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連携事業

TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト× ABAL「XRアートシアター『死神』」

2023.04.19(水)–2023.05.07(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
会期
2023年4月19日(水)~5月7日(日)
休館日
月曜
開館時間
13:00~19:00 ※体験時間:30分程度
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

【連携事業】TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクトによる、スタートアップとの協働
現実空間と仮想空間をつなぐ芸術文化の新しい上演環境「XRアートシアター」。パイロットモデルとして古典落語『死神』を公開

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団では、XRプラットフォームを提供する株式会社ABALと協働による「XRアートシアター『死神』」を2023年4月にシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]にて上演します。本取組は、2021年より実施する文化資源のデジタル化と多様な形態での鑑賞体験を提供するプロジェクト「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」の一環として実施するものです。スタートアップと協働し、現実世界と仮想世界の融合による新しい体験を作り出す技術(XR技術)を活用し、新たな芸術文化の鑑賞環境と作品体験を提案します。
今回発表する現実空間と仮想空間をつなぐ芸術文化の新しい上演環境「XRアートシアター」では、その独自の表現を探求するため、パイロットモデルとして古典落語の代表作『死神』を若手クリエイターとともに制作しました。鑑賞者は、ヘッドマウントディスプレイを装着し、浮世絵や屏風絵をモチーフとした広大で複数の仮想空間を往来する、XRならではの新しい表現を体験いただけます。本公演を通じ、最新のテクノロジーによるアート表現の可能性を、お楽しみください。

企画開発:株式会社ABAL
※本作は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団で進める「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」の一環として企画制作されました。

・本公演は、ヘッドマウントディスプレイ装着によるVRでの体験となります。7歳未満のお子様は装着いただけません。
・体験中に目の疲労、めまい、平衡感覚の喪失、吐き気、乗り物酔いに似た症状が出るなどの不快な症状を感じる場合があります。気分が悪くなったり、身体に異常を感じたりした際は、スタッフにお声がけください。


会期:2023年4月19日(水)〜5月7日(日)13:00〜19:00
体験の所要時間:約30分程度
同時体験人数:5名程度
※日程指定にて予約いただけます。当日、開館時間内にお越しください。


予約方法
外部サイトPeatix https://abal-shinigami.peatix.com/よりご予約ください。

アバターの作成
※本作では、ご自身のアバターを作成し、そのアバターでVR体験ができます。
体験時には、https://shi.compass-web.jp/よりアバターを作成してください。
<アバター作成方法>
・アカウント登録(アカウント登録済みの方はサインイン)
・ページ下部「アバター着替え」を選択
・顔写真撮影
・アバターの服の色を選択して完了(選択すると自動的に保存されます)

本作のみどころ

江戸時代から伝わる落語と、テクノロジーの出会い
古典落語の『死神』は、いろいろな噺家が独自の演出を施し、セリフだけではなく、所作や表情でも楽しめる落語として親しまれています。今回は、この『死神』の世界観を、最新テクノロジーを用いることにより、キャラクターによる語りとダイナミックに切り替わるシーンで表現しています。

若手クリエイターによる最新テクノロジーを活用した作品制作
空間デザインには公募により選出された学生も参加。浮世絵や屏風絵の世界を立体的な描画で表現。さらに、キャラクターのモーションキャプチャにはダンサー等も多数参加しています。最新テクノロジーを活用した創作機会を若手クリエイターにも幅広く提供しています。

バーチャル空間内では自撮りも可能。新しいXRの楽しみ方の提案
鑑賞者は、ヘッドマウントディスプレイを装着し、仮想空間内の『死神』の世界に没入します。さらに、自らシーンの移動を操作したり、キャラクターと一緒に自撮りができたりと、ARを活用した参加性の高い仕掛けも充実しています。

株式会社ABAL

株式会社ABALは2016年より、狭小空間に広大な仮想空間を構築する技術にフォーカスした知財開発を行っている。ソフトウェアとハードウェアを組み合わせ、VR空間内での自由移動・体験共有を可能にするソリューション「ABALシステム」を開発・提供。限られたスペースの中に巨大なVR空間を作る技術に強みを持ち、様々な広告イベント・店頭ディスプレイ・音楽ライブ等をVR空間の中で展開することが可能。
公式サイト:https://www.abal.jp

TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト
(主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団)


東京都の文化施設が有する収蔵品や、各館の展覧会・公演等の活動等の文化資源をデジタル化して記録・保存するとともに、多様な形態での鑑賞体験を提供するプロジェクト。東京文化戦略2030(2022年3月公開)の戦略2の推進プロジェクトでもある本事業は、東京都の基本政策「未来の東京」戦略「戦略 15 文化・エンターテインメント都市戦略」および「スマート東京 実施戦略」の「取組方針の柱2 公共施設や都民サービスのデジタルシフト」にも対応しています。本プロジェクトでは、文化資源のオンライン公開、最先端技術による新しい鑑賞体験の創出と、各館の情報環境整備を一体的に推進し、「誰もが、いつでも、どこでも芸術文化を楽しめる環境」を実現していきます。

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団