CCBTでは、街や人とつながり、国内外でのネットワークを形成し、デジタルクリエイティブの拠点を作り出すことを目指し、この実現に資する取組としてCCBTと外部団体等との提携事業を実施しています。このたび、昨年度に引き続き一般財団法人たんぽぽの家と提携し、アートとケアの観点からテクノロジーをとらえなおし、アートとケアとテクノロジーの可能性をひろげるプロジェクト「Art for Well-being」の展覧会を開催します。
【たんぽぽの家 展覧会「Art for Well-being 表現とケアとテクノロジーのこれから」】
主催:文化庁、一般財団法人たんぽぽの家
文化厅委託事業 「令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
公式ウェブサイト:https://art-well-being.site
表現すること、表現に触れること、表現しあうことは、よく生きるために必要です。だからこそ、病気や事故、障害の重度化などによって、心身がどのような状態に変化しても、さまざまな道具や技法、AI(人工知能)やMR(複合現実)などの新しいテクノロジーとともに、自由に文化芸術活動をはじめることや継続できる方法を探っています。
テクノロジーを導入するときに何を大事にしたいのか、実際に活動を始めて広めるためにはどのようなチームづくりや工夫を心がけるとよいか。本展覧会は、障害のある人たちの表現活動とケアの現場、そしてテクノロジーとの出会いから見えてきた可能性や課題を展示し、これからの可能性をみなさんと一緒に考えていきます。
関連プログラム
■ギャラリーツアー
Art for Well-being プロジェクトスタッフによる展示内容の紹介ツアーを実施します。
開催日:毎日2回ずつ実施 [1]14:00~15:00 [2]17:00~18:00(3/19・3/21除く)
定員:各回5名(先着順/定員になり次第締切)
参加無料
お申し込み:要事前申込
申込方法は、一般財団法人たんぽぽ Art for Well-beingプロジェクトサイトをご確認ください。
■シンポジウム
実験的な取り組みに関わってきた障害福祉の現場の人たちや技術者が集い、現時点での課題や期待などを共有しながら今後の可能性や展望について語り合います。
1.「身体表現とテクノロジーとウェルビーイング」
開催日:2025 年3月19日(水) 17:00〜18:30
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]オープンスペース
※車椅子などをご利用の場合は、アクセスページ掲載の車いす等利用者向け推奨ルート(PDF)および館内バリアフリー情報にてご確認ください。
定員:50名(要事前申込)
参加無料、オンライン配信あり(要事前申込)
情報保障:文字情報保障支援
申込方法は、一般財団法人たんぽぽ Art for Well-beingプロジェクトサイトをご確認ください。
登壇者
※登壇者の体調によっては、オンラインでの登壇に変更したり、終演時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。






2.「ケアの現場で考える、音色生成AI・MRとつくる表現の可能性」
開催日:2025年3月21日(金) 16:00〜18:00
会場:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]オープンスペース
※車椅子などをご利用の場合は、アクセスページ掲載の車いす等利用者向け推奨ルート(PDF)および館内バリアフリー情報にてご確認ください。
定員:50名(要事前申込)
参加無料、オンライン配信あり(要事前申込)
申込方法は、一般財団法人たんぽぽ Art for Well-beingプロジェクトサイトをご確認ください。
登壇者
※登壇者の体調によっては、オンラインでの登壇に変更したり、終演時間を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。






お問い合わせ:
一般財団法人たんぽぽの家Art for Well-beingプロジェクト事務局
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL:0742-43-7055
FAX:0742-49-5501
MAIL:art-wellbeing@popo.or.jp
提携団体
一般財団法人たんぽぽの家
[アート]と[ケア]の視点から、多彩なアートプロジェクトを実施している市民団体です。ソーシャル・インクルージョンをテーマに、アートの社会的意義や市民文化について問いかける事業を実施しています。国内外の団体とネットワーク型の文化運動を展開し、より公共性の高い仕事に取り組みます。
一般財団法人たんぽぽの家ウェブサイト
Art for Well-beingプロジェクト
Art for Well-being は、アートとケアの観点からテクノロジーをとらえなおし、アートとケアとテクノロジーの可能性をひろげるプロジェクトです。このプロジェクトでは、病気や事故、加齢、障害の重度化など、心身がどのような状態に変化しても、さまざまな道具や技法などのテクノロジーとともに、自由に創作をはじめることや、表現することを継続できる方法を考えます。
2020 年から始めているプロジェクトは、2022 年から文化庁の一事業としても取り組み、先進的な実践や考え方を調査したり、AI やVR などを福祉現場にとりいれながら試行を継続しています。
Art for Well-beingプロジェクトウェブサイト