CCBTアーティスト・フェローとして活動中の野老朝雄+平本知樹+井口皓太による新作を恵比寿映像祭2023にて発表。本作の発表にあわせ、CCBTでは作品の制作プロセスなどを紹介する展示会を開催。
CCBTのアーティスト・フェローとして活動する野老朝雄+平本知樹+井口皓太による新作インスタレーション「FORMING SPHERES」を2023年2月3日より恵比寿映像祭2023のオフサイト展示にて発表します。本作は、東京2020オリンピックの開会式のドローン演出を手掛けた3名による新作プロジェクトで、今回は、エンブレムにも採用された野老朝雄氏による組市松紋様を、3Dプリンターを用いて球体の彫刻として再構築。さらにこの彫刻群に光を投影することで、光と影によるインスタレーション作品へと変貌させます。CCBTでは、本作の公開にあわせ、作品の創作過程を紹介するプロトタイプ展示を開催します。東京2020オリンピックのエンブレムをはじめ、幾何学が連なった組市松紋の造形に対する野老氏の不断な探求と、平本氏が手掛けるデジタルファブリケーション、井口氏による動的な演出が交錯した、その制作プロセスをご紹介します。
インスタレーション展示
恵比寿映像祭2023 オフサイト展示
会期:2023年2月3日(金)~2月19日(日)10:00-20:00 ※ 最終日は18:00まで/6日(月)13日(月)は休止
会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
https://www.yebizo.com/jp/program/396
※ 本作は、シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)「アート・インキュベーション・プログラム」一環として制作されます。
CCBTでのプロトタイプ展示
「FORMING SPHERES」プロトタイプ公開
会期:2023年2月7日(火)~2月16日(木)13:00-19:00 ※休館日:月曜日
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
企画協力:東京都写真美術館
CCBT「アート・インキュベーション・プログラム」とは
CCBTのコアプログラムのひとつである「アート・インキュベーション・プログラム」は、国内最大規模のアーティスト・フェロー制度として、東京から世界をインスパイアする新たなアート表現の創造・研究開発を目指すものです。CCBTのアーティスト・フェローは、CCBTにおける制作費のサポート、スペース・機材の利用、専門家によるアドバイス等を受け、作品や企画を具体化し、都内での発表を行います。あわせて、CCBTにおけるワークショップやレクチャーの講師、制作プロセスの公開などを行い、CCBTを共につくりあげるパートナーとして活動しています。
関連プログラム
野老朝雄+平本知樹+井口皓太
FORMING SPHERES