「空気」をメディウムとして捉え直し、気候変動や弛まぬ国際紛争など、不確実性が増す現代において、嗅覚はいかにして見えない力学や関係性を知覚させうるのか。
その可能性を問いかける上田麻希の「An Olfacto-Politics Project」が、アルスエレクトロニカ・フェスティバルのテーマ展示に登場!
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、ミッション「発見」「開発」「共創」「連携」を体現するため、国内外の分野を超えた多様なパートナーと連携する「CCBTx」を実施しています。
2026年9月9日(水)からは、2025年度CCBTアーティスト・フェローである上田麻希が、世界最大規模のメディア・アートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル(Ars Electronica Festival)」で、「An Olfacto-Politics Project」を展示します。
2025年度に実施した「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」は、レクチャー・ワークショップによる学びの場の創出、嗅覚をテクノロジーで測定・可視化するリサーチ、空気の循環を表現する空間作品の制作・発表からなるプロジェクトです。「空気」を通して、生物多様性やバイオームへの思考を促し、世界を捉える新たな視点を生み出すことを目指しました。
今回出展する「An Olfacto-Politics Project」と題した本プロジェクトでは、上田麻希のリサーチ・コンセプト 「Olfacto-Politics」 を体現しています。人類を含む動植物、すなわちマルチスピーシーズが等しく共有する「空気」をメディウムとして捉え直します。気候変動や弛まぬ国際紛争など、不確実性が増す現代において、嗅覚はいかにして見えない力学や関係性を知覚させうるのか。その可能性を問いかけています。
An Olfacto-Politics Project(Ars Electronica Festival公式ウェブサイト)
展示1|Olfactory Biome
展示2|Dog’s Nose
ワークショップ|Olfactory Biome: The Smell is the Message!
Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)とは
オーストリアのリンツ市が創設した、アートと先端テクノロジーのクリエイティブ拠点。世界最大規模のメディアアートのフェスティバル「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」を40年以上にわたり、毎年開催。企業、行政、文化・教育・研究機関などと共同で、アートや技術の未来を研究する「フューチャーラボ」も設置。この他、未来の美術館、未来の学校として知られる「アルスエレクトロニカ・センター」と、世界で最も長い歴史を持つメディアアートの国際コンペティション「プリ・アルスエレクトロニカ」などで構成。
公式HP:https://ars.electronica.art/news/en/
会場
Ars Electronica Festival 2026
Ursulinenhof Dachboden & Hof, OK Platz 1
(Landstraße 31 4020 Linz, Austria)




