ホーム / イベント / Loopntale 展覧会「알아보다【アラボダ】──気づく、知るために観察する/関わる、本質を見抜く、忘れずに覚えている」
ショーケース

Loopntale 展覧会「알아보다【アラボダ】──気づく、知るために観察する/関わる、本質を見抜く、忘れずに覚えている」

2026.08.29(土)–2026.10.04(日)
シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT] B1 STUDIO
会期
2026年8月29日(土)〜2026年10月4日(日)13:00-19:00
休館日
月曜休館 ※祝日の場合は開館、翌平日休館
会場
シビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT] B1 STUDIO
観覧料
無料

韓国・ソウルを拠点に活動するアーティストデュオである、Loopntaleによる日本初個展を開催します。
代表作であるゲームインスタレーション作品「Feed」を起点として、人間だけでなく、動植物や環境、さらには未知なる気配など、世界を形づくるあらゆる存在との出会いをひらきます。

Loopntaleは、ビデオゲームやインタラクティブ・インスタレーション、ワークショップなどの手法を通して、都市や社会において周縁化された存在や、普段意識されることのない他者や環境との関係性を探求してきました。2026年5月と7月の2度にわたる東京での滞在で重ねた対話と滞在制作を経て開催される本展では、韓国語独自の表現である「알아보다(アラボダ)」の実践と精神性を手がかりに、人間、非人間、テクノロジーが複雑に絡み合う世界と私たちとの間に描き得る新たな関係性や対話のあり方を探ります。

展覧会の中心に据えられる「Feed」は、Loopntaleが約3年にわたり韓国・ソウルの開発制限区域・炭川(タンチョン)へ通い、そこで出会った存在や築いてきた関係性をもとに制作されたゲームインスタレーション作品です。さらに本展では、「Feed」で描かれた世界を拡張し、人間の感情に呼応する未知の存在が息づく世界観を重ね合わせます。

展覧会タイトルである「알아보다(アラボダ)」は、「知る(알다)」と「見る(보다)」から成る韓国語独自の複合動詞です。日常的に使用される極めて身近な言葉ですが、「気づく」「認識する」「見分ける」「調べる」など、複数の意味を有しており特定の日本語には置き換わりません。何かが既にそこにあるが、関係のなかで初めてそれを認識し、存在として立ち上げる——そのようなニュアンスを持ち、身体的・能動的な姿勢を要求します。

知らないもの、あるいは知ろうとしてこなかった存在と向き合い、その関わりのなかで、自らの見方や振る舞いを更新していくこと。Loopntaleが描く世界観(装置)へ介入することを通して、私たちが世界にどのように応答し、多様な存在とともに生きていくことができるのか──その新たな可能性を探ります。

「Feed 2025」(2025年、Unfold X “Let Things Go: Relations of Relations”、Culture Station Seoul 284)
「Layers of Reality: The Cat」 ( 2024年、“ART PLAYS GAMES”, FACT LIVERPOOL )
「Tancheon Chronicle」(2023年、ZER01NE DAY)

LoopntaleLoopntale

アーティスト・デュオ

キム・ヨンジュ(Youngju Kim)とチョ・ホヨン(Hoyoun Cho)によるアーティスト・デュオ。ビデオゲーム、インタラクティブ・インスタレーション、参加型ワークショップを通じて、社会において周縁化された存在や目に見えない関係性を探る。絡み合うさまざまな関係性のなかで存在の輪郭が立ち現れる瞬間、そして、人の知覚を超えた世界を想像する方法に関心を寄せている。ゲームデザインの新たな可能性を実験的に探りながら、連帯感とは何か、またそれがどのように生まれ、共有されうるのかを問いかける。作品はこれまでに、FACT Liverpool(イギリス)、HEK Basel(スイス)、国立アジア文化殿堂(ACC、韓国)、国立現代美術館ソウル館(韓国)で発表されている。

https://loopntale.com/
企画・制作
Loopntale、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
主催
東京都、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 )

連携:ソウル文化財団