2024年度 CCBTアーティスト・フェローである、市原えつこによる展覧会「ディストピア・ランド」を開催します。会期中は、来るべきディストピアの社会を共に考えるレクチャーシリーズや、共創ワークショップなど関連イベントも盛りだくさん。 最悪な時代に、人はどのようにしぶとく生きられるのか?これまで日本の文化や習慣、信仰を独自の視点で読み解き、テクノロジーとの融合によって新たな価値観を提示してきた市原えつこが、CCBTアーティスト・フェローとして新たなプロジェクト「ディストピア・ランド」を展開しています。「混沌の時代を生きる私たちに必要なのは、まやかしの明るい未来像ではなく、どのような絶望的な未来が到来したとしても生き延びていけるしぶとい精神性なのではないか?」という問いのもと、「ディストピア」を予知し思い描く行為の逆説的な前向きさに着目し、市民とともに虚実が入り混じる未来像を構築するとともに、本プロジェクトを通じて、多様な課題を抱える現代社会について、不確実な未来への耐性を得ることを目指します。 展覧会「ディストピア・ランド」では、突然変異で一つ目に生まれたヤギを信仰する教団のイメージビデオ、苦難を生き抜いた市民たちによる民謡を踊り歌い続けるロボット、見たこともない生物など、奇想天外な未来の世界が描かれます。ディストピアの世界となったパラレルワールドの日本の姿を通じて、人類の愚かさだけでなく、過去の厄災や困難を乗り越えてきたしぶとさを示し、より良い未来を共に考える場を創出します。 会期中には、様々な分野の専門家を招いたレクチャーシリーズ「ディストピアの学校」や、参加者と共に「ディストピアの市民生活」を想像、創作するワークショップも開催します。テクノロジーが進化した先に待つ世界はユートピアか、ディストピアか?未来の課題に備え、共にディストピア時代を力強く生き抜くメソッドを見つけま … 続きを読む 市原えつこ 展覧会「ディストピア・ランド」
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