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未来提案型キャンプ

Future Ideations Camp Vol.2 【基調講演04】水野 祐「Web3における法のデザイン」

2023.08.29(火)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] ※オンライン配信あり
 
開催日時
2023年8月29日(火)19:30〜21:00(開場:19:15)
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] ※オンライン配信あり
定員
40名
参加費
無料
情報保障支援
日英同時通訳

「ブロックチェーン」の仕組みを用いて「お金」「NFT」「DAO(分散型自律組織)」を新たに構想する、5日間の未来提案型キャンプ「Future Ideations Camp Vol.2|setup():ブロックチェーンで新しいルールをつくる」。基調講演・最終回には、情報技術の進展とそれによるリーガルデザインを考察・実現する法律家・弁護士の水野祐氏が登壇。一般公開イベントとして、ライブ配信も行います。

Future Ideations Camp Vol.2 【基調講演04】
水野 祐「Web3における法のデザイン」

日時:2023年8月29日(火)19:30-21:00
定員:40名
登壇:水野 祐(法律家、弁護士(シティライツ法律事務所))

「ブロックチェーンで新しいルールをつくる」をテーマとするFuture Ideations Camp Vol.2では、約20名の参加者と国内外の講師・ファシリテーターが、ブロックチェーンの仕組みを用いて「お金」「NFT」「DAO(分散型自律組織)」の新たな構想にチャレンジします。本プログラムの公開イベントとして開催する基調講演・最終回には、情報技術の進展とそれによるリーガルデザインを考察・実現する法律家・弁護士の水野祐氏が登壇します。

水野氏は、インターネット以降の時代における法のデザインを思考し、市民それぞれが自発的にルールメイキングしていくための「法」×「デザイン思考」=「リーガルデザイン」という考え方を提唱し、多くのクリエイターに影響を与えてきた法律家です。
基調講演の第2回目で登壇する藤幡正樹氏の作品「Brave New Commons」(2021)をはじめ、NFTやブロックチェーンを利用するアート作品には、「所有」や「価値」自体を新たに問いかけるものが多くあります。一方、ブロックチェーンやスマートコントラクトは、法律的な側面においても所有権や著作権に関する議論の契機をもたらしています。
本講演では、ブロックチェーンの特徴的な機能でもある「スマートコントラクト」をはじめ、Web3テクノロジーにおけるリーガルデザインと社会契約のあり方について考えていきます。NFTやその対象となるデータの所有権等の基本的な概念とともに、Web3テクノロジーによる意思決定やそのプロセスの透明性、情報資源の公共化に資する新たな社会契約の可能性について、制約原理であるアーキテクチャと、リーガルデザインの視点からお話しいただきます。

水野 祐Mizuno Tasuku

法律家、弁護士(シティライツ法律事務所)

九州大学グローバルイノベーションセンター(GIC)客員教授。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。グッドデザイン賞審査員。note株式会社などの社外役員。テック、クリエイティブ、都市・地域活性化分野のスタートアップから大企業、公的機関まで、新規事業、経営戦略等に関するハンズオンのリーガルサービスを提供している。著作に『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社)、連載に『新しい社会契約〔あるいはそれに代わる何か〕』(WIRED JAPAN)など。

https://twitter.com/TasukuMizuno
主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]