

https://www.piif.ac.jp/about/faculty_member/kishine-saki/
Photo: Natsumi HASE

平岡真生Hiraoka Mao

アーティスト

日常に影響を与える社会の仕組みやルールを自身の実体験や記憶にある類似の出来事へ置き換え、そこに生じる視点のズレや違和感を作品を通して提示する。その過程で、他者との関わりの中で生まれる親密性の変容や揺らぎに着目し、個人の内面にある見えない感情の動きを捉えることを目的としている。主な活動として、「DMZ国際ドキュメンタリー映画祭 若手クリエイター共同制作プロジェクト」(2025–2026)、「CAF賞2025 入選作品展覧会」(2025/代官山ヒルサイドテラスF棟ヒルサイドフォーラム)、「OKAZAKI PARK STAGE 2025」(2025/ロームシアター京都)、「茨木映像芸術祭2024–2025」(2025/茨木市福祉文化会館)、ギャラリーTerra-S企画展 京都精華大学×ソウル市立大学校交流展「828.45K-Come&Go」(2024/京都精華大学Terra-S)など。

https://www.instagram.com/rnqoh

古舘 健Furudate Ken

アーティスト、ミュージシャン、エンジニア

「系(システム)」「知覚」をテーマに、コンピューター、プログラミング技術を基盤として、音響、映像、エレクトロニクス、テキスタイルなど多様なメディアや領域で活動。サウンドアートプロジェクト「The SINE WAVE ORCHESTRA」を共同主催(2002年〜)。Dumb Typeのメンバー(2013年〜)。西陣織織元「細尾」との共同プロジェクト「Quasicrystal」(2015年〜)。HATRAとのプロジェクト「Phenotype」(2025年〜)など。「Pulses/Grains/Phase/Moiré」(2018年)にて、第22回文化庁メディア芸術祭大賞に選出。「The SINE WAVE ORCHSTRA stay」(2017年〜)にてPrix ARS ELECTRONICA 2019 Honorary Mention受賞。日野浩志郎との打楽器によるアンサンブル作品「Chronograffit」(2025年)にて、第25回佐治敬三賞受賞。

http://ekran.jp/kf
主催
東京都、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)