現在開催中の「明和電機 渋谷工場 in CCBT」では、メディアアート史や文化史における明和電機の活動を紹介するため、ゲストを迎えたトークイベントやレクチャーを開催します。
トークイベント「メディアアート・レヴォリューションーメカ・電子デバイス系メディアアートの創生」
ゲスト:八谷和彦(メディアアーティスト)、楠見清(美術評論家)
1990年代のメカ・電子デバイス系メディアアートの誕生を振り返りながら、現在まで続く、テクノロジーとともに進化を遂げるアートシーンを紹介します。
明和電機がデビューした1990年代前半のアートシーン。iモードやインターネットなどのIT革命の加速とともに、アーティストの活動にも、手段や方法・居場所としてのテクノロジーが広がりました。当時、明和電機が巻頭を飾ったBT美術手帖の特集は「メディア・アート・レヴォリューションーアート・IT・革命」(2000年11月号)。
今回の関連トークでは、編集者としてこの特集を企画した美術評論家の楠見清さんと、メディアアーティストの八谷和彦さんをゲストに、1990年代前半の日本のアート・シーンを振り返ります。八谷さんによる当時のお宝映像の上映や、楠見さんによるアーティストが発刊したzineなどの紹介も必見!
レントゲン藝術研究所、ギンブラート、新宿少年アート、ソニー・アートアーティストオーディション、テレビ番組でのアート特集。そこには、現代のアートシーンにもつながる源流が見えてくるはず?!