2025年度CCBTアーティスト・フェロー 山内祥太によるプロジェクト「未知との遭遇」の一環として制作された「In Between… Us?」を、東京・代々木公園 パノラマ広場を舞台とした野外アートプロジェクト「MEET YOUR ART FESTIVAL Annex」 にて展示します。
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、ミッション「発見」「開発」「共創」「連携」を体現するため、国内外の分野を超えた多様なパートナーと連携する「CCBTx」を実施しています。
2025年度CCBTアーティスト・フェロー山内祥太のプロジェクト「未知との遭遇」は、未知なるものとは何か、という問いを出発点に、言語の枠組みに依存しない新たなコミュニケーションの形を構想する試みです。
本展では、今年、中目黒公園で発表したパフォーマンス・インスタレーション「In Between… Us?」を、代々木公園の屋外空間で新たに展開します。
木の根や神経、頭蓋骨を思わせる白く枝分かれした構造体は、リゾームという考え方から着想を得ています。周囲の音や声、環境の変化を感知しながら、自身の状態を刻々と変化させます。今回の展示では、来場者の声や動きにも反応し、その場で起こる偶然を取り込みながら、予測できない振る舞いを見せます。
パフォーマー、リゾーム、声、光、音、鑑賞者、そして公園の環境が互いに作用するなかで、そこに生まれる関係や、それを「対話」と呼べるのかも定かではありません。代々木公園という開かれた場所で、まだ名前も形も持たないコミュニケーションの発生に立ち会うような感覚が立ち上がります。


(左)撮影:原口良太、ディレクション:菊地 将(ニッパチ製作所)/(右)撮影:西山功一
MEET YOUR ART FESTIVAL Annex
ART in the PARK — 代々木公園で出会う、新しい感性の兆し。
代々木公園は、多様な人々が行き交い、それぞれの活動や表現が交差することで、さまざまな都市文化やコミュニティが育まれてきた公共空間です。
本企画では、そうした代々木公園の場所性に着目します。
公園を歩く。人とすれ違う。そこに、アートがある。
予定されていなかった作品との出会いをきっかけに、人と表現、人と人との間に新たな関係が生まれ、それぞれの感性が動き出す。その小さな変化が、やがて新たな文化へとつながっていく——。
「MEET YOUR ART FESTIVAL Annex」は、完成された文化を提示するのではなく、公共空間のなかで異なる表現や人々が交差することで、新たな文化の「兆し」が立ち上がっていく、その過程そのものを提示します。
本企画では、光の群れへと変化する人々の像、来場者や環境に応答する構造体、昼夜の移ろいによって表情を変える壁画という、3名のアーティストによる作品を展開。それぞれが異なる方法で人や環境との関係によって変化し、代々木公園に新たな風景を立ち上げます。
作品と人、人と人、そして作品と環境。代々木公園という開かれた場所で生まれる予期せぬ関係を通して、都市の日常に新たな視点と感性をひらきます。
出展アーティスト:磯村暖、山内祥太、米澤柊




