シンポジウム「匂いが意味をもつとき~美学×化学×デジタル技術の視座から~」(上田麻希「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」関連)

2025年度のCCBTアーティスト・フェローである、嗅覚アーティスト・上田麻希のプロジェクト「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」における活動の一環としてシンポジウムを開催します。嗅覚分野の第一線で活躍されている方々をゲストに迎え、上田麻希とともに意見を交わします。どなたでも、ぜひお気軽にお越しください。 2025年度 CCBTアーティスト・フェローである上田麻希によるプロジェクト「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」では、シンポジウム「匂いが意味をもつとき〜美学X化学Xデジタル技術の視座から〜」を開催します。 歴史的に嗅覚は、視覚や聴覚に比べて劣った感覚と認識され、長らく軽視される傾向にありました。しかし近年、美学や芸術実践における嗅覚表現の広がり、化学的研究による知見の深化、さらにデジタル嗅覚技術の進展が注目を集めています。 本シンポジウムでは、目には見えない匂いの感覚が、私たちの生活や文化にどのように関わり、今後どのような可能性を拓いていくのかを考えます。登壇者には、美学の視点から芸術における嗅覚表現を論じる岩﨑陽子氏(嵯峨美術短期大学教授)、化学の視点から匂いを感じ取る仕組みとその意味を紹介する東原和成氏(東京大学教授)、そしてデジタル技術の視点から空気や匂いの記録・再現に取り組む氏本勝也氏(株式会社リコー)を迎えます。 匂いを日常の刺激や癒しにとどめず、美学・化学・テクノロジーをつなぐ新たな切り口として議論を展開します。 どなたでもお気軽にお越しください。 *株式会社リコーによるFAIMS(デジタル嗅覚)のライブ計測デモンストレーションあり プロジェクト「Olfacto-Politics: The Ai … 続きを読む シンポジウム「匂いが意味をもつとき~美学×化学×デジタル技術の視座から~」(上田麻希「Olfacto-Politics: The Air as a Medium(嗅覚の力学 〜メディウムとしての空気〜)」関連)