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連続Meetup

連続Meetup|第2回〜第7回「アート&テクノロジーへの問い」Directed by Fujihata Masaki

2024.06.16(日), 2024.07.07(日), 2024.08.18(日), 2024.09.22(日), 2024.10.20(日), 2024.11.17(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
会期
第2回:道具と装置(人間について)6月16日(日)/ 第3回:猛烈最短美術史(絵画史)7月7日(日)/第4回:鑑賞と関与(見ること)|8月18日(日) /第5回:コンセプションとメディウム(孕むこと)|9月22日(日)  /第6回:生命と機械(知ること)|10月20日(日)  /第7回:作品と表現(価値について)|11月17日(日) 
開館時間
16:00〜18:00
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
定員
50名(予定)
参加費
無料
事前申込
あり ※申込受付を終了いたしました
申込受付期間
2024年5月16日(木)〜6月6日(木)

メディアアートのパイオニアである藤幡正樹氏とCCBTが協働し、人間・技術・アートの関係性を見据えるミートアップシリーズ「アート&テクノロジーへの問い」を開催。第2回から第7回までの参加者を募集します。興味のある方は、まずはドシドシご応募ください!(申込期間:2024年5月16日(木)〜6月6日(木))

アートは機械化する環境への防波堤になり得るか?
これからの人間・技術・アートの関係性を見据えるためのミートアップシリーズ


テクノロジーの進展とともに変化し続ける私たちの生活・未来・社会。AIやWeb3といった新たな動向を前に、科学・芸術・哲学・技術と、その関係性を、私たちの社会や歴史から読み解く連続ミートアップを開催します。メディアアートのパイオニアである藤幡正樹氏とCCBTが協働し、全8回の特別カリキュラムを実施。対話を通じた気づきや新たな発想を重視し、実践編として課題テーマをもとにした共同制作も試行する予定です。鑑賞者、アーティスト、学者など、新たな創造的視点を探求する幅広い層を対象に、アートとテクノロジーの交差点から未来の社会を構築するための学びの場を提供します。

※本シリーズは、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]において国内外の研究者等をパートナーとし、シビック・クリエイティブの実現に資するための研究、開発とその公開を推進する「リサーチ・パートナー・プログラム」の一環として行われます。

○「アート&テクノロジーへの問い」Directed by Fujihata Masaki 【全8回】

「自分のやっている仕事の意味について問われ、人前で話さなければならないことが多かったことから、いつも答えを探し、ことばを探してきた。ここで話すことは自分の経験に根ざしたことばなので、とてもわかりやすい話ばかりになると思う。(藤幡正樹)」

カリキュラム一覧(予定) ※第1回・第8回は申込不要です。

第1回:人間として生きる(ガイダンス)5月26日(日) 15:00〜17:00
※詳細は、第1回イベントページにてご確認ください。

第2回:道具と装置(人間について)|6月16日(日)16:0018:00
・第3回:猛烈最短美術史(絵画史)|7月7日(日)16:0018:00
・第4回:鑑賞と関与(見ること)|8月18日(日) 16:00〜18:00
・第5回:コンセプションとメディウム(孕むこと)|9月22日(日) 16:00〜18:00
・第6回:生命と機械(知ること)|10月20日(日) 16:00〜18:00
・第7回:作品と表現(価値について)
11月17日(日) 16:00〜18:00
・第8回:海外有識者等を招いたシンポジウムを予定12〜3月

上記クリックにてチラシ(PDF)をご覧いただけます

第2回〜第7回の参加申込みについて

応募要件:すべての回に参加できること
申込方法:申込フォームよりお申し込みください。 申込受付を終了いたしました。
申込期間:2024年5月16日(木)〜6月6日(木)
定員:50名程度 年齢不問

・申込多数の場合は、応募内容をもとに抽選を行い、参加者を決定します。
・抽選の結果は、2024年6月10日(月)(予定)に応募者のEmail宛にご連絡します。

・第2回〜第7回の参加者には、第1回(ガイダンス)の映像データを事前共有いたします。

〈第2回〜第7回|カリキュラム概要〉

第2回:道具と装置(人間について)

日時:6月16日(日) 16:00〜18:00

道具とは人間にとって、いかなるものなのでしょうか?道具の発明は人間に記憶の外在化のチャンスを与えました。それが記号を生み、文字を生み、書物を生み、現在のデジタルメディアの誕生に繋がります。しかし、この連続する発明はこれで終わったわけではなく、現在も進行中であり、それに挑戦する詩人とアーティストを待ち続けているのです。

第3回:猛烈最短美術史(絵画史)

日時:7月7日(日) 16:00〜18:00

ここから先に踏み込む前に、美術の歴史を振り返っておきたいと思います。そこには実に豊富な資源がありますが、ただの教養としてカテゴライズされてきたことで、歴史的に人類が行ってきた行為とその結果についてうまく学べていません。歴史に対する多少異なった見方を提案します。

第4回:鑑賞と関与(見ること)

日時:8月18日(日) 16:00〜18:00

あなたは十分に世界を見ることができているでしょうか?良き鑑賞者であることは、自分の創作、表現活動の絶対条件です。人は、自分にかかっているバイアスをどのように認識することができるのでしょうか?いろいろなアプローチについて考えてみたいと思います。

第5回:コンセプションとメディウム(孕むこと)

日時:9月22日(日) 16:00〜18:00

「コンセプト」ということばは、現代において多用され、多くの人にとってもっとも理解しにくいことばでありながら、もっとも重要なことばであります。なぜ「コンセプト」が重要なのか、なぜ苦手なのかを考えていきます。

第6回:生命と機械(知ること)

日時:10月20日(日) 16:00〜18:00

20世紀以降、生命と機械はまったく別のものであるとした議論が揺らいでいます。科学が進めば進むほど、人間は限りなく機械に近いことがわかってきます。同時に機械が限りなく人間に近づきつつあることも知られています。第5回までの背景の上に、今後もっとも中心的課題になるであろうこの問題について、まず触れてみたいと思います。

第7回:作品と表現(価値について)

日時:11月17日(日) 16:00〜18:00

ものとしてのアート作品の市場は、これまでにないような活況を呈しています。この現象とアート作品の価値は必ずしも直結していません。どうしてこのような状況が生まれたのでしょうか?考えるための補助線を引いてみようと思います。

村松正博

藤幡正樹Fujihata Masaki

メディアアーティスト

日本のメディア・アートのパイオニア。80年代は「Mandala 1983」などのコンピュータ・グラフィックス作品、その後「Geometric Love」等の彫刻作品を経て、90年代は「Beyond Pages」などのインタラクティブ・アート作品を制作。同時期の1996年にネットワークをテーマにした作品「Global Interior project」で、アルス・エレクトロニカ・ゴールデンニカ受賞。2000年に入って、「Morel’s Panorama」「無分別の鏡」「Ruska’s Room」「Eternity of Visions」等のイメージと仮想空間の問題を扱ったインスタレーション作品を展開するが、同時に、より公共性の高いプロジェクト方の仕事をはじめる。2001年に始まった、GPSを使ったフィールドワーク・シリーズは、「Field-work@Hayama」から、「Field-work@Alsace」、そして2012年の「Voices of Aliveness」まで展開する。2018年には香港で、また2022年にはロスアンゼルスで、歴史をテーマとした大型のARのパブリック・アート・プロジェクト「BeHere / 1942」を実現。ここ数年は、「Brave New Commons」「My First Digital Data」と、NFTを扱ったプロジェクトを展開している。

http://www.fujihata.jp/
企画・制作
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]