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連携事業

CCBT×SHIBUYA FASHION WEEK 2025 Spring「CIVIC CANVAS:ワークショップ成果作品上映」

2025.03.13(木)–23(日)
渋谷サクラステージ内「INTER-SQUARE」(東京都渋谷区桜丘町1番1号ほか)
会期
2025年3月13日(木)~3月23日(日)7:30~23:30
会場
渋谷サクラステージ内「INTER-SQUARE」(東京都渋谷区桜丘町1番1号ほか)
参加費
無料

※Shibuya Sakura Stage内4ヶ所のメディアファサードStreet vision, Rail vision, Corridor vision, Pillar Visionで期間中リピート上映

渋谷のShibuya Sakura Stageにあるメディアファサード4ヶ所を、プログラミング表現で彩る!
渋谷に、新たな表現を育む公共的なキャンバスを提案し、 クリエイターと、小学生が作り出した表現を一挙上映。

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、ミッション「Co-Creative Transformation of Tokyo」を体現するため、国内外の分野を超えた多様なパートナーと連携する「CCBTx」を実施しています。
2025年3月13日(木)からは、「SHIBUYA FASHION WEEK 2025 Spring」と連携し、渋谷のShibuya Sakura Stageのメディアファサード「INTER-SQUARE」に、クリエイターや子どもたち延べ34名によるプログラミング表現を上映する「CIVIC CANVAS:ワークショップ成果作品上映」を開催します。

本プログラムは、2024年8月に開催した「CIVIC CANVAS Vol.1: クリエイターズ・ワークショップ 」と、2024年12月に開催した「CIVIC CANVAS Vol.2: キッズ・ワークショップ 」の参加者34名による作品を一挙上映するものです。

映像上映「CIVIC CANVAS Vol.1」(2024.8)の様子
CCBT×Shibuya Sakura Stage「CIVIC CANVAS Vol.2: キッズ・ワークショップ 」(2024.12)の様子

■ワークショップ&上映プログラム「CIVIC CANVAS」とは

CCBTでは、2023年のコアプログラム「未来提案型キャンプ(Future Ideations Camp)」において、都市とシビック・クリエイティブを、街中のデジタルサイネージを活用して提案・構想する課題を実施しました。ここでは、大規模な広告投資と情報発信を行う都市のサイネージに対し、市民・アーティストが自ら発信する場となるよう、公共地としてのビジョンを提案。2024年2月にはこれを発展させ、恵比寿映像祭2024と連携した上映プログラム「Poems in Code−ジェネラティブ・アートの現在/プログラミングで生成される映像」を実現しました。
これらの都市への展開となる「CIVIC CANVAS」は、街のサイネージをクリエイターや市民による創作・発表(シビック・クリエイティブ)の機会としてひらき、新たな表現を育む公共的なキャンバスを提案するものです。
2024年に本格稼働したShibuya Sakura Stage4ヶ所のメディアファサード「INTER-SQUARE」は、渋谷の新たな表現を育むデジタルスクエアとして、都市のサイネージを表現者に解放し、渋谷の刺激的で多様な文化発信の一翼を担うものです。本プログラムを通じ、市民のデジタルメディアを活用した創作機会(シビック・クリエイティブ)を提供するとともに、都市をより良く変える表現・アクションを作り出すことを目指しています。

■「INTER-SQUARE」(Shibuya Sakura Stage内)とは

「INTER-SQUARE」は、スクエア型ユニットが集合した特徴的な形状のメディアファサードで、Shibuya Sakura Stage内4ヶ所に設置されています。多様なクリエイターによる作品発表が可能となるようシステム設計が施されており、ビジュアルの動きやパターンをファサードにあわせて自由にデザインすることが可能です。「CIVIC CANVAS」では、ワークショップにおいて、このシステムや本ファサードの形状を踏まえた制作がされたほか、駅から見える展望などを意識し、「INTER-SQUARE」だから可能となる表現が追求されました。

会場

渋谷サクラステージ
(東京都渋谷区桜丘町1番1号ほか)
https://www.shibuya-sakura-stage.com/access/train/#cnt3

連動する4ヶ所での映像上映

1. Street vision:ときめきSTAGE隣接の立体ビジョン
2. Rail vision:新南口出口、駅ホームから一望できる120mの超横型ビジョン
3. Corridor vision:にぎわいSTAGE奥の貫通通路に設置された縦型ビジョン
4. Pillar Vision:国道246号線側歩行者デッキ側に設置された立体ビジョン

■出展作家

青木優太(クリエイティブコーダー)
アラカワケンスケ(デザインエンジニア)
大河原綾人(ビジュアルプロシューマー)
小木久美子(アーティスト)
倉橋真也(エンジニア、アーティスト)
後藤汰誓(サウンドアーティスト、デザイナー)
坂本大幸(デザイナー)
Samuel YAN(エンジニア、アーティスト)
品田十夢(アーティスト、空間デザインエンジニア)
下浜臨太郎(現代美術作家)

センバク(アーティスト、クリエイティブコーダー)
田島琢巳(エンジニア、アイデア・デザイナー)
chobishiba(アーティスト、ソフトウェアエンジニア)
広岡ジョーキ(デイリーコーダー)
foana(アーティスト)
ミキオ(アーティスト、デザイナー)
【ワークショップスタッフ】三浦大輝(エンジニア)

▶︎ 上映作品一覧

青木優太「crossover」(2024)
アラカワケンスケ「morph」(2024)
大河原綾人「find me」(2024)
小木 久美子「緑と紫」(2024)
倉橋真也「Tip of the Iceberg」(2024)
後藤汰誓「Angry Neko-chan, Angel, Angle」(2024)
坂本大幸「50個の四角形の重なり」(2024)
 Samuel YAN「Generative YOSEGI」(2024)
品田十夢「hidden shapes」(2024)
下浜臨太郎「scrap and build」(2024)
センバク「交差点」(2024)
田島琢巳「quantum entanglement(量子もつれ)」(2024)
chobishiba「fractal flower」(2024)
広岡ジョーキ「Busy Primitives」(2024)
foana「luminescence」(2024)
ミキオ「あ!」(2024)
三浦大輝「CCBT Tile #0」(2024)

■キッズクリエイター

あお、かずと、メイ、りこ
イツキ、たくみ、ハルサメ、ヒナ

▶︎ キッズクリエイター作品

「天の川」あお、かずと、メイ、りこ 
「かくかく、くるくる」イツキ、たくみ、 ハルサメ、ヒナ

🔳これまでの実施プログラム

CIVIC CANVAS Vol.1
クリエイターズ・ワークショップ

🔳ワークショップ
開催日時:2024年8月24日(土)13:00〜19:00
詳細はこちら:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/civic-canvas01

🔳成果上映
開催日時:2024年8月25日(日)~2024年9月7日(土)
7:30〜23:30 ※毎時30分に上映 (上映時間約10分)
詳細はこちら:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/civic-canvas01-screening

CIVIC CANVAS Vol.2
キッズ・ワークショップ

🔳ワークショップ
開催日時:2024年12月1日(日)9:30〜14:00
詳細はこちら:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/ccbtshibuya-sakura-stagecivic-canvas-vol-2

🔳成果上映
開催日時:2024年12月1日(日)~2024年12月15日(日)
7:30〜23:30 ※毎時30分に上映 (上映時間約8分)
詳細はこちら:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/civic-canvas02-screening

CIVIC CANVAS Vol.1、Vol.2は、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]、株式会社フロウプラトウ、一般財団法人ジェネラティブアート振興財団による共催で実施しました。


青木優太Aoki Yuta

クリエイティブコーダー

新潟市出身。ウェブ制作会社にてフロントエンドデベロッパーとして勤務後、現在はエンジニアリングを続けながら、障がい者の就労支援にも携わる。プログラミングを用いた表現活動に興味を持ち、2023年よりp5.jsを用いたジェネラティブアートの制作を始める。

https://x.com/yuta_0_p5

アラカワケンスケArakawa Kensuke

デザインエンジニア

岩手県盛岡市出身。情報デザイン・デザインエンジニアリングからの視点によるリアルタイムデータヴィジュアライズやインタラクティブ展示を得意とし、制作・研究を行う。ヴィジュアルデザインスタジオWOWにてテクニカルディレクター。

https://www.kalium.net/

大河原綾人ayat

ビジュアルプロシューマー

1993年群馬県生まれ。神奈川県在住。東北大学工学部卒業。クリエイティブファームTHINK AND SENSE所属。エンジニアリングとアート、両分野に関心を持つ。

https://github.com/ogrew

小木久美子k-ogi

アーティスト

1959年青森市生まれ。平面、半立体などフィジカルなアート作品を制作していたが、2023年6月よりコーディングを始める。現代美術とコード作品の接点を考察している。個展、グループ展多数。

https://k-ogi1.wixsite.com/website

倉橋真也Kurahashi Masaya

エンジニア、アーティスト

1992年大阪府生まれ。2017年神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻修士課程修了。メーカーでプロダクトマネージャー、ソフトウェアエンジニアとしてSTEAM教材のサービス企画、システム開発に従事。個人活動では、2023年6月渋谷ヒカリエ8/にて、AIと人間の共創の可能性を問う実験的ソフトウェア作品「p5.CodingWithAI」を発表。公私を通じてテクノロジーを利用したものづくりの楽しさを広める活動に取り組んでいる。

https://kyabe.net

後藤汰誓Goto Taisei

サウンドアーティスト、デザイナー

2002年熊本県生まれ。テクノロジーと批評的に向き合う実践に興味を持ち、音を中心とした制作を行う。現在は生命活動を取り入れた音響表現や、XR技術により実現される仮想存在との生活デザインに取り組んでいる。九州大学 芸術工学部 在学中。

https://gototaisei.ochakumi.com/

坂本大幸Sakamoto Hiroyuki

デザイナー

北海道生まれ。MESON,inc.所属。内装設計施工、ウェブ制作業務に携わった後、フィジカルとデジタルを横断接続可能なXR領域に活動の場を移す。

https://x.com/hiroyukisakam
村松正博

Samuel YANSamuel YAN

ジェネラティブアーティスト、クリエイティブコーダー

1990年中国洛陽市生まれ、東京在住。音楽と絵画のバックグラウンドを持つ。2019年、デジタルアートの可能性をより追求するために東京に移住し、ジェネラティブアートの表現の可能性を探求し始めた。提唱している概念の「ME」は、作品を通じて人間関係を明確にするための源泉となっている。彼の作品は、キュビスム、計算、ランダム性のセレンディピティからインスピレーションを得ており、現代の都市生活の複雑さを痛烈に映し出している。

https://www.instagram.com/samuel_yan_1990/

品田十夢Shinada Tom

アーティスト、空間デザインエンジニア

大学で建築学を学び、デジタルツールを利用した設計業務に携わる。現在は、デジタルメディアが人々の都市認識に与える影響に注目し、研究および制作活動を行っている。

https://tom1063.github.io/my_portfolio/works.html

下浜臨太郎Lynn Ximo

現代美術作家

1983年東京都生まれ。国内最大の広告代理店で制作を経験したのち、金沢美術工芸大学専任教員を経て、2023年に本格的に作品制作を開始。異なるメディアで作品を制作する場合、それぞれのメディアの持つメディアの意味は何かを探求している。最近はビニールテープなどの安価な素材を作品の題材に制作。

https://linktr.ee/lynnximo/

センバクSenbaku

アーティスト、クリエイティブコーダー

埼玉生まれ。民俗学研究のバックグラウンドをもつ。都会で行き交う人々を「シーツおばけ」になぞらえ、誰とは明確にならない人々の、多様な内面を表現することをテーマに作品制作を行う。2020年にジェネラティブ・アートとデイリーコーディングの活動に触れたことをきっかけに、画材を筆からコードに持ち替え、以降コーディングによる表現を行っている。

https://linktr.ee/senbaku
村松正博

田島琢巳Tajima Takumi

エンジニア、アイデア・デザイナー

モノ・コトについて新しい価値を探求。アートを観た体験を記録、共有できるプラットホーム「ARTMeeT」、書いて調う「ZEN NOTE」 開発プロジェクト代表。

https://shibuya-qws.com/project/artmeet
chobishiba

chobishibachobishiba

アーティスト、ソフトウェアエンジニア

RubyやRailsを使ったソフトウェア開発に従事。手に馴染んだRubyでビジュアルアート作品を制作するかたわら、初心者から経験者まで幅広くプログラミングを楽しめる方法の一つとして、登壇やワークショップを通じたクリエイティブコーディングを広める活動を行っている。

https://ksbmyk.github.io/sketch/
Katsuki Tanaka

広岡ジョーキHirooka Joki

デイリーコーダー

リトルプレスの編集・デザイン、およびサポート業。インタビューZINE『トトノイ人』の編集発行人を務める。韓日翻訳者としての訳書に、SF作家ファン・モガの『モーメント・アーケード』(クオン刊)および『生まれつきの時間』(inch)などがある。2022年にp5.jsによるリソグラフ制作を開始し、成果物はUnlimited Edition(ソウルアートブックフェア)や日本国内のリトルプレスのイベントで発表している。

https://x.com/joki_hirookahttps://x.com/search?q=(%23dailycoding)%20(from%3Ajoki_hirooka)&f=live

foanafoana

アーティスト

nAoによる電子音楽ソロプロジェクト。ドラムマシン、モジュラーシンセを使用したオーディオビジュアルライブやアンビエント、エレクトロニカ、テクノなどの制作を行う。

https://x.com/nao0

ミキオmikio

アーティスト、デザイナー

信州高山村出身。鉛筆やコラージュ、粘土からp5.jsやHoudiniまで様々な手法や道具をつかい、科学・哲学のおもしろさを感じたり身体をすこやかにする表現や設計を目指す。大学では音象徴性など感覚間協応に関わる研究を行う。

https://mikio-kamura.github.io/biolink/

三浦大輝Miura Daiki

エンジニア

一関工業高等専門学校在学中に岩手発・超人スポーツプロジェクトに出会い、スポーツは創れるということ、みんなで何かを創っていくプロセスの面白さに気付く。以降、岩手発・超人スポーツプロジェクトのファシリテーターとして活動。未来の運動会でデベロップレイヤー達の要望を一瞬で実装するエンジニアに感銘を受け、パートナーが欲しいものをプロトタイピングしながら一緒に創っていくことを目指す会社、株式会社オモローグ[omororg]を創業。面白い組織、面白い生命体を目指して日々デベロップレイしている。山口に兄弟子がいる。

有國恵介Arikuni Keisuke

プロジェクトディレクター、プランナー/Flowplateaux

演出と空間を掛け合わせた長期的な場づくりをテーマに商業施設や都市空間の体験設計を手掛ける。主な仕事は東京駅100周年記念TOKYO COLORS総合演出、常設インスタレーションSHIBUYA CASTの『AXYZ』の企画制作、心斎橋大丸『D-WALL』企画制作、展望施設『SHIBUYA SKY』の体験設計から開業後のブランディングディレクターとして従事。複合施設 SHIBUYA SAKURA STAGEの環境演出などを担当。INTERーSQUAREのプロジェクトディレクターを務める。

高尾俊介Takawo Shunsuke

アーティスト、ジェネラティブアート振興財団代表理事

1981年熊本県生まれ、兵庫県在住。2019年より、日記のように毎日プログラムを書く習慣としてデイリーコーディングを提唱している。21年、NFTアートプロジェクト「Generativemasks」を発表。1万点のプログラムから生成されるNFTが世界的に注目を集め、発売から2時間で1万個が完売した。このアーティスト収益から、ジェネラティブアート振興財団を設立・現在は作品発表と並行して、アルゴリズムと計算の芸術であるジェネラティブアートの普及啓発活動に従事している。甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授。

https://cenkhor.org
主催
東京都、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京)、渋谷ファッションウィーク実行委員会