Future Ideations Camp { about }
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「未来提案型キャンプ(Future Ideations Camp)」を開催しています。本プログラムでは、選考を経た20名程度が、思考法を身につける講義、スキルセットをつくるワークショップ、グループワークによる協働制作を複数日にわたって行うほか、一部プログラムおよび成果展示を一般に公開します。開催毎に設定された課題について学ぶほか、グループワークを通じた協働制作により、クリエイティブなアプローチで社会課題に取り組み、未来に向けた新たな提案を創造することを目指します。
「Future Ideations Camp Vol.2|setup():ブロックチェーンで新しいルールをつくる」
会期:2023年8月26日(土)〜8月30日(水)
成果展示:2023年8月31日(木)〜9月3日(日)13:00~19:00
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
setup(){ concept }
「setup」は、いくつかのプログラミング言語において、メインループ関数が実行される前に環境設定を目的に実行されます。今回のFuture Ideations Campでは、暗号通貨やNFT、DAOといった、近年新たに登場したブロックチェーンに関連するテクノロジーと社会課題を結びつけ、参加者が「ブロックチェーンで新しいルールをつくる」ことをゴールに設定しました。
スマートコントラクトをはじめとした関連技術は自律性や透明性が注目されていますが、それらは同時に、個人およびコミュニティの希求や願望をコードとして保存・実行が可能なメディウムとしての性質を備えています。5日間のキャンプを経て提案されたいくつかのプロジェクトは、現代社会における同一の問題へ異なる方向から光を当て、多角的な解を提案しています。
今回のキャンプでは、参加者や講師陣が節点としてつながり、新たなムーブメントをつくるための創発的で持続的な場作りを意識してカリキュラムを検討しました。構想の枠を飛び越え、実装に向けて新しい活動やコミュニティを生みだすこと。本キャンプがそのきっかけになることを期待しています。
高尾 俊介(アーティスト、ジェネラティブアート振興財団代表理事)
setup(){ curriculum }
カリキュラムsetup(){ presentation }
成果発表Participants:
- 会田 寅次郎(ソフトウェア開発者、アーティスト)
- ava(CG ジェネラリスト)
- 呉 易平(コミュニティデザイン、ユーザー体験デザイン/株式会社 Gaudiy)
- 梅田 正人
- 大久保 敏之(空間デザイナー)
- 小木 久美子(アーティスト)
- 梶野 健太郎(アーティスト)
- 熊谷 晶(ディレクター/株式会社GREENING)
- 坂村 空介(Generative Artist 、東京都立大学生)
- Samuel YAN(クリエイティブコーダー、東京都立大学大学院生)
- sawako(サウンドアーティスト)
- 庄野 祐輔(編集者、デザイナー)
- 鈴木 由信(テクニカルディレクター)
- 髙橋 隆太(或)
- 田島 琢巳(デザインエンジニア)
- 田仲 巧(デザイナー、ファウンダー)
- TAMAFREEDOM(Web3プロデューサー)
- teshnakamura(ジェネラティヴアーティスト)
- 寺江 圭一朗(美術作家)
- 當間 知明(エンジニア)
- 羽生 和仁(アートコーディネーター、 知財アドバイザー)
- 森 達哉(東京大学大学院生)
- 來迦 結子(現代アーティスト)